私が連載を担当している総合情報サイトAllAbout「鉄道」の6月の記事は『群馬の鉄道博物館「碓氷峠鉄道文化むら」に行こう!!』です。
記事については、
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この記事では掲載できなかった「文化むら」に保存されている車両の写真をお目にかけましょう。いずれも懐かしいものばかりです。
まずは、ゆかりの車両から。
横軽(横川〜軽井沢)の華だった特急「あさま」189系の先頭車です。

そして、横軽といえばEF63形電気機関車。AllAboutの記事でも、保存機と現役時代に「あさま」を先導する姿を公開しています。文化むらには、さすがゆかりの機関車だけあって何両もいます。ここでは、珍しい茶塗りの1号機をご紹介します。

鉄道文化むらの特色は電気機関車が多いこと。この地域にゆかりはなくとも、旧国鉄で活躍した珍しい電気機関車が集められています。

ステンレスの電気機関車EF30形は関門トンネルで活躍したもの。下関〜門司だけですが、ブルートレインも牽引していました。ちなみに写真左に見える客車は12系改造のお座敷客車「くつろぎ」で、車内は休憩室になっていました。
珍しいと言えば、正面がゼブラ塗りのEF59形。これは、山陽本線の難所である瀬野〜八本松(通称セノハチ)で用いられた機関車。横軽のEF63同様、峠の後押し用補機でした。
次は、ディーゼル関係。機関車では、除雪用がメインだったDD53形。日本型では珍しい箱型でした。

おなじみのDD51ですが、1号機だけは風貌が異なっていましたね。

ディーゼルカーでは、通勤用キハ35の異色車ステンレス車両が目を惹きます。もっとも後になって朱色に塗られてしまい、このような形で、八高線あたりで見かけました。
博物館といえば、SLがつきものですが、意外にも、ここではD51の1両だけ。しかし、煙突とドームが一体となったナメクジ形の異色機なので、一見の価値があります。
まだまだありますが、キリがないのでこの辺で。首都圏の方は、一度お出かけになってはいかがでしょうか?

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