2020/3/11 11:11
寂・寞 悼み

この季節になるといつも、ミモザがお好きだった方が偲ばれます…
主なしミモザの空の蒼深く 松甫
2020/1/16 16:16
あの日から25年 悼み

明日25年目を迎える阪神淡路大震災。
ご両親を亡くされた、友人藤野さんが建立された鐘の記事が、
今朝の神戸新聞に掲載されていました。
それぞれの思いと深さで迎える25年目の明日…
鎮魂の押絵千体地蔵さまをお祀りいただいている神戸の常光院様で、
私も犠牲になられた方々へのお祈りを捧げたいと思います。
2019/12/13 23:23
感謝 悼み

第2金曜、皆さんが声を失われたエコールドロイヤルでした。
ほんとなら居られるはずのお席が、突然の空席に…
35年間、押絵を愛し支えて下さった多田静甫さんの、あまりに突然の旅立ちでした。
夕べの十月桜は、お通夜の営まれたお寺での出会いでした。
長年、古代裂を使った大作ばかりを作ってこられた方です。
90歳を迎えられ、気力体力ともに、かなり衰えてこられ、小品を楽しんでおられましたが、ご家族の後押しに守られながら、前回まではちゃんと来られ、皆さまとランチも楽しまれました。
自他ともに認められる、お好みの強さとわがままを誇っておられましたが、押絵に関してはほんとに従順で、申し上げることをよく聞かれる、幼子のような可愛さがおありでした。
去年先立たれたご主人さまのお傍で、押絵談義をまたお楽しみくださいね。
長い間、本当にありがとうございました。



2019/12/12 23:23
お別れ 悼み

とあるお寺の境内に、可憐な白い花をいっぱいつけた枝が!
「十月桜」だとか
空には今年最後の満月が冴え冴えと…
逝く人の道を照らしながら、見守ってくれているようでした。
2019/9/23 23:23
五世千作(正義)先生ご逝去 悼み

長年お親しくさせていただいております茂山家の、五世千作先生のお別れに伺いました。
お知らせを頂いたとき、74歳という、あまりにも早いお旅立ちに、私共の驚きは勿論、先生ご自身の無念を思うと言葉がありませんでした。
優しいお人柄と、天に抜けるような素晴らしいお声!
それでいて、ご自宅の屋上に旗まで上げられるほどの熱烈タイガースファンという
お茶目な一面も。
以前、「棒しばり」の押絵を作りました際、ポーズのお写真を撮らせていただくのに、
ご自宅の舞台で気さくに応じて下さったのも、有難い貴重な思い出です。
ヘタの横好きだった父の足がダメになるまで50年以上、3代の千作先生にご指導賜り、唯一と言える豊かな趣味を持たせていただけたことに、厚く厚くお礼を申し上げます。
ご病気でお辛い時期も長かったかと・・・
悔しくて、残念でなりませんが、どうかごゆるりとお休みくださいませ。
2019/8/5 23:23
お安らかに・・・ 悼み

本当は…作りたくなかった額です。
京都教室の皆さまと、懐かしい思いを花びらにこめて、お送りしました。
ステキなその笑顔は、いつまでも私たちの心の中でご一緒です。
ご主人さまからも「頑張っていきていきます」とのお言葉を頂きました。
N川さん、出会って下さり、ありがとうございました。
どうぞ、お安らかに・・・
2019/6/13 8:15
さようなら N川さん 悼み


今日の京都教室、わずかに覚悟はしていたものの、あまりにあっけなく幕を引かれたN川さんに、涙もまだ出番がありません。
大病と闘いながら、教室へは一昨年頃から来られてませんでしたが、生き急がれるスピードとエネルギーにこちらも急かされるように、二人三脚で頑張ってきた日々…



スタイルもオシャレ感覚も最高で、さっぱりしたお人柄の中に温かい優しさが溢れ、
いつも場を和ませてくださる方でした。

大好きな押絵に神経を注がれることで、苦しみを紛らせながら完成された「海の精」
お好きでは?とご用意したら、亀のコレクションをなさっておられると分かりビックリ!

最後の作品となった「白鷹」
お世話になった方へのプレゼントで、信じられない速さと綺麗さで完成されました。
衰えていく様を誰にも見せたくないという、N川さんの美意識を最期まで貫かれたのは、親しい身近な方にとっては淋しすぎたかもしれませんが、誰のお世話にもなられず、あっという間に旅立たれたのは、N川さんらしいと思うと同時に、とても憧れる生き方を見せていただいた気がします。
それにしても、71年はあまりに早い…
これまでの楽しかった思い出をしっかり抱きしめ、苦しみから解放されたことを喜んで差し上げるべきなんでしょうね…
N川さん、最後までほんとによく頑張られました!
もう何も心配なさらず、ゆっくりとお休みください。
2019/5/12 23:23
急なお別れ 悼み

報徳ラグビーでお世話になったK薗コーチ、
とても急な旅立ちでした。
県大会準決勝戦の日、鷹取駅で久々にお会いし、
グラウンドまで色々お話ししたのが最後の思い出に。
温厚なお人柄が偲ばれます。
心残りも沢山おありでしょうが、ごゆっくりお休みください。
ありがとうございました。
2019/1/17 23:59
平成最後の1・17 悼み

