先日韓国を訪れた時に入手したCDを少しづづ紹介していこうと思います。
Key Brothers/GO GO〜
ジャケットのGO GOとSTEREOの文字以外全てハングルによる表記なので(韓国のCDなのだから当たり前ですが)詳しい情報は分かりません。バンド名だけは教えていただいたこのバンド、写真で見る限り大人数のようです。サックスやオルガン、パーカッションも入っているし。
このバンドは佐藤行衛さん宅で聴かせていただいた別のアルバムでとにかく衝撃を受けました。まったく「青い影」のカバーにしか聴こえないオリジナル曲から始まるそのアルバム収録のビーフハート風リズセクにアバンギャルドなギターが絡む曲は圧巻でした。
このアルバムはそのアルバムと半分位曲が重複しているのですが、残念ながらその曲は未収録(なんとか再発されないものでしょうか)。しかしながらあの衝撃には少し及ばないものの、このアルバムもかなりユニークです。
1曲目は「朝日のあたる家」的アルペジオで始まるムーディーなナンバー。このバンド、オープニングはパクリ(いや失礼…)と決めてるんでしょうか、笑。まあつかみは重要ですからね。
しかし印象的なリフと太鼓乱れ打ちで構成された2、4曲目がなんといっても強力。とくに9分以上にも及ぶ4曲目はフェラもびっくりのトランシーなダンスナンバーで、サイケなギターソロも聴けて間違いなくこのアルバムのハイライト!
ムーディーナンバーではじっくり聴かせ、狂乱のダンスナンバーではさぞかし盛り上がったであろうこのバンドのライブ、体験したかったものです。
シンジュンヒュン、サヌリム、HE6など韓国ロックもそれなりに聴いてたつもりですが、いやー、全然まだまだでした。深いですねー。

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