講演の仕事で名古屋へ行ってきました。日本熱傷学会というお医者様の学会での招待講演でした。講演は木曜でしたが、前日の水曜の夜に懇親会があるので、そちらにも出席を要請されました。夕方に名古屋入りすればよいので、東海道新幹線で行くのはやめて、北陸新幹線+中央西線の特急しなの、という回り道ルートで行くことにしました。
酔狂のようですが、リニューアルされた長野駅を見ておきたいという取材を兼ねていたのです。
北陸新幹線は「かがやき」や「はくたか」ですと乗り過ごすかもしれないので(笑)、あえて長野行きの「あさま」にしました。といってもE7系でしたから、不満はありません。
長野駅に到着すると、まず新幹線ホームの駅名標に目が行きました。

3月の金沢延伸開業までは、左下が空欄でしたが、しっかり飯山の駅名が入っていますね。長らく長野駅が終点でしたが、とうとう中間駅になってしまったのですね。
ぐずぐずしていたら、後続の金沢行き「かがやき」が到着。一方、飯山方面からは、東京行き「はくたか」が到着しました。

上下列車が相次いで到着。それと上りの長野始発「あさま」が並びました。
さて、改札を出て外へ。少々蒸し暑い日でしたが、リニューアルされた長野駅舎を見てみました。

特徴ある寺社風の駅舎が取り壊されて以来、何の変哲もないつまらない駅舎でしたが、久しぶりに特色ある建物となりました。善光寺の山門をイメージし、12本の列柱で大庇(ひさし)を支えているとのこと。柱は長野市内で伐り出された杉材で化粧されています。近づいて、庇の真下から見上げてみると、立派な造りだということが分かります。

乗り継ぎ時間は1時間しかなかったので、在来線ホームへ。改札口を通り、ホームへ降りようとすると、階段の真上の壁には面白いイラストが描かれていました。

牛に引かれて善光寺参り、北アルプスなど長野県内の名所が数多く登場します。丹念に見ていると列車待ちの時間つぶしになっていいみたいです。
ホームに降りると、在来線の駅名標も変わっていました。

北長野方面は、JR信越本線ではなくなり、しなの鉄道北しなの線に変換されました。それで、JRカラーである緑から青に変わったのですね。
そして名古屋行き特急「ワイドビューしなの」に乗車しました。

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