10月14日は「鉄道の日」。その近辺で鉄道にかかわる様々なイベントがあります。都立H高校鉄道研究部OB会もそのひとつ。四半世紀前に私が勤務していた学校で、鉄道研究部の顧問だったのです。
今年は、流鉄流山線と関東鉄道竜ケ崎線というマニアックな小さい鉄道を訪問するとのことで、まずは集合場所の馬橋駅(千葉県松戸市)へ。東京メトロ千代田線の電車が、そのままJR常磐線各駅停車となり、松戸駅から2つ目の駅です。
集合時間よりもかなり早く着いたので、JR馬橋駅のホームから、行きかう電車を撮影してみました。すると、常磐線では見慣れない車両が通過していきました。

普段は、東海道本線で伊豆方面への「踊り子」として活躍している185系電車です。たまたま臨時の我孫子発伊豆急下田行きの「踊り子161号」が運転される日だったので、車両基地から始発駅の我孫子まで回送(送りこみ回送といいます)として走っていたものです。上野東京ラインが開通して可能となった列車ですね。
さて、時間になったので、常磐線の脇にある流鉄流山線のホームへ。首都圏の駅では、今どき珍しく自動改札ではありません。もちろんSuica、PasmoといったIC乗車券も使えません。

流鉄の1日乗車券を購入し、いざ流鉄のミニトリップに出発です。

元西武鉄道の電車に乗って、ガタゴト揺られ、15分ほどで、あっけなく終点流山到着です。

駅近くの陸橋から電車を撮ったり、ホームから良く見える小さな車両基地を眺めたり。ただ、これだけで戻るのも何なので、駅近くの新撰組近藤勇陣屋跡へ。

H高校の裏には、同じ新撰組の土方歳三の墓がありましたから、ちょっとした縁を感じました。
昼食後は、流鉄で戻り、馬橋の手前の幸谷(こうや)で下車。マンションの1階が駅になっているという面白い構造です。
幸谷駅の目の前がJR新松戸駅。常磐線に乗り換え、柏、取手経由で佐貫へ。関東鉄道竜ケ崎線に乗ります。駅は、常磐線の駅の脇にあるホテルの1階。これもユニークですね。
30分に1本の列車(ディーゼルカーです)発車まで時間があったので、駅近くの踏切で到着を待ちました。やってきたのは、週末限定で走っているレトロな車両。ラッキーでした。
乗れば、あっけなく7分で終点竜ケ崎。駅近くの陸橋から発車や車両基地への回送などを撮って楽しみました。
盛りだくさんの内容で、あっという間に夕方に、流れ解散となりましたが、柏からちょっとだけ東武野田線に乗り、流山おおたかの森駅からTXこと「つくばエクスプレス」を利用して帰途につきました。

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