2007/5/31 3:40
モンゴルっ子 こんな押絵(押し絵)がありますよ

心斎橋教室のYさんが、モンゴルを旅されたのは今からもう10年ほど前のこと。その時お土産



いつか押絵にしたいと希望されていたYさん。
こちらもず〜〜っと頭の引き出しの中に入ってて、忘れたことは無かったのですが、ようやく先月、その思いにお答えすることが出来ました。
日本的

図柄やお材料の準備って、一旦決まったものを何十、何百とご用意するのは、労力的には大変でも精神的には気が軽いとこありますね。でも、たとえどんなに小さな作品でも、初めの〜〜一歩!

どんな物事も、同じでしょうね。
帽子の飾りにつけたブルーの羽根は、3年ほど前、何かに使えそう!と、買って置いた物が日の目を見ました。何の当ても無く買っておいた物って、必ず2〜3年たった頃、ぴったり役に立つ出番を与えられるようになってます。その時の嬉しいこと!!

2007/5/30 4:49
KENWOODだけど・・・ やや個性派ねこ

ビクターの猫
なんという手抜きブログ・・・

2007/5/29 6:24
怪しい影・・・ やや個性派ねこ

またまた発見!!
この間から、家に帰る頃になると、20mほど先にこの影を見つけてドキドキ。
車を降りるとドアの音で逃げると思い、そのまま静かに近づき、カメラを向けるんだけど、今回もタッチの差で逃げられ、あたま隠して尻ません〜状態。
見てください、この太い尾っぽ!!顔の周りの毛もふさふさで、色目は焦げ茶。
多分、メインクーン(Caterey Catna's Cats から拝借)だと思うんだけど、そんな子を放し飼いにされるのかしら・・・
でも、これで3回目の出会いで、しかも発見場所もバラバラ。
きっとそのうち、明るい姿の全容をご覧に入れますので、乞うご期待!
2007/5/28 3:19
中山寺のグラス浄土 今日の感動

安産祈願で有名な宝塚の中山寺で、大願塔が400年ぶりに再建されたというので行ってきました。この塔は、永代供養をされている信徒さんのお位牌が安置されているため、普段は非公開なのですが、今月の31日まで一般公開されています。
地階の内壁には、写真のようなステンドグラスが外からの光を受け、何とも言えない温かでやわらかな雰囲気でした。西宮のグラスアーティスト三浦啓子氏が、イタリアで2年かけて制作されたものです。

中へ入ると、大きな柱から光が降り注ぎ、天井には同じく三浦氏制作の25枚のステンドグラスが、ブルーのグラデーションに輝いて・・・?ここは地階で、天井の上は1階の床だから光源はなし・・・
そうです。この渦巻状のガラスは、LED(発光ダイオード)で光ってるんです!

周囲の壁には、巨大なガラスモザイクが施され、月と太陽のイメージが、青と赤を基調に表現されていました。
中央には阿弥陀如来が配され、まさにモダンとクラシックの融合した世界なのですが、不思議なくらい違和感が無く、とても落着ける時間空間です。

1階に入ると、新しい檜の良い香りが立ち込める天井に、胎蔵の中台八葉を表わす梵字が書かれていました。実は、今日行きたかった最大の目的はこの天井でした。
秋の展覧会に向け、ご自分のお寺の天井画を押絵で作り始めておられる方があり、12ヶ月のお花と、8枚の法具で計20枚を、どう配置しようかとずっと考え中なのです。
よ〜く見てみると、それぞれの書かれている土台の板目は、隣り合うものどうしが、全部逆になるように組まれているんです。これも伝統の技なんでしょうね。
この大願塔、31日午後4時まで拝観できますので、是非この機会にご覧になってはいかがでしょうか?
中山寺のお電話は 0797−87−0024 です。
私も今日のおかげで、作品のテーマにヒントの光が・・・・
2007/5/27 9:50
KONISYSTEM in 東京デザインフェスタ あれやこれや

昨日5月26日と、今日27日、東京お台場で開催中の「東京デザインフェスタ」に参加しているKONISYSTEM(小西 雅)から今、写真が届きました。
いつもこちらでのイベントでお世話になっているホシスミこと、HOSHI NO SUMIKA makiチームの一員に加えていただき、4人が一丸となっての東京上陸です。
非日常の中で、また新たな刺激をからだいっぱいに受けて帰ってくることでしょう。
東京方面の方、もしお時間がございましたら、のぞいて見てやってください!
2007/5/27 0:47
押絵の弁才天 こんな押絵(押し絵)がありますよ

大阪朝日カルチャー教室のYさんは、展覧会用の作品に七福神を制作中です。今日は弁才天が仕上がりました。

Yさんも入校されて、あっという間に10年近い年月が流れ、めきめきと腕を上げてこられました。

根気と集中力、廻りにふりまわされること無くマイペースを保っていける・・・

Yさんにとって、押絵はまさにピッタリのはまりどころだったようです。
秋の会には、七福神の上に何十種類もの「寿」の字を組み合わせた屏風が完成する予定です。今年の夏は、文字通りの暑い

2007/5/26 1:41
6時に虹が! 今日の感動

夕方、用事の帰りに、何となくいつもと違う道で帰りたくなり、


直前まで今日は激しく


すぐに車から降り、一番きれいに見える(写せる)場所を探したところ、道の真ん中!後ろから近づく車やバスの合間をぬって、パシャリパシャリ。
どうして虹って、こんなに興奮させるんでしょうね・・・子供の頃から大好きで、出合うとそれだけで幸せな気分いっぱいになります。
中学の英語の時間に、ワーズワース


それにしても・・・見たままの感動を写しだすのって、難しいですね〜
絞りを変えたりしながら何枚も撮りましたが、なかなか目のままには出せません。
やっぱり一眼レフがあれば・・・って、カメラのせいじゃない?!

