"若"様が新車(クロスバイク)購入記念&新潟の会サイクリングの第1回?
企画立案は会の書記satoさん。
朝9時に古町のベロタクシー事務所に集合の予定。
しかし私は朝は用事があったので9時に古町集合はできず、用事が済んでから直行しました。
鵜ノ子の交差点あたりから黒埼に向かい、いいかんじで402号に向かって合流できそうだったのに、ルート選択をちょこっと間違えたので結局新川まで戻ってしまいましたorz。
そこから402号に入り猛追走(笑)。
道中何度かリーダーsatoさんにTELして現在地を教えてもらうと、かなり先まで行っている様子orz。こりゃ往路は追いつかないかなー。
久しぶりのロードバイクは軽快で楽しいです。
35km/hくらいでわしわしと走ると小春日和の402号は若干の追い風もあり走りやすく心地よかったです。これほど快適ならば先行グループもけっこういいペースで走ったんじゃないかな。
巻のカーブドッチを過ぎたあたりで402号は海側へ。しかし左に向かうサイクリストも見えたし、右にもいますね。天気がいいから水と土の芸術祭をサイクリングで巡るには絶好ですね。
こうやって道中いろんな人に会いますが、ロードバイクやクロスバイクに乗っている人は確実に増えていますね。
どのスポーツもそうですが、「本気モードな人たちばかりでない」、というのは裾野の拡大という点でとても大事だと思います。
海側へ向かうと下りなので、もし間違えていたら引き返すのがひと苦労。ここでTELしたところ、やはり左に向かうみたい。(目的地をよく把握していない私......。)
しばらく走るとみなさんが待っていてくれました。ようやく合流。全部で8名かな?うち女性は2名です。一人はマイバイク、もうひとりはスマートクルーズの高級レンタルバイクです。
ここからは集団に入り、知らないルートを案内してもらいました。このへんは走ったことないですね。信号がほとんどなくていい感じ。
そのうち信号のあるところに出ると、ラーメンのいい香りが(笑)。こまどりの海側からのルートにつながっていました。こんなところに出るんですね。
あとは弥彦に向かいます。ちょっとミスコースしたみたいですが、ここまできたらあとは真っ直ぐ進めばいいです。
弥彦到着は11:30くらいだったでしょうか。
村内は観光客でいっぱい。菊祭りもちょうどこの時期だったかな。紅葉+菊+ハイキング+競輪という感じでしょうか。
いつ来ても賑わいのある村です。最近の観光プロデュースの良さもあるでしょうね。ホームページも充実していますし、温泉街はほぼ全域で公共無線LANのエリア内というのがまたスゴイ。
ちょうどお昼なので近くのお店に入り、おそばを頂きました。
さてここからが今回のメインイベント。「秋のスイーツ巡り」らしいです(笑)。
何店舗かが企画して、オリジナルのスイーツとコーヒーのセットを用意していました。(12月中旬までやっているようですから、興味のある方はぜひチェックを。)
こんな感じでおいしいスイーツを2軒ハシゴしました。(昼食よりも豪華な気が...)
さてゆっくりくつろいだため帰り時間が心配です。時間はすでに14時をまわっています。最近は日が短くなっているので、16:30頃には新潟市内に帰り着きたいところ。そうするとリミットギリギリ...アウト?。
といってもペースを上げられるメンバーではないし、疲れて動けなくなったりどこか痛くなってしまうともっと大変なので、ゆっくりペースを維持。内野へ向かうルートをずっと走ります。
この道は地形沿いで、新潟に向かうには一番まっすぐなルートなので最短だと思います。しかしながらそういうルートはクルマの人にも便利なわけで、そうすると交通量も必然的に多いです。
DASTYで走るときはこのルートはほとんど使いません。というか、
あまのじゃくな工夫に余念のないアランさんは、車どおりが少なくて信号の少ないルートを作っています。
(まあそういうところはまた子供の飛び出しとか車も一時停止がいいかげんだったりと、別の危険がありますので一長一短ですけども。)
県道の狭い道路をみなさん遠慮がちに走っていて、白線の外側を走ることもしばしば。
たしかにこうやって外側を走れば車はすり抜けられるかもしれませんが、余裕なくすり抜けられると怖いですよね?
