温泉美味しんぼ

さらに少し下った後、西へ向かい下田市にある昭吉の湯を訪問しました。浴室のある建物に上る前に家の呼び鈴を鳴らして、入浴料を支払います。あのおじさんが昭吉さんなのでしょうか。浴場は屋根付きの露天風呂のみですが、泉質はアルカリ性単純泉でぬるぬる系です。源泉はもう少し熱めのようですが、浴槽の温度はほぼ適温でした。入口で少し話しかけてこられた男性が母親に作ってもらったというおにぎりとイカを分けていただきました。そういえば、手作りのおにぎりを食べるの久々だなあ。ということで、少し清掃不足の気はしましたが、イメージは良くなりました（笑）。

昭吉の湯
住所　静岡県下田市横川１０６６−２４
電話　０５５８−２８−０４５７
料金　５００円
時間　１０：００〜２０：００

朝出発、東名→小田原厚木道路→箱根新道から伊豆へ。少し観光もしながら南へ下り、湯ケ野温泉・伊豆の踊り子ゆかりの宿福田家を訪問しました。「伊豆の踊り子」に登場する宿とのことです。榧（かや）風呂か露天風呂のどちらか一方に入浴すれば７００円、両方入浴すれば１０００円になっています。外は雨だったので、今回は榧（かや）風呂のみの入浴にしました。浴室は貸し切りにしてくれます。脱衣場から浴室に入り、少し階段を下ります。含食塩芒硝泉ですが、それほどくせを感じない温泉です。飲泉もできます。浴室の雰囲気も良く、気持ちよく入浴できます。明治時代から続いているとのことで、風格さえ感じられます。ここは結構気に入りましたね。

湯ケ野温泉・伊豆の踊り子ゆかりの宿福田家
住所　静岡県賀茂郡河津町湯ケ野２３６
電話　０５５８−３５−７２０１
料金　７００円（榧風呂か露天風呂のどちらか一方）
時間　１０：００〜１７：００

夜、品川区まで遠征、といってもそんなに遠くないんですが、戸越銀座温泉を訪問しました。陽の湯と月の湯が日替入浴になっています。本日は男性が陽の湯です。浴場は下の階が軟水風呂で上の階は黒湯の露天風呂になっています。露天ぶろはテレビを見ながら入浴できます。ちょうど「エンタの神様」が放送されていたこともあり、露天風呂は混んでました。お客さんが多いせいか、少し塩素臭が気になりましたです。でも、設備を考えると、東京で銭湯料金で入浴できるのはなかなか魅力かも。

戸越銀座温泉
住所　東京都品川区戸越２−１−６
電話　０３−３７８２−７４００
料金　４３０円
時間　１４：００〜２５：００

夜帰宅後、大田区の黒湯銭湯訪問で京急六郷土手駅の近くにある六郷温泉を訪問しました。内湯とサウナの施設で内湯は５つの浴槽があり、そのうちの３つに黒湯が注がれています。２つはやや熱めの湯で１つは水風呂です。大田区の黒湯としてはそれほど濃くはなく、座って入浴しても太ももが見えます。サウナと黒湯水風呂の往復がなかなか心地よいです。サウナは銭湯としては広めでくつろげるかと思いましたが、なかなか熱く、長居はできませんでした。サウナの前には休憩スペースとケアがうれしいところですね。

六郷温泉
住所　東京都大田区仲六郷４−１９−２
電話　０３−３７３１−００２４
料金　４３０円
時間　１０：００〜２３：００

行きに長岡で借りたレンタカーの返却は越後湯沢です。ということで締めは越後湯沢温泉・雪国の宿高半を訪問しました。この宿は文豪・川端康成が「雪国」を執筆した宿としても知られています。宿には執筆した部屋が保存されており、見学することもできます。泉質はアルカリ性単純泉ですが、ほのかな硫黄臭を感じる温泉はややぬるめでとても気持ちいいです。お湯の中でとき卵を入れた様な湯花が咲くことから、別名「卵の湯」といわれているそうですが、残念ながらその様子は確認できませんでした。しかし、天然湧出の温泉をそのまま注いでいるので、鮮度は高く感じられました。女湯には露天風呂がありうらやましく思いますが、ここは再訪してみたい温泉です。

越後湯沢温泉・雪国の宿高半
住所　新潟県南魚沼郡湯沢町湯沢９２３
電話　０２５−７８４−３３３３
料金　１０００円
時間　１３：００〜１７：００