2003年の7月に購入したフロントフォーク、FOX F100X。
何年も使っているのでオーバーホールをしてもらおうと思い、ママハパへ。
残念ながらノータッチで返送されてきました。orz
返品理由はしごく簡単。
「FOX純正以外のオイルが使われている」ため。
まず確認しておきますが、ママパパは代理店としての姿勢を貫いたということです。
今回の教訓は、「改造品は正規代理店のメンテナンスを受ける機会を失う」ということです。(マニュアルに書いてあるんですがorz。)
このフォークは購入後2年くらいの頃に1,2度オイル交換を自分でしました。その頃はマルゾッキをはじめ、ショーワとかいろいろと自分で面倒をみていました。
当時はオイルについてもいろいろと工夫するのが楽しみの一つだったように思います。
マルゾッキのマラソンなんかは、自分で油面調整しないと全然セッティング出ないんです。そういうフォークもあるから、当時は自分でやれるならやっちゃおう、という考えでした。
F100Xには、ヤマハのオイルが入った状態でした。(とのことでした。)FOX純正のオイルも使っていた時期があるのですが、ふと間に合わせで使ったオイルがそのままだったのだと思います。
まことに残念なことでしたが、いい教訓になったと思います。
「FOXは自分でいじらない。」
(純正部品で整備する限りは自分でやってもいいんですけどね。)
これさえ守っていれば、ママパパに100%整備してもらうことができます。それはこの先何年でも使い続けられるだろう、ということでもあります。面倒と思う反面、これは他のメーカー(国内では代理店)にはないメリットでもあります。
たとえば、マニトゥミレニアム。2000年に購入したフォークですが、すでに部品がありません。
本国のアンサーに問い合わせても、オイルシールすら入手不可、私の手元にあるミレニアムは部品を自分で調達できなければゴミとなるばかりです。(高かったのにorz。)いいフォークだっただけに、とても残念です。
こんな残念な思いは、FOXならば純正品で整備している限り、大丈夫です。ママパパがなんとかしてくれます。今回も、整備してもらえませんでしたが、部品を購入して自分で整備するなり、整備できるショップなどにみてもらうことはできますし、そうすればずっと使い続けられるのです。
私のフォークはシリアルNOとともに「整備不可」と記憶されたことでしょう。これを手放したとした場合、次の人は純正の整備が受けられません。だからこのフォークは自分でずっと使うと思います。
そういう意味では、FOXは中古で入手するのはかなりリスクがあるのかも。
F100X、まずは純正オイルで整備しなおすとします。