ヨーロッパ鉄道旅行写真デジタル・アーカイブス 2001年夏、ドイツ&チェコ、その10
チェコの温泉保養地カルロヴィ・ヴァリは、歴史の街で、かつてはドイツ名カールスバートとして知られていました。観光地でもあるので馬車が闊歩していましたが、クルマよりも雰囲気があります。

歴史ある温泉保養地なので、昔から王侯貴族や芸術家がヨーロッパ各地からやってきました。その一人がゲーテ。何度も逗留したようで、彼の定宿だった建物には、その旨が記されていました。
ゲーテが、この地でベートーヴェンに会ったのも有名な話です。ベートーヴェンは、私とさくらこさんが泊まったグランドホテル・プップに滞在したとか。記念碑があったようですが、見逃してしまいました。彼には、ここでいわゆる「不滅の恋人」と逢引したとの説もあるようですが、確かなことは分かっていません。
ほかには、チェコを代表する作曲家ドヴォルザークも滞在したようで、公園内には記念の銅像が立っていました。

この公園の脇に、飲泉スポットのひとつサドヴァー・コロナーダがあり、その建物の回廊は芸術的なものでした。
さて、ちょっと気分を変えて、ケーブルカーで小高い山に登ってみました。

山の上から眺めたカルロヴィ・ヴァリの街並みも素敵でした。
<参考>
ヨーロッパ鉄道旅行写真 デジタルアーカイブス、ポータルサイトは、
こちら


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