今年も都心にある千鳥が淵の桜を見に連れと出かけました。3月末の週末は遠出をしていたので、満開の時期より一週間遅れで、ちょっと遅かったような気がしました。それでも、年に一度のことなので、桜の木の下でランチを食べてのんびりしました。

花見は楽しいのですが、テツ分がないと物足りないと思いつつ、近くの靖国神社を通りかかったとき、ふと思い出して、C56の所在を確かめました。警備のおじさんに訊ねると大変親切に教えてくれました。敷地内の遊就館という建物の中にあるとのこと。さっそく入ってみると、入口のすぐそばに懐かしい姿を拝むことができました。デフのない、C12みたいな姿でしたが、泰緬(たいめん)鉄道(=タイとビルマを結んでいた鉄道)はこの姿で走っていたみたいです。

運転台下の「七」というのは能登の七尾機関区所属だったことを示しています。そこから戦地へ赴いたのですね。

ともあれ、本物のSLを見られて(静態ですが)ちょっぴり満足。やはり、「花より機関車」ですね(笑)。

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