東京メトロ有楽町線と東武東上線の乗換駅の和光市駅。この駅には両路線の車両がやってくると共に、運用の関係で東京メトロ有楽町線に乗り入れてくる西武鉄道の車両を見ることもできます。ここ和光市で少し観察することにしました。ちなみに今回の記事で使用する写真は10月13日に撮影したものです(^^ゞ
まずは西武6000系と東武50070系です。

和光市に西武車がいるのを見ると、あれ?と思われる方もいらっしゃるでしょうが、西武車が和光市に入る運用は通常設定されていて、日常的に和光市まで西武の車両がやってきます。西武6000系は副都心線乗り入れ対応改造が進められ、前面のFRPが白いタイプに徐々に改造が進んでいます。この車両は改造前のオリジナルです。
こちらは東京メトロ同士ですが、07系07-101Fと10000系10115Fの並びです。

最大6編成を数えた東京メトロ07系も今では東西線への転属が進んでいます。これは、副都心線で予定されているワンマン運転・ホームドア化に対して、在来の車両とドアの配置が違うために対応が困難である為、他線区へ転用されたものです。
そのほか、東武9000系と東京メトロ7000系車両は、1987年8月25日の営団成増〜和光市間開業に伴う、東武東上線〜営団有楽町線の相互直通運転開始時からの車両です。最近東武9000系は、副都心線乗り入れ対応改造が施工され、フルカラーLEDに変更、スカートを取付、ライトを高輝度HID灯に変更、シングルアームパンタグラフ化、車内ではドアの交換、LED案内表示器の設置、座席のバケットシート化などが行われています。
現在、東京メトロ有楽町線で見ることができる車両は、東京メトロ7000系・07系・10000系、東武9000系・9050系・50070系、西武6000系・6050系です。

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