'07年9月27日、HONZIさんが旅立ったから一年。
早川義夫さん曰く
「HONZIが作ってくれたアルバム…」
リリースされました。
○「I LOVE HONZI/早川義夫+佐久間正英+HONZI」
…最後のステージ含むライブ音源。
1 サルビアの花(4分6秒)
2 からっぽの世界(6分58秒)
3 君でなくちゃだめさ(2分45秒)
4 パパ(4分52秒)
5 僕らはひとり(5分9秒)
6 猫のミータン(3分47秒)
7 暮らし(5分8秒)
8 父さんへの手紙(5分9秒)
9 恋に恋して(4分38秒)
10 I LOVE HONZI(4分22秒)
他にない、美しく、強く、儚く、熱く、溢れ出す、静かな爆発…
裏ジャケの、メンバーによる文章以上の言葉が浮かばないので引用してみます…
『出てくる音に一切の"迷い"が無い。曖昧に過ぎ去る瞬間が存在しない。(佐久間正英)
HONZIの音は、テクニックを披露するような音楽とは違う。
やさしい音なのに初めて聴く音だった。
意外な音なのに奇をてらうわけではない。
かすかな音もよく聴こえ、激しい音もうるさくない。
常に歌を生かし、自分を主張するというより、降りてくる音を受け止め、奏でているだけのようだった。
悲しみと優しさに包まれている、たましいそのものだった。
「HONZIの音ってシンプルでいいね」と言うと、「シンプルが一番むずかしいもの」と言った。
もう、逢えないわけではない。
HONZIに話しかければ、HONZIは笑ってくれる。
これからも、きっとそばで見守ってくれる。
見えないもの、聴こえないものが音楽なんだということを僕はHONZIから学んだ。
「HONZI、ありがとう」。(早川義夫)』
