その後、皆さん元気でしょうか?
今日も、聖書から、永遠の希望である、イ
エスの愛(ゴスペル)を、一生懸命書かせて
ください。うぅぅ、今日は、かなりテンショ
ン高いみたいですが、それに、長いのです!!
神の愛を長い間伝えさせていただいた私の、
いくつかのことに関して、今感じていること
です。
『新しい時代』
古い時代は過ぎ去り、新しい時代が始まっ
ています。昨日はもう過去で、昔になり、今
を生きる私たちは、前を見て走ることを真剣
に考えさせられます。『十分蓄えはある。何
も心配しないで、安心して、ゆっくり余生を
過ごそう』は、揺り動かされます。明日は分
からないこと。ましてや、来年はこうもしよ
う、ああもしよう、などは、愚かな思いだっ
たことに気づかせられる時代です。社会のこ
ともそうですが、自分の命、また自分の人生
のことも、その展開は分からないのです。コ
ロナが始まるはるか前から、時代の変化は起
こっていましたが、今、そのことが、もっと
はっきり感じられるようになったと思います。
わきまえのない者の背信は自分を殺し、
愚かな者の安心は自分を滅ぼす。
(ソロモンの箴言 1:32)
さあ、安心して住んでいるのんきな国に
攻め上れ。──主(天と地の全てのものの
造り主なる神)の御告げ。──そこにはと
びらもなく、かんぬきもなく、その民は孤
立して住んでいる。
(預言者エレミヤ 49:31)
まさに、これは日本のようです! しかし、
皆さん、私たちはそうであってはいけませ
ん!! 絶対いけません!!
これは、神に背を向け、神に逆らって生き
ていた人々に対して、預言者エレミヤを通し
て告げられた神の裁きの言葉です。いつの時
代も、神は、人々に警告を与えるために預言
者を送ったのです。今もそうです。イエスの
ゴスペルを伝える者は預言者の霊をもらって
いる者です。しかし、預言者や伝道者は先生
ではありません。彼らは、神の言葉を人々に
伝えるよう神から役目をもらっているのにす
ぎません。同じ人間です。人が、神を求め、
神と共に歩むように伝えているのです。
『イエスが土台』
真の神(イエス)の愛を感謝して受け取り、
罪を赦され、神の子どもとして、神と一緒に
進むなら、たとい何が起こっても大丈夫です。
永遠に無くならない望みを頂いたからです。
この世のどんな邪悪な者も、その人に触れる
ことはできません。神の守りがあるからです。
神が与えてくださる力よって、神が喜ばれる
ように生きるのです。そうすれば、揺るがさ
れることはありません。悪い者の力は、今回
コロナを使って、人々を揺さぶっています。
土台がないなら倒れます。肉体を殺しても、
たましいを殺すことができないものを、恐れ
ることはありません。天と地の全てのものを
造られた神イエスに立つなら、揺るがされる
ことはありません。この方以外に土台はあり
ません。土台無しでは、皆倒れます。
『変化してきた日本、世界』
増える人間関係の不和、友達や隣人との関
わりのさらなる減少、社会経済の困難、生活
の経済苦、事業の破綻、職の減少(国内で外
国人に与えられた多大な職で、自国の人の仕
事の大減少)、仕事がない、仕事に就けない。
まだある仕事は地方自治体が決めた最低賃
金・1 時間 850 円前後の仕事等(県によって
異なる)。子供が二人いれば共稼ぎでも生活
困難、小中学生の7人に1人が、おなかをす
かせたまま寝るそうです。十分食べ物がない。
えーーーーっ!! それって、アフリカやアジ
アの後進国のことでしょう??? いいえ、わ
が国、日本です!! 新しい時代です。変化し
てきた、変化させられてきた日本です。ほん
のこの 20 年くらいの間に変わってきた日本
です。相対的貧困層家庭 15.6%、7世帯の
うち1世帯!(相対的貧困率:収入が国の所
得の中央値の半分以下の世帯)日本人全体の
年収中央値 370 万円です。その半分は 185
万円。この年収以下の収入の世帯が、日本全
体の 15.6%なのです。貧困国日本です。お
なかをすかせたまま床に就く子どもたちの数
がどれだけか? びっくりでしょう!!