そしてこの虹、2分後くらいには、もう影も形もなくなってしまいました。
ほんとにラッキーなひと時でした。
皆さまにも、画面からラッキーのおすそ分けを〜〜
2007/5/25 7:50
孫謹製枕カバー あれやこれや

ここは 母、絹甫のベッドサイド。
1日わずか数時間の、貴重な睡眠が生み出される場所です。
実際の時は、生ネコ達がもっと取り巻くんですが・・・

ところで、アジアンチックな枕カバーでしょ〜?


実はこれ、孫の聡甫の作品なんです。
絹甫がこの間、「気に入った枕カバーって、なかなかないわ〜」と言ったところ、昼食後の休憩時間に、聡甫が何やらごそごそ・・・
しばらくして、「こんなン、どうですか?」と差し出したのがこの枕カバー。
沢山集めているインドネシアのバティックの中から、絹甫好みの布を選び出し、作っていたのです。(仕事場にミシンは無いので、お針です)
絹甫が、もともと細い目を糸のようにして喜んだのは言うまでもありません

聡甫の裁縫好きは子供の時からなんです。弟の雅が保育園に通ってた頃ですから、6才位でしたが、洋服を作ってやりたいと、タオル2枚で可愛い夏服を作って着せてました。親が放ってるから子が育つ?

ま、しかし、あの大巨漢が身をかがめて針を進める姿って・・・
美しい〜?それとも、おどろおどろしい〜?

2007/5/24 3:46
押絵 de うちわ こんな押絵(押し絵)がありますよ

日陰はまだ爽やかなものの、お昼間の気温はかなり高くなってきましたよね

飾ってよし、使ってよし。今年の夏用うちわを3種ご紹介します。

「鉄 線」
これからの時期、薄紫、藤紫、ピンクと、色とりどりに大輪の花を咲かせてくれますね

「朝 顔」
これまでに朝顔のお花って、何十種類してきたことでしょう・・・
今年は可愛く小ぶりにまとめました

「 貝 」
五つの貝(誤解?介護?

遠い潮騒をお手元に・・・
夏のプレゼントにいかがですか? 専用のうちわ掛けもあります。
ご希望の方は下記までどうぞご連絡ください。
小西松甫 matsunosuke.cony@nifty.com
2007/5/23 9:22
タヌキ仮面 やや個性派ねこ

??怪しい人影・・・

何か、用〜ぉ?

おいら今日は、この辺の偵察中 スリスリ・・・

オ〜ッ!ウマそうな蝶々発見〜〜!

逃げ足の速ぇ〜ヤツ・・・ ヨダレでもなめとこ〜っと
2007/5/22 1:57
川柳再開 あれやこれや

今朝は、と〜〜〜っても嬉しいことが・・・

久々の川柳入選です!

ふと気がつくと、2年ほど前から挑戦が止まってしまってました。
その後、大好きな時実新子先生が体調を崩されたことで選者が代わられたりしたもので、余計に遠のいてしまってたんです。

でも、その先生が亡くなられたことで、逆に呼び戻していただいたような気さえします。
新子先生が後を託された若手川柳家、渡辺美輪さんがしっかりと継承されています。
せっかく出会えた川柳の素晴らしい世界、新子先生が亡くなられてストップするのではなく、ますます自分の楽しみとして持ち続けていかねば・・・と、渡辺美輪さんの胸をお借りすることにしました。
これは幸先いいかな〜?


川柳というのは、与えられたお題を使って、



神戸新聞の文芸欄、川柳のコーナーでは、毎月のお代に対し、3句投稿することができるんです。皆さんも挑戦してみられませんか?楽しみですよ〜
今回のお題は「斜め」でした。そして選んでいただいた句は、
幸せの斜めうしろが指定席 でした。
あくまでも、自分が作り上げた架空の世界の遊びなんですが、身近な友はこれを見て、「フィクションって聞かなかったら心配するよ」って! ありがたいですね〜〜

2007/5/21 3:43
坂田藤十郎に魅せられて 今日の感動

久々に歌舞伎を堪能してきました。
一昨年の12月に、坂田藤十郎を襲名された3世雁治郎(昔の扇雀さん)の、近松座歌舞伎公演のチケットを頂いたのです。南座での襲名披露に行けなかったもので、嬉しくて!!

