新作『ノストラダムス』に感激して以来、Judas Priestばっかり聴いています。
…とは言っても私が持ってるのは…
『運命の翼('76)』
『背信の門('77)』
…の2枚だけなんですけど。。。それと、『ノストラダムス』。(もちろんほとんど聴いた事はあります…)
「ヘリオン〜エレクトリック・アイ」の必殺メドレーで幕を開ける『復讐の叫び('82)』もカッコいい!って思いますが愛してるのは圧倒的に2nd〜3rd…バンド・ロゴと言い、美しいジャケ(機械獣神系ジャケはあまり好みじゃない…)と言いこの2枚は彼等の歴史の中で特別な作品です♪
世間的に評価の高い『ペインキラー』もあんまり好きじゃないので、“メタル・ゴッド”なJudas Priestを信奉してる訳では無いのかも?
ドラマティックに展開する美しい旋律、荘厳な雰囲気のハード・ロック…私の愛してやまない音楽。
○『Sad Wings of Destiny』
リフの一つ一つはシンプルながら(ジューダスはシンプルでキャッチーで超カッコいいリフの宝庫)劇的に展開しまくり重厚な世界を構築。
もう、それは1曲目「Victim of Changes」から爆発!
特に圧巻は前述の私の愛してやまない音楽の要素を全て含み、ストーリー性までをたったの2:49(!)で表現し切った…
「THE RIPPER」!
ロブのハイトーン・シャウトも絶頂!
ジューダスでは珍しいピアノが美しい曲も数曲。
ちょっとQueenっぽいバラード「墓碑銘(エピタフ)」大好き♪
○『SIN AFTER SIN』
ドラマティックなハード・ロックを思う時、先ず頭の中に鳴り響くのが本作品の1曲目…
「SINNER」
…のBメロ〜サビ〜展開の下りです♪
展開のトコのVoが“ただのデブ”(GOD OF DEVIL)って連呼してる様に聴こえる以外(それはそれで面白いけど・笑)は、イントロのギタージェットノイズからエンディングのティンパニーまで完璧な、あまりにも完璧なドラマティック・ハード・ロック♪
この1曲だけでも名盤確実なのに続々名曲が飛び出す!
ジョーン・バエズの曲を様式美ハードに仕上げた
「DIAMONDS AND RUST」
、ヘヴィーメタルの狼煙を上げる
「STARBREAKER」
「DISSIDENT AGGRESSOR(異端からの反撃)」
、ちょっとジミヘンのバラードっぽい…そしてロブの深遠な中低音Voが美しい
「LAST ROSE OF SUMMER(最後の夏のバラ)」
、神聖な雰囲気のツインギターから一転疾走メタル・チューンに移行する
「LET US PREY/CALL FOR THE PRIEST」
(間奏でイントロのツインギターがリプライズされる展開に泣く)…などなど。
あああ、やっぱり好き過ぎる!
メンバー移行期の為セッション・マンとして全編で素晴らしいプレイを披露しているサイモン・フィリップスのテクニカルで重厚かつ疾走するドラミング(白いコブハムと噂されただけあってテクニカル系屈指の重厚さ)も本作品のクォリティを高めに高めてます♪
改めて感じたのは、ロブのVoが大好きって事。
基本的に綺麗で艶があって奇妙にぶっ飛んだVoが好きみたい。