『不安』
この2年近く、テレビ・ラジオで毎日長時
間報道されるコロナ問題で、多くの人の心は
不安に不安、そして、また不安。マスコミに
動揺、影響されやすい私達日本の民は、今ま
で通り、自分の考えで人生を進むということ
はほどんどしないで、周りの人に、また、他
の皆に合わせて生きているようです。
『皆もするから』
今、これを書いていて、日本人を良く表し
ている昔聞いた話を思い出しました。それは
ジョークでしたが、当たっています。
あのタイタニック号が沈むときのことで
す。(これを引用することで、私は、決して、
あの時の惨事を笑っているのではありませ
ん。ご理解ください。)
船が沈み始めると、船内アナウンスがされ
た。『この船は沈むぞ!』『救命ボートに乗
る人数は決まっています!』『子ども達と女
性が先に救命ボートに乗ります』『乗れない
人は、タイタニック号に残ることになりま
す!』。
もちろん男だって死にたい人は誰もいませ
ん。ある英国の男性が、救命ボートに乗る人
を援助してる係の人の所に走ってきて、『俺
も乗せてくれーー!』と叫びました。すると
係の人が、『あなたね、もし、ここで、あな
たが他の人々の為に船に残って命を捨てるな
ら、あなたは英国で、英雄になるんですよ。』
『えっ? ここで命を捨てるなら、国の英雄に
なれるんですか? それでは、残ります!』
と言ったそうです。
次に、ドイツ人がその同じ係の人の所に来
て、『俺も乗せてくれーー!』と叫んだ。す
ると係の人が、『あなたね、こういう状況の
時は、子どもと女性が先に乗り、乗れない男
性は船に残るって、ほら、契約書で、既に、
うたわれているでしょう?』と言って、それ
が書かれている甲板の壁を見せました。する
と、そのドイツ人は、『あーそうですか。最
初から、契約書に、そのように、うたわれて
るんですか? それでは、船に残ります。』と
言ったそうです。
次に日本人がやって来て『俺も乗せてくれ
ーー!』と叫んだ後に、係の人が、『あのね、
あなたね、男は、他の人も、み〜んな、船に
残るんですよ。』と言ったら、その男性が、『え
っ? 男は他の人も、み〜んな! 船に残るん
ですか? それじゃあ、私も残ります。』と言
ったそうです。 3
自分の考えで人生を決めていくなら、とも
すれば、協調性がないとか、自重してもらわ
ないと、と、上の人や周りの人から、やり玉
に挙げられるのです。『礼儀に反してやると
いうのじゃあなくても』、また、『悪くてもや
るというのじゃあなくても』、皆がやるから
自分もそうすると決めて生活している人は、
自分の考えと自分の意志で生きようとするそ
のような人を批判したりいじめたりするので
す。
『私が、それでした』
12 月のレターにも書きましたが、特に私
たち日本人は、一般的には、他の人とコミュ
ニケートするのは苦手だし、できるなら、知
らない人とは関わりを持ちたくない国民だと
思います。『めんどくさい』その事も大きな
理由となって、他の人がどのような考えを持
っているか、また、どのような人であるか、
知らないままで、ただ、皆もやるから私も一
緒にそうする、というような、考えになって
いったようです。
他の人とコミュニケートしないことで、自
分の意見や考えを、平常心で他の人に言えな
い、また、他の人の意見を素直に聞けない、
意見が違っても当たり前なのですが、意見が
異なることで、もう嫌になる、言い争いにな
る、で、黙る。それは、意見が違うからとい
う理由もありますが、人間性の問題かも。忍
耐や寛容、親切や謙遜、そのようなキャラを
持ち合わせていないからかもです。
これを書いている私ですが、恥ずかしなが
ら、自己中でわがまま、そのようなキャラは
持ち合わせていない、不面目極まりない男で
した。
『コミュニケーションはマスト』
他の人とコミュニケートしないということ
で、自分たちが、どれだけ大きな問題に入っ
ていくことになるか気が付きにくいのです。
その状況は、もちろんマスコミにも、簡単に
影響されやすい社会やグループ、また、国を
作ると思います。私は天と地の全てのものを
造られた造り主なる神であり、全知全能の神
の愛と望みを頂いている者として、今、すで
に始まっているこの新しい時代の中で、人々
が本当の望みを知らないなら、また、求めな
いなら、これから先、何かはっきりは分かり
ませんが、大きな問題の中に入り込んでいく
状況になると強く感じているのです。
『望み』
しかし、かりに何が起こっても、また、何を
起こされたとしても、天と地の全ての造り主
なる神は、まだ、その上で支配しています。
だから、大丈夫です。しかし、その方を人は
知るべきです。大きな問題が起こる事は避け
られないと思いますが、その、患難の中で、
神の愛と力で堅く立たせてもらえます。それ
が望みです。
『スーパーで気が付くこと』
夜7〜8時のスーパー。弁当やお寿司、あ
らゆる惣菜や出来合いの食品のパッケージに
貼られる『半額!』のシールが貼られるの
を待つ多くのお客さん。私もその一人です
が。あっという間に、商品はなくなり、今で
は、『半額』シールは少なくなり、『20%引き』
のシールがほとんど? 半額にしなくても売
れる?