今回の場所は、だんじりで有名な岸和田にある「波切りホール」
5年前にできたばかりの、とてもきれいなホールで、ここの杮落としに来られたのが当時の雁治郎さん。そのご縁で、今回の近松座公演も、岸和田からのスタート


当時の衣装も展示されてました。
昨日は1時から「お練り」があり、岸和田駅からホールまで約1kmの道のりを、坂田藤十郎はじめ、「近松座歌舞伎」に出演の皆さんが人力車でパレードされたようです。
今回の演目は、予定と少し順番が代わり、まず藤十郎さんの「お目見え(ご挨拶)」、「廓文章・吉田屋」、そして最後が、藤十郎さんのお孫さんに当たられる中村壱太郎さんの「鏡獅子」の3番でした。
坂田藤十郎という、上方歌舞伎における大名跡を231年ぶりに復活された雁治郎さん。少しもお年を感じないどころか、ますます艶っぽく、一分のすきもない身のこなしや足さばきにうっとりしてしまいます。それでいて、何とも言えない可愛らしさまで滲み出ておられるようで・・・
憧れの坂田藤十郎を襲名され、20年以上にわたる近松座の公演も国内外で大盛況。
ますます攻めの姿勢で芸を深めておられるお姿に、ただただ感動です!
実はこの藤十郎さん、もう25年も前になるでしょうか・・・
まだ扇雀さんでいらした頃、押絵の作品の為にお写真を撮らせていただきたくお願いしたところ、松竹座の楽屋へお招きくださり、最初の着付けから全部順を追って見せてくださいました。その時、大失敗が・・!
あまりに写しだすのが早すぎて、ほとんど下着1枚だけになられたところへ


今でも、とても貴重な、懐かしい思い出です。
日本の素晴らしい伝統芸に触れるたび、その端っこの端っこにしがみついている身として、「和」に根ざした心の表現を忘れてはいけないと教えていただける気がします。
2007/5/20 9:19
舞の技・技の押絵 こんな押絵(押し絵)がありますよ

美味しいもの食べて、アゴが外れた・・・ンじゃなくて
舞楽「納曾利(なそり)」の面の部分です。
ミント教室Oさんの、秋の展覧会用の作品が、だんだん仕上がってきました。

「納曾利」というのは、もともと2匹の龍の舞なのですが、1体だけで舞われることもあるそうです。
お能、狂言、歌舞伎などの古典芸能ものを押絵になさりたい会員の方が多いので、子供の頃からいろいろお稽古させられてたことが、今となっては有難いと思います。子供の時は恥ずかしくて、イヤでしたけど・・・
狂言は父の領域ですが、この舞楽は祖父が昔、四天王寺の雅亮会というところで舞っていたため、いろんな資料もあり、助けられています。

こういう衣装の柄も、たいていの場合はこちらで描きますが、押絵暦40年以上のベテラン、Oさんは、押絵で作りたいと!

手に掛かっている紐もそうです。普通なら、打ち紐を手にかけるのですが、この直径2mmほどの紐も、布でくるんでコテで貼って、押絵になってます!
実物をご覧になりたい方は、9月4日からの120年展へ是非お越しくださいね!
2007/5/19 4:17
アメ村拠点 のんびり ゆったり

ここはどこかと問われれば〜〜ベンベン♪
明日(もう今日)の心斎橋教室は、大阪ミナミ、アメリカ村


打ちっぱなしの内装と、大きなソファに軽いジャズ

和服のお家元がここでお昼



教室までの小一時間、最終打ち合わせや、会に向けての相談事で、あっという間に時が過ぎますが、中味は濃い〜〜!。
同じ仕事場でいつもいっしょにいても、ゆっくり話を出来る時間はほとんどないので、ここがとても貴重な時間空間なのです。
今日は何のランチにしようかな〜〜
2007/5/18 5:32
真昼の決闘 やや個性派ねこ

ここのところ、夕方になると決まって外で「ウワオ〜ン、ギャ〜〜ッ!」と、ネコの大きな声が始まります。
仕事場の横の路地で、自分の縄張りに入れまいと踏ん張っているのは、一応オス(去勢済み)のアカキチ。
方や、見る影もなくなっている「チョボテン」

ふっくらしていた頃のチョボテン
前に、朝の通り道で顔なじみになった可愛いノラが、今ではすっかりこの辺のボスになって、縄張りを広げにきたようです。こういう時期、ノラのオスネコは食べるものも食べず、ひたすら子孫繁栄にいそしむ為、ガリガリに・・・
私がお昼間ここに居るのをわかってて、やってきたのでしょう。
アカキチもここで負ければ、チョボテンが大手を振ってのさばるのを許すことになるので、必死。
結局、2〜3分の間、極度の緊張状態が続きましたが、アカキチに軍配が上り、チョボテンは、すごすごと後ろを見せず顔を向けたまま後ずさり・・・
可愛そうだけど仕方ありません。辛いわ・・・以前は、こういうノラの為に、外に食事を置いてやってたので、内外で12〜3匹になってたんですが、母、絹甫も足を痛め、よる年波でもあるので(許され〜!)心を鬼にして、中の6匹だけにしてるんです。
強く生きていってね、チョボテン!