そういうときは無理に外側へ寄らなくても、いいと思います。
お互い「車両」同士ですから、「前を走る車両を安全に追い抜けないのなら、その後ろを走るしかない。」わけです。(車両同士、という認知に欠けている点は否めませんが。)
反面、「遅い車両は追いつかれたら道を譲れ」という道交法もあるんで、そのまま行列を作るのもどうかと思います。それは安全に追い抜いてもらえそうなところへ行ったら、端へ寄ればいいんです。
だんだんと暗くなってて来ましたが、みなさんライト装備で万全。でも夕方は一番危険です。
夕飯の買い物や行楽からの帰宅で道路には人もクルマも多く、また乗り物の人もライトを点灯していたりしていなかったり。歩行者はほとんどライトなどは持っていませんから、とくに見えにくくなります。
そういうなかでちょっとした事故発生。
内野の交差点手前の道路外側に、その付近前後50mの範囲でなぜか1本だけ立っている、白い反射ポール。これに女性の一人がハンドル外側を接触し、いきなりの転倒。(後ろから見ていると落とし穴にはまったように見えました。)
幸いヘルメットをしていたので大きな怪我ではなかったようでしたが、ヘルメットの延髄サポーターが外れ、あごや膝をすりむいたようです。ほかにもあちこち打っていることでしょう。拳をつぶしていないようなので良かったです。
バイクはスマートクルーズ車でしたが、フロントのVブレーキがちょっとずれた程度だったので応急処置で修理OK。
反射ポールは私も学生時代に同じような転倒をしたことがありますが、自転車にとってはかなり危険な存在です。高さがちょうど、悪いんですよね。とくにスポーツバイクには。
このポールは高さが80cmくらいで、スポーツバイクのハンドル高さがちょうどこのあたりなんですよ。あと20cm低くしてもらえたらいいんですけどね。(そうすると今度は蹴つまづく人が増えるでしょうか。)
反射板的には、低い位置からのほうがロービームでも反射しやすくていいと思いますけどね。
自転車のライトは下向きがちだと、この反射板に光が当たらず、直近まで気づかなかったりします。
しかしこの場所にはこの1本しか立っていないんです。どうしてこんなところに1本だけ立てたんでしょうね。不思議です。
私の個人的な判断としては、撤去していただきたいところですが、必要なんでしょうから、せめてぶつかっても痛くないタイプ(中央分離帯などにある、樹脂製のもの)にしていただけたらいいんじゃないでしょうか。
きっとけっこうぶつかっている人、多いと思うんですよ。
でも「道路にあるモノに自分がぶつかったのだからしょうがない」と、諦めている人が多いと思います。(私のときもそうでした。かなり痛かったです(涙)。)
大ケガになったときにようやくそういう報告が相談窓口に報告されるんだと思います。それでやっと改善される。
でもそうしないと改善されないというのは、ちょっとねー。作るときに少し考えて欲しいです。我々がそういうことをコツコツと見つけて改善を促していくとか。そういうところはどんどん直していけたらいいと思います。
その後は旧旧道(?)を走りましたが、ここも狭くて交通量が多いです。市内はどこも狭いですけどね。やすらぎ堤に入った頃にはかなり暗かったですが、文字どおりやすらぎました。ここまでくればひと安心。やすらぎ堤は、明日の新潟マラソンに向けて走っている方々が多くいらっしゃいましたね。
そうそう、「鳥かご」、作り直していただいたんですよね。ライトアップされてまた輝いていました。
歩道上で三脚を立てて撮影している方もいらっしゃいましたが、歩道は歩くところです。せめて三脚は芝生内に立ててください。危険です。
正直、見えないです。自転車で蹴飛ばされてしまっても文句言えないと思います。
スマートクルーズの返却場所である、ホテルオークラに到着。ここで記念撮影をし、解散しました。
●反省
・注意して走る場所
もっといろいろ言えばよかったです。初心者が何名かいたのに、走り方をあまり教えませんでした。もっといろいろとウルサく説明すればよかったです。とくに走る場所ですね。
・白線から外側はレッドゾーン
道路の左からは子供やクルマが飛んで出てきます。大抵、停止線なんか守ってくれる人は稀有で、車の頭を道路に出してきます。このときの位置は白線まできています。そんな場面に遭遇すると、子供とぶつかったり、車に側突されることになります。お互い接触したら損なわけですから、ぶつからない位置で走りましょう。そういう意味も含めての、「車道の左側を走る。」なのです。(これもちゃんと説明しなかったな。)
・ヘルメット
ヘルメットは、「近所だから」「そんなにスピード出さないから」ということで、しない人も結構います。たしかに私も近所にお遣いのときはしないことも多いです。
しかし事故に遭うときは大抵「予想しないこと」が起きている場面なわけで、事故は予測できないのだから、とりあえず「被っとけ」ということになります。
ウォーリーの法則よろしく、「ケガしたときに限って用意が足りていない」ことが多いです。
シャアもヘルメットで命拾いしていますから、ヘルメットはなるべく被りましょう。下山部精神で。
・ルート
今回のライドで幹線道路がいかに走りにくく、危険なところかはよく分かったと思います。次回は幹線道路からちょっと外れた、安全そうなルートを走りたいと思います。こういう「自転車向きな」ルートを見つけていくのも、サイクリングの楽しさかなと思います。
・時間
出発はなるべく早く、帰宅も早めにしたらいいでしょう。登山などのリスクの高いイベントのスケジュールは、「早め早め」です。
旅先ではケガやトラブルといったマイナスなイベントだけでなく、思いがけない素敵なイベントというのも多々あります。そういうイベントも時間に余裕がないと対応できません。
だから早め早めのスケジュールを立て、実際にはちょっと余分に掛かったね、くらいがちょうどいいと思います。
ということで、悲喜こもごものサイクリングでしたが、収穫も多かったと思います。これに懲りずまた走りましょう。リーダーを努めてくださったsatoさんには感謝です。