Test run for the special steam train of JR Suigun-line's 80th anniversary.Steam locomotive class C61 pulled four coaches between Mito and Hitachi-Daigo(Ibaraki Prefecture).
11月28日に続いて、12月2日に再び水郡線へ。前回と同様、知人のS氏の運転するクルマで出かけました。今回は彼の知り合いのドイツ人鉄道ファンも同行し、国際色豊かで賑やかな撮影行となりました。
まずは、上菅谷の先にある踏切付近で、常陸大子からやってくるディーゼル機関車DE10を先頭にした列車の撮影からです。

以前なら、どうということのない列車ですが、客車列車がほぼ全滅した今となっては、往年を偲ばせる貴重な編成ですね。蒸気機関車C61は最後尾にぶらさがって水戸へ向かいます。
この列車を追い抜いて、再度常陸津田の築堤で捉えた後、昼食を済ませ、再び先ほどの踏切へ。
前回同様、C61を先頭にした試運転列車を撮影しました。同じような写真が撮れるかと思いきや、風が強かったので、この日は煙が流れてしまいました。前回の写真と比べていただけると面白いかと思います。

28日は、このあと常陸大宮で停車するSL列車を追い抜いて、常陸大宮発車後の雄姿を撮影しました。ドイツ人ファンの要望に応えて、同じ場所を目指したのですが、カーナビの調子が悪いせいもあって、道を間違えたりして、この日は間一髪間に合いませんでした。

ポイント付近の踏切を通過する列車をクルマの窓からとっさに撮ったのみ。残念!
気を取り直して、前回同様、玉川村駅発車後の勇壮なシーンの撮影に向かいます。晴れていたせいか、前回以上の人出でした。全く同じではつまらないし、光線状態のせいもあって、やや異なった場所から撮影してみました。

さらに、列車を山方宿あたりで追い抜き、下小川の先で再び捕えましたが、ここは煙をほとんど吐かずがっかり。もう一度追い抜いたので、奇跡的に上小川手前の第2久慈川橋梁を渡る列車を捉えることができました。

煙が流れて、客車はよく見えませんでした。
列車は上小川で10分停車。追い抜くのはたやすく、袋田あたりで撮影することにしましたが、場所を探すのに手間取り、かろうじて鉄橋を渡る列車をサイドから撮影するにとどまりました。本当は、順光側から撮りたかったのですが、反対側からとなりましたが、これはこれで気に入っています。
追いかけは、これにて終了。あとは前回同様、常陸大子での入換シーンを撮って、帰路につきました。
本番は、12月5日〜7日の3日間。平日の試運転でさえ、かなりの人出でしたから、週末でもある本番は大変な混雑でしょうね。2日も撮影できたので満腹状態。家で大人しく過ごしましょうか(笑)
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こうしたSLイベント列車については、拙著『
旅が10倍面白くなる観光列車』(平凡社新書)をご参照ください。

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