「イラストレーション」11月号掲載の<ザ・チョイス第180回>ブックデザイナー日下潤一氏審査に、
久保田寛子(6期・明A)、
シーゲル・マチダ(6期・高A)の2名が入選!
お二人とも、 MJでの課題作品で応募されたそうです。
日下さんのコメントを見ると、とても厳しそうな審査だったようにうかがえますが、見事!おめでとうございます。
審査:ブックデザイナー日下潤一氏
応募人数:約450人、応募点数約1400点。
久保田寛子
<審査評>
本人の家族の話かなと思ったら、映画「ゴースト・ワールド」だ。映画を絵にするのは難しい。映画を描く人は多いが、和田誠さんのようには成功しない。原作がコミック。それが映画になり、その映画をもとに絵を描く。複雑。もとのコミックや映画のビートのずれた感じはない。下敷き抜きに見れば面白い絵。これでオリジナル・ゴースト・ワールドを作ってると面白いのに。
シーゲル・マチダ
<審査評>
名前なんとかならぬか。大河原君も元に戻した。これでメジャーが狙えるか? 5点とも手描きのタイトルと著者名が入っていて装丁として完結。うまい。 このようにデザインまで考えるのはいいアイデアかと思ったが、通っている画塾で描いたもののようだ。映画のポスターをやっても面白い。みんな何も絵だけをだすことはない。彼の絵には勢いがあり、気持ちが強い。残念なのは選んだ本がいかにもありがち。
正一(8期)記