大型薬局、ドラッグストアー、100 均でも、
食料品を売る。スーパーよりも安い。駐車場
は、交通整理のおじさんがだいたいいつもい
る。ほんのこの 20 年くらいの間に変化した
日本です。
『無くならないもの』
何不自由なく、郊外に新しい家を持ち、『う
ちんちね、車3台もあるのよ。一人に1台ね』、
『好きなものを、好きな時に、好きなだけ!』
それが、すばらしい充実した人生! という
考え方になっていき、それが、しばらくの間4
だけ続いた時代でした。『そんな考え、どっ
から来たん????』
現状は変わらないで、このままずーーっと
行くということはありえないのです。全ては
変わるのです。経済も、貯金も、右上がりは
いつまでも続かないのです。全ては変わるの
です。しかし、いつまでも変わらないで、そ
して、無くならないものが一つあります。そ
れは、天と地の全てのものを造られた神と、
その方の愛、そして、神の約束であるゴスペ
ル、永遠の命の望みです。それらは目には見
えないものです。しかし、それ以外の目に見
えるものは、全て変わり、また、無くなります。
『他人干渉学』
コミュニケートが苦手なことで、自分の意
見をはっきり言わない、また、周りの人に嫌
われないために、周りに合わす文化。日本に
は強くあります。ある意味、今、仕方のない
事かもしれませんが……。
空気読め、いじめ、無視、ムカつく、等々等。
平気で人に対して言ったりやったりする風潮
が、この半世紀くらい続いています。ゴール
デンタイムに放映される、お笑い番組なんか
で、公然と人を批判したり、人の失敗を公然
と笑ったり、バカにする。個人的なことを平
気で悪く言う。髪の毛、眉毛、鼻の形から口
紅の色等々を引っ張り出して笑いのネタにす
る。その番組を見る人は、学費無しで、人に
意地悪することや、悪口を言うことを習う。
それが、日本中で毎晩です。しかし、それが
嫌いな人もいるのです。すると、『空気読めよ。
空気読めないのか?』『そんなことも知らな
いのか』などと言われる。テレビ番組で習う、
他人干渉学。それが社会を作っています。そ
れが、国を作っています。
だから当然、多くの人は、人との関係がう
まくいかない。学校でも、職場でも、『私、
人間関係が……』と、よく聞くのは、普通の
こと。
『希望につながる可能性のある変化の兆
し』どんな変化? どんな兆し?
