久しぶりにワーグナーの毒をあおったためか、その後、暇さえあれば「タンホイザー」のCDを聴いております。バレンボイム指揮のベルリン・シュターツカペレのTeldec盤ですが、ジャケットが気に入っています(笑)。一見、タンホイザーと何の関係もなさそうで、実はヴェーヌスベルクのもうひとつの意味を表しているという意味深なものです。
そういえば、ゼンパー・オペラは、1998年と1999年にドレスデンを訪れた際、赴いたのですが、夏季休業中で中へは入れずじまい。今回、来日公演とはいえ、やっと聴けたことになります。当時の写真は、拙著「列車で巡るドイツ一周世界遺産の旅」(角川oneテーマ21)に所収されています。