4月4日(MJ展の真っ最中)の4クラス合同授業のゲスト講師は,イラストレーターで絵本作家の飯野和好氏。何が氏かよ。
彼はぼくの古〜い友達で、普段はアリと呼んでいる。なんでアリなのか、昔聞いたこともあったけど、忘れちゃった。みんながそう呼んでたので、とにかく30数年前からそう呼んでいる。
セツ・モードセミナーでぼくの何年か後輩だけど、知り合った頃から、とにかく絵はすごかった。
ぼくはわりと友達が多い方の人間だと思う。でも、いろんな友達と親しくなれば、親しくなったで、不愉快の思いをしたり(させたりもしてるんだろうけど)喧嘩したりすることもも結構あった。
しかし、アリにはこの長い年月の間、1度も不愉快な思いをしたことがない。だから喧嘩などもするわけがない。
これは彼の人柄と気遣いのいおかげだと思う。そして、くっつき過ぎないビミョーな距離感を持った付き合い方をしてきたからだと思う。
講評と話の2時間。「支度があるので30分前には行く」とのこと。なんの支度があるのやら・・・。
今回の合同授業は、MJの古巣「江東区古石場文化センター」で行う。約2年ぶりだ・・・。

「イラストレーションファイル2009」(玄光社)より

彼の代表作「ねぎぼうずのあさたろう」(福音館)は、もう7巻も出ている。

縞の合羽に三度笠の股旅姿で、全国各地を<読み聞かせ>道中している。

先日のこのブログでもとりあげたが、ある時はブルースハーピストでもある。

初期の代表作の一つ。1980年、集英社刊。