自分に正直に、自分の意見を言い、行動を
とる兆しはあります。当面は、いつも良い結
果になるとはいえませんが……。
例を1つあげると……、
古い話ですが、私が小学生〜高校生の頃は、
子どもは、絶対学校に行く、それは当たり前。
もちろんです。でも、病気の時なんかは別で
したが、しかし、何か家庭の事情や、また、
子供の何かの理由で、学校に行けない子ども
や、また、行きにくい子ども、行きたくない
子どもはいたと思います。でも、親は、引き
ずってでも子どもを学校に行かせようとした
ようです。
で、いつごろからでしたか、『登校拒否』と、
いうのが聞かれるようになりました。『学校
に行かない!』と、自分の意思を通したので
す。親が関与しているかもしれませんが。数
は多くありませんでしたが、その言葉を聞く
ようになりました。しかし、『学校に行かな
い子どもが悪いんだ。そんなことをさせては
だめだ。』と、悪いイメージを子どもや親に
対して周りは持っていたと思います。その後、
呼び名が変わったのです。何?『不登校』こ
の言葉には、『登校拒否』に対する批判的な
響きよりも、『何か行けない理由があるんじ
ゃないの?』のような、理解するムードがあ
ったと思います。その後は、『ホームスクー
ル』『チャーチスクール』『フリースクール』
『自然学校』なども出てきました。別の兆し
ですが、かなり前から増えてきた『引きこも
り』です。長い間引きこもりになっていて、
現在では青年までの人より、壮年や 70 歳く
らいまでの年齢の人が多く占めてるようで
す。家族以外の人との関わりがない人から、
部屋から出ない、家族の人とも話さない、あ
るケースは、食べ物を子どもの部屋のドアの
外に置いて、食べ終わったら親が食器をかた
づける? エーーっですよね!! いろんな理5
由はあると思いますが、しかし、考えてみる
と、良い状況ではないのですが、昔できなか
った、昔やらなかった、『俺は、俺の意志を
通すんだ!』みたいなのを、多くの人がやり
始めた兆しに見えると私は思うのです。(も
ちろん、そのようにする理由の中には、いわ
ゆる、心の病を抱えた方々も多くおられると
思います。)しかし、これらのことを通して、
自分の考えや、自分の意志を外に出すことを、
長い時間かかって、社会が習うんだろうと私
は思います。他に似たようなことの中に、皆
で関わるマンションの管理組合とか、自治会
などで、皆さんも経験されているのかもしれ
ませんね。今までの、ただ『皆がやるから』
という考えが変わるのには、長い時間と、多
くの『ごたごた』をどうしても通らなければ
ならない気がします。
『しかし』
ここに書いたことが、「ゴスペルと何の関
係があるん???」私は、永遠の命の望みで
あるゴスペルのことを伝えたいから書いてい
るんですよね? ハイ! 望みがあるのです!!
それは、人が、誰も、周りの人からいろんな
面での影響をされ過ぎないで、自分に素直に、
正直になって、自分の意志で、自分の考えで、
事を決めていくところから、ゴスペルの望み
を知る可能性が始まるのです。もちろん、そ
うすることで、全てうまく行くとは限りませ
ん。しかし、神の愛のメッセージを聞くとき
に、その内容を、少なくとも、自分一人で吟
味して考えることができる、その必要がある
と言いたいのです。ちょっと変に聞こえるか
もしれませんが、子どものころから、わがま
まで、自分勝手で、やりたい放題だった人は、
そんな心の状態になりやすい可能性は大きい
かもしれません。『他の人について行く』とい
う経験をあまりしなかったからでしょうか。
『今、考えるのです』
人は、誰も、神からの賜物、自由意志と自
由選択権を与えられています。しかし、人
は、神に逆らった罪人です。ですから、神を
求め、神を知るまで、神に与えられた自由意
志と自由選択権を、神が望むように使えない
のです。ですから、今回書きましたが、まず、
『みんなもするからやる』というのをチョッ
ト待って、周りに合わせないで、自分一人で
考え、決めていくことを練習するのです。確
かに、これまでも、毎日の生活の中で、最後
には、全ての人が、自分で決めて生きてきた
のです。『いやだけど、そうする』というのも、
周りの人や、関わる色んな状況の中で、最終
的には、自分で決めたのです。しかし、それ
は、自分の何らかの益の為に、周りの人の影
響を受け過ぎた決断だったのです。それを、
今、考えてみるのです。
『神の解決』
皆さん、そのような長い時間のごたごたを
通って習わなくても良いのです。誰でも、心
一つでもらえる解決があります。それは、い
つもの話です。
私たち、罪人を愛しておられる神を求め、
神の愛、すなわち、私たちの罪の為に、代わ
りに父なる神から罰を受けてくださった、イ
エスの愛を『ありがとう』と、心に頂くのです。
なぜ? それは、人が持ってる、それら全て
の問題が、私たち自身の罪から出たものだか
らです。その罪を、イエスの愛をもらうこと
で赦してもらう時、全ては解決に向かいます。
もちろん、その後でも、ごたごたの中にいま
す。でも、全ての罪は赦され、罪が赦された
者として、この世で、神が望むように生きる
力を頂きます。神からの訓練はあります。な
ぜなら、罪を赦された者は、神の子どもにし
ていただいたからです。父なる神は、その子
を訓練し神が喜ばれるように、そのキャラを
変えてくださいます。神の子どもとなった後
も、人はまだ、罪を犯すでしょう。しかし、
考えてみてください。自分の子どもが、再び、
悪いことをしたからといって、自分の子ど〒744-0019 山口県下松市桜町2丁目17-24
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6
もじゃあなくなることってありますか?? な
くなるはずはありません! それと同じです。
神は、その人を、懲らしめ、鍛え、励まし、
慰め、力づけ、神が望む人に育て、神が望む
人生へと導いてくださるのです。これが、こ
れだけが、今、日本人の希望です。人類の希
望です。これ以外にはありません!
