2005/11/8
国際弓道連盟の規約制定などが進められているようである。
また、スポーツに関わる国際組織として、ドーピング規定の整備も必要とされるようである。ドーピング規定を定めるにあたり、アーチェリーがどのように規定しているかが参考になるだろう。また、同じ武道として、剣道やなぎなたなどがどのような手順で規定を作り上げたのか、手法を含めて参考になると考えられる。剣道はすでに規定があるであろう。なぎなたも最近検討したと聞く。もうすでに規定を定めているかもしれない。これらの種目の担当者に手順や規定の観点についてうかがうのがよいだろう。
弓道の場合、β-遮断剤などが特に問題となるのではないだろうか?
全日本選手権などにもドーピング規定が適用され、仮に検査などが行われるようになったとすると、かなりの事前教育をしなければならなくなるであろう。規定では、おそらく、故意であったかどうかにかかわらず、薬物が検出された事実があれば処罰されるような内容になるであろう。したがって、持病などによる薬の使用も安易にはできなくなり、事前の届け出が必要となったり、場合によっては、選手権出場を断念せざるを得ない選手も多数出るであろう。出場する平均年齢も下がる可能性があると予測する。

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