体調、まだいまいちですorz。
咳がなかなか治りません。
頭痛がずっと続いています。(今朝になってようやく少し楽になった。)
ほとんど寝て過ごした3日間でした(?)が、日曜日の午後はVWのエコドライビング講習にいってきました。

(TSIエンジンの出力曲線:出典はVWドイツ本国サイトより)
11/2(日)、ちょうど枠があったので参加しました。
石油資源を消費する自動車は、少しでもエコに走らないとイカン!、とVWが正面切って取り組んでいる(らしい)のがエコドライビング。
エコドライブはアイドリングストップとかスロー加速とか、いろいろとありますが、より実践的なものでした。
特徴を挙げると、
・セコい。とにかくセコい。
・DSG(実はMT)とTSIエンジンをうまく利用している。
・走行速度が遅くならない。
・燃費が向上する。
セコいというのはエコの基本。アイドリングストップとか、アクセサリ電源をなるべく使わないようにするとか、荷物を減らすとかは基本中の基本。
「走る前にできること」のうち、とくに強調されたのは、「タイヤの空気圧を最大積載重量にあわせていつもMAXにする。」こと。これで転がり抵抗で3%くらい燃費が違うとか。空気圧を高く維持することで、エコドライブしなくても3%の燃費向上。タイヤにもほとんど影響なし。これはこまめに空気圧をチェックするだけでできますね。
走行速度が遅くならない、というのは車を使う上ではけっこう重要なことです。スロー加速のほうが燃費が良いからといってちんたら加速していたのでは交通流を落とし、非効率な運転となります。これでは渋滞を引き起こし、エコになるのかどうか怪しいです。
これを回避するために、加速は(わりと)普通、巡航と減速でケチる、ということをします。これが第二のポイント。
クルマの巡航時はあまりエンジンパワーが必要ありません。アイドリング程度で走れます。MT乗りならばよくやっていることなのですが、等速度ならばクラッチ切ったりニュートラルにすると速度はそのままでけっこう走ります。これを教わったこと自体がけっこう驚きでした。
ニュートラル走りはミニに乗っていたときはよくやりましたけど、さすがに106ではあまりやりませんでした。それを積極的にやれと言う(笑)。しかもDGSですからね。最初はD→Nがけっこうドキドキでした。最初はD→Nが、クラッチを切るのと一緒だということに頭が追いつかなかったです。
(ただしこのテクは高速道とか滑りやすい路面では×です。)
エンジンブレーキがかかる状況では積極的に使います。エンジンブレーキだと燃料カットになるのでアイドリングよりもお得というわけです。DSGは構造的にはMTなのでまんまMTのワザが使えるのです。マニュアルシフトでゴンゴン落とします。
そして加速。これが一番のポイントだったと思います。加速は2000回転/分を越えないよう、どんどんシフトアップします。その際、アクセルペダルは踏んだ直後に一旦戻します。これがポイント。
オン→オフ→(DSGがシフトアップ)→オン→オフ→(DSGがシフトアップ)→...
という風に、プログラムの特性をうまく使ってとにかく早く高いギヤに入れていきます。4速から上はマニュアルシフトであげちゃったり。
こうすると燃費がよくなります。燃費はノッキング寸前が一番燃費がいいらしいです。
こんなシフトができるのは、低回転からトルクのあるTSIエンジンならでは、と思います。(上の画像にもあるように、そういう風に設計してあるんですね。)普通のエンジンならカーボンがたまっちゃいそうですよね。
実際にディーラーの近くの設定コース2.5kmを、私のいつも通りの走り方と、このエコランでそれぞれ走ってみましたが、エコランのほうが15%ほど燃費が向上しました。加速の仕方は106にもそのまま応用できるので、すぐにやってみようと思います。(エンジンがついてこれらるかどうか......。(^^;))
おまけ
ゴルフ1.6TDIが来年以降に導入とかなんとかというのを耳にしました。(トゥーランも入ってくるでしょうね。)