2019.1.17
鎮魂の慰霊碑、押絵千体地蔵様をお納めしている
中央区の常光院様へお詣りに。
どんなに大切な人とも、必ず別れは訪れます。
でもそれが、どうしてあの時だったのか…
犠牲になられた方々の悔しさを、与えられた命につなぎながら、
精一杯生きていこうと思います。
毎年、私の新たな年はこの日から始まります。
2018/10/2 8:08
心からありがとう アズナブール 悼み

朝の新聞でショッキングなニュース!
アズナブールがフランスの自宅で旅立たれました。
2週間前、94歳とは思えない、素晴らしいステージに感動したばっかりだったのに…
東京のステージを観た友達とも、絶対また会えることを確信していたのに…
「舞台で生き抜く!」の言葉通りを生きて…
50年前の初来日から、その力強い歌声と、観客を楽しませてくれる舞台には、いつもいつも感動でした。先月も、腕の骨折から半年も立たないのに、身体いっぱいで会場中のファンを魅了してくれました。
東北地震の直後、"SOS JAPAN" としてコンサートを立上げ、日本の赤十字への寄付を集めてくれたアズナブール。
日本での長年の活動に対し、今年春には旭日小綬章の受章も。
いまもまだ、先月の歌声が耳に残っています。
大切な想い出を宝に、私も死ぬまで生き抜きたいと思います。
本当にお疲れさまでした!
ステキな夢をありがとうございました!

2018/8/17 23:59
背身のカオ 悼み

爽やかすぎて、勿体ないような今朝、
洗濯物を干しに出たら…
「お疲れさま」って手に取ると、しがみつかれた!

と思ったら、指先のギザギザが引っかかってました


でも、最期にちゃんと、顔を残してくれて

2018/7/28 23:59
おつかれさま・・・ 悼み

車から降りて、ふと横を見ると綺麗な蛾が…
カメラカメラ!と取り出しながら、逃げられないよう、そ〜っと近づくと
ビクともしません。
風に羽根が揺らされて・・・
あまりの暑さに、力尽き果てたんでしょう。
かわいそうに・・・

つかの間でも綺麗なままいられるよう、
木陰においてやりました。
静かにおやすみなさい

2018/1/17 23:59
23年目の1・17 悼み

1月17日、折しもミント神戸17階の神戸教室でした。
23年前、家がつぶれ電車は止まり、回りの道がみな裂けている中、
大好きな神戸にまた行けるのかしらと思ったものです。
あの日のことがウソのような神戸が眼下に…

笑顔でみんなが集まり、好きなお稽古が出来る幸せに、
今さらながら有り難さを覚えますが・・・
東遊園地に灯される今年の文字が「伝」と聞いたとき、とても客観的で、
23年という月日の温度差を感じました。
人は忘れるからこそ、苦しみを引きずらず、前に進めるのかもしれませんね。

教室の後、常光院さまへ伺い、犠牲になられた方々の御霊に手を合わせ、
残された方々の無念、淋しさに思いを馳せました。
それが私にできる、せめてもの「伝える」かな…?と。

2017/6/20 23:59
もう・・・!? 悼み

ドアを開けてビックリ!

まだ啼きだした様子も無かったのに、セミが!!
羽を痛めていたので、おそらく出てきたところを
ネコに見つかったんでしょね・・・

さようなら 声も見せずに逝ったキミ 松甫
2017/6/16 23:59
ありがとう!M川さん 悼み

今日また一つ、早すぎる悲しいお別れがありました。
神戸教室でご一緒だったM川さん。
報徳ラグビー部のママ友がご縁の始まりで、熱く戦った仲間でした。
ご病気が見つかった6年前、たまたま尼信会館での展覧会に来られ、
ぜひやってみたいと!
これは、巳年のお姉さまにプレゼントされた初期の作品です。

大きなご病気に負けず、いつも朗らかで楽しいM川さん。
その明るさと美しさは、みんなの憧れでした。

外国のお友達に「助六」をあげたいと作られた時、
その方が、隈取の研究家であることが分かり、二重の喜び!!


お嬢さまのカルトナージュとのコラボで、ステキな作品になりました。

カラーが大好きだったM川さん。
熱心にお稽古され、8号の大作を見事に完成されました。

だんだん体調が思わしくなく、右手が使いにくく悔しい日々が・・・
それでも曼荼羅をどうしても作りたいと、渾身の力で頑張られました。

今年1月、ずっとお休みの神戸教室へお顔を見せてくださったのが、
まさか最後のお出会いになろうとは・・・
この前の月、高校ラグビーの県予選で2回もご一緒に大声援を送れたのが、
懐かしく貴重な想い出です。
回りにとって、あっけなさ過ぎる最期はとてもやりきれない思いが残りますが、何一つ苦しみもなく、一瞬に旅立てたM川さんを思うと、そのあっぱれさを喜ぶべきかもしれませんね。
M川さん、素晴らしい時間を共に過ごせ、本当に幸せでした。
どの場面を思い出しても、明るい笑顔いっぱいの美人さんしか出てきません。
その笑顔の裏で、どれだけ辛い時を抱えておられたかと思うと、もうゆっくりお休みください、なのでしょうね・・・
いつかまたきっと、押絵もラグビーの応援も、ご一緒しましょうね!