今回は、多くのことを一気に書いてしまい
ましたが、最後まで読んでいただいてありが
とうございました。皆さんが、イエス様を求
める時、イエス様が、皆さんの心に、イエス
様の現実と真理を、明確に示してくださり、
皆さんがイエス様のことを知るよう願って、
祈っています。
神は、実に、そのひとり子をお与えにな
ったほどに、世を愛された。それは、御子(イ
エス)を信じる者が、一人として滅びるこ
となく、永遠の命を持つためである。
(ヨハネ 3:16)
『ジミー』
12 月にハワイに戻って二日目、ジミーに
会いにジャンクヤードに行った。あのニコニ
コ顔を想像しながら、入り口を入ってすぐ右
にあるバスを見て、唖然!! バス全焼!! まだ
動くドアを開けて中に入った。全焼! 考え
られない! ジャンクヤードの奥にある事務
所にすぐ行ったら、デリック(ジャンクヤー
ドの責任者)が出て来て、『バス見たか?』『ど
うしたんや? 何があったんや?』話を聞く
と、その2週間前、デリックとジミーは口論
になり、ジミーは腹立つ怒りをブチマケテ、
バスを燃やしたらしい。オーナーのデイブは
ジミーを訴えはしなかったが、1年間ジャン
クヤード立ち入り禁止、カバ・バー立ち入り
禁止にした。訴えなかったのはマジ、デイブ
の優しさ。『ジミーは、どこにいるん』『知ら
ん』すぐブリキ小屋のパン屋に行って尋ねた
が、しばらく見ていないという。パホアの通
りを何度か往復したが見当たらない。毎日行
く。
4日目に、パホアの通りの歩道に他の二人
と座って、タバコをふかしていた。車の中の
私に気づいて、『オー・ノー』と言って車に
来た。『乗りな』近くの公園で事情を聞いた。
『あいつ我慢できん』短気を起こして、バス
に火を。『それって、愚かだろ!! 』そろえた物
また、全部なくした。毎晩通りに寝てるとい
う。それもいいだろうと思った。しばらく一
人で考えたらいいと。正月過ぎて、ブリキ小
屋のパン屋でジミーのことを尋ねた。数日前
見たという。三日目にジミーがパン屋の入り
口の椅子に座っていた。痩せてはいなかった。
現金は持ってないが、この前、国の食券を申
請に町に行ったので、月 400 ドルの食券を
もらってるからだ。良かった。いろいろ話し
た後、『今日、俺と働くか?』『うん』そのまま、
私の家に。この 10 日前頃から、以前住んで
いた、ヌードコロニーに住み始めた。良かっ
た。オーナーのジェイラスは前から私も少し
知ってる。私も昔、短気でいろんなことをし
たことがある。『これからも、俺と働くか?』
とジミーに言ったら、あのニヤニヤをしなが
らうなずいた。
人生、いろんなことがありますよね。どう
か、ジミ—と私の為に、イエス様に祈って
ください。お願いします。
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