本日は先ほど、今週月・火・水と3日続けての工事の竣工検査が終わりました。
この2ヶ月間休みなく突貫工事で仕上げてきた成果を、発注者の検査監に検査評価していただきました。
多少残工事があるにせよ、何とか完成に漕ぎ着けました。発注者監督員をはじめ関係官庁、並びに弊社社員さんのご努力に感謝申し上げます。
検査の中で良否に関わりなく様々なご評価をいただきました。本日の検査監のお言葉がとても感銘を受けましたので、ご紹介したいと思います。
かつて若貴兄弟が大相撲の人気を支えていたことがありました。先に横綱になった弟の貴乃花関は土俵入りの型に雲竜型を選びました。雲竜型の横綱は比較的長命だそうです。
続いて横綱になった兄の若乃花関は土俵入りの型に不知火型を選びました。ところが不知火型の横綱は比較的短命だそうですが、こちらの型の方が由緒ある伝統的な土俵入りの型なのだそうです。
若乃花関は自身の存命への願いよりも伝統の継承に重きをおきました。また伊勢神宮の御社が20年毎に建て替えられるのは建築技術の伝承のためだそうです。
私たち土木技術者も、先達より受け継いできた土木技術の継承を決して惜しんではならない、その努力を重ねて欲しいとのことでした。やはり私たち土木屋しか持ち得ない技術を子々孫々にまで伝えていこうと思います。
明日は、本年度を締め括る栃木県子ども総合科学館の検査です。その後は栃木県青年経営者連絡協議会の役員会が宇都宮で行われ、自分への慰労でに思いっきり泥酔してくる予定です。

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