8/19-20、野沢アバランチに行ってきました。
台風が逸れてフェーン現象となり、35度の猛暑の中、開催されました。
コースは砂埃が舞うほどドライ。ぬかるみもかなり乾いて走りやすくなっていました。
19日の朝、6時過ぎに出発。到着は8時30分頃。早々に受付に向かいます。予選の並び順が選べますが、既に中盤以降しか空いていません。これはもう受付順ですから映画館などと同じく、早いもん勝ちです。
毎度のことですが「イベントだから気楽に行こう」と思いました。(前回の反省はどこにいったんだろう...)
兄は今日までに何度か試走に来ていますが、私はまだ走っておりませんでしたから、さっそく試走の準備をしてゴンドラにあがります。野沢のゴンドラはMTBを2台飲み込みます。大きいですね。
スタート地点は少しは涼しいかと思いましたが、そんなことはなく、暑いですねorz。ホイルチェアの仲間と一緒に試走を始めました。
路面は一般的なレースコースと同様です。芝生や土がむき出しのところ、泥のぬかるみ、などなど。傾斜は全体には悪くないですが急斜面でのスイッチバックがきつく、一人で走るならともかくこれが大勢となると心配です。すでにいくつかインポールがなぎ倒されていたりします。スタッフが逐一修繕していますが、どうなることやら。
今回持ち込んだYETI 4Xは、心配された少ストロークも気になることなく、むしろちょうどいい感じでした。コースが狭いのでこれくらいの大きさの方が取り回しがいいです。フルスペックではこのコースは窮屈でしょうね。
兄に2.3インチの前輪タイヤ(TIOGA FACTORY DH2.3)を借りましたが、なかなかよかったです。普段こんなに太いタイヤで走らないのでちょっと違和感がありましたが、キャンバー走行のときにはとても心強かったです。
試走を終えてみて、とくにセッティングの変更など必要ないと判断しました。軽く昼飯を食べるともう予選の時間です。またゴンドラであがりました。
予選です。
エントリー総数は600名程度とのことですが、予選はクラス別に3グループに分かれての出走となります。クラスごとに人数が違うので、150名程度のグループもあれば300名超のグループもあります。私はこの300名超のグループでした。これが何を意味するかと言うと、シングルトラックなど狭い箇所で渋滞をひき起こすのです。人数が少ないほど集中しにくく、スムーズなのは車と一緒。これが予選タイムに大きく影響をしました。(たぶん、......)
300名の大集団でのスタートは予想通りの大混雑。XCレースではこれは普通なことですから、周囲を気にしつつ安全スムーズを心がけて走ります。あまりガリガリと気合いを入れませんでした。
問題の渋滞。けっこうな行列です。ここで3分くらいは待ったと思います。なんだかなー。これじゃ雪崩(アバランチ)が止まってしまいますよ。
転倒もなく無事ゴールしました。予選後のコースは、そこらじゅうでポールが倒れています。決勝ではもっと混沌とした状況になるでしょうね。(笑)
ゴール付近でうろうろしていたら、思いがけない人に出会いました。「あれ、松尾先生じゃない??」懐かしい声に振り向くと、大学の先輩です。もうかれこれ10年は会っていなかったと思います。もともと大学時代はスキーのオフトレ程度に自転車に乗っていた先輩でしたが、フリーライドにハマったそうです。
「大の大人がお金出してこういう遊びをまったりやるのがいいんだよねぇ。」話し方も変わっていませんでした。
予選結果は280番台。すっかり中盤ですね。タイムを見るとクラスごとに差がある感じがしました。速い人はやっぱり速いんですけれどね。招待選手は、観ていても新井のWCを思い出すような速さでした。
先輩も同じような位置にいますが私よりちょっと前。思いがけず目標ができました。さてどちらが決勝では先にゴールするでしょうか。
夕方はウェルカムパーティー。オリンピックで用意した?でかい体育館で開催です。立食形式でしたが、太鼓の演奏が始まると皆自然と座ります。これがいいですね。開会式もかねているのですが、既に飲み始めているライダーはちょっと異様な盛り上がり(^^)。これもいいですね。
たのしく合唱したり、お偉いさんのお話も場慣れしつつも楽しい内容で、最後まで楽しめました。明日はよい雰囲気でスタートできそうです。
アリーナから宿へはとことこと宿場町を歩いて帰りました。これもいいですね。
つづきはまた明日。