今年も去年に勝るとも劣らないくらいいろいろなことがあった。
で、今年のMJ10大ニュースだが、今年も順位を付けづらいので、去年と同じく大体日にち順で行く。
1、池袋の自由学園明日館で新たに教室を。
乃木坂のTOKYO BAMBOOを離れ、5月の新学期から明日館教室がスタートした。

大正時代に建てられたフランクロイドライト設計の本物のレトロ建築。

やや緊張気味の初日の授業。高井戸教室との2教室制は変らず。
2、「MJ80人展」をペーターズギャラリーで開催。
5月に開催。ほとんどの現役生が参加。40人ずつを月組、星組に分けて、2週間に渡って行なった。

熱気に満ちた展示だった、と思う。これは1Fの展示スペース。

二次会の和民でノリノリの月組生(主に)たち。
3、TIS公募でMJ生大健闘。銀賞、銅賞、入選4名。
去年の大賞1名、入選5名に勝るとも劣らない成果だった。1次予選通過者は、去年は1名、今年は7名。審査員が選んだ<わたしの1枚>の16名中4名がMJ生。

銀賞/みずうちさとみ(3期・OB)の出品作の1つ。来る3月に開催される公募展に展示されるのは、他の2点。

銅賞/若林夏(6期)の出品作の1つ。同じく公募展に展示されるのは、他の2点。
4、他の公募でもMJ生健闘。
下記以外でも「イラストノート」、「イラストレーション」、MAYA装画コンペなどの公募で入選したMJ生が何人もいた。

西川真以子(2期・OG)がHBファイルコンペで鈴木成一特別賞を。

田口実千代(7期)がリキテックスビエンナーレで奨励賞と水谷公次賞をダブル受賞。

北住ユキ(5期)がペーターズコンペで鈴木成一賞の次点に。
5、初仕事のMJ生が次々と。
MJには、すでにイラストレーションの仕事をしている卒業生、現役生が何人もいるが、以下は今年、初仕事が叶った面々のデビュー作。

大森雅史(6期)幻冬舎ルネッサンス 3月刊

こせきしょうこ(4期)「tocotoco」vol.15

西川真以子(2期・OG)「小説新潮」3月号

田口実千代(7期)「野生時代」4月号2箇所

君野可代子(7期)「詩とファンタジー」夏空号
6、9期から塾名が<MJイラストレーションズ>に。
今さら言うまでもないが、<MJ>とは、旧称<峰岸達イラストレーション塾>の略称<峰岸塾>のその又略称。
7、生徒数がついに100人を越える。
9期から4クラス、計116人となった。もうこれが限界。1年前、90人になった時に同じことを言ってた、と生徒につっこまれたが、でも今度は本当。

上にズラズラならんでる顔写真は、いかにも欠席者が多いみたいでかっこわるいが、MJには、振替制というのがあるので、そのせいもある。
8、広島市在住の女子が入塾。
9期生銀杏早苗は広島から通うと言ってきたが、これは交通費その他諸々たいへんなので、要所要所だけ上京することにして、課題はパソコンの画面を見ながら電話で講評する、という半通信教育という形に落ち着いた。

写真は広島駅の新幹線。こんなのに乗って来るんだ。一方、高井戸教室には、家が近くて自転車通学の生徒も何人かいる。
9、ブログ<MJイラストレーション日記>の1日のアクセス数が750に。
アクセス解析によると、9期が始まって間もない11月18日(明日館Aクラスの初日)に今までの最高カウント数750を記録している。カウント数というのがイマイチわからないんだけど。

ぼく1人で1日平均10回以上は、アクセスしてるけどね。
10、今年もスペシャルゲストが何人も来塾。
MJは1期(半年)に2回ゲスト講師に来てもらっている。その日は全クラスの合同授業となる。
誇れることはゲスト講師のどなたもが、楽しく為になる心のこもった講義をしてくれること。

1月 灘本唯人名人会

2月 ささめやゆき放浪記

6月 網中いづる永遠乙女

8月 夏恒例平川彰教室

授業後は、居酒屋でゲストを交えて4クラス合同の懇親会。
次点、MJ生の個展、グループ展参加が活況を呈す。
阿部千香子(4期)、櫻井乃梨子(3期・OG)西川真以子(2期・OG)、大野博美(6期)、eto(6期)、ハヤシフミカ(7期)、田口実千代(7期)、こせきしょうこ(4期)等の個展が行われたり、数多くのグループ展に数多くのMJ生が参加した。
ほんとうにいろいろなことがあったが、、実はこんないいことばかりではなく、卒業生を含めてこんなに多くの人間と付き合っていれば、気がかりな事や、頭を悩ますことや、不愉快なことだって起こる。中でも病気や怪我で休学せざるをえないヒトたちが多いのと、食べていくための日常の仕事が忙し過ぎて、絵が描けない、授業に出席できないヒトたちが多いのが、特に気がかり。
来年は、なるべく良いことの多い1年でありますように!
<流行語大賞>は、特に該当するものがなかったなあ、残念・・・。