2011/4/5

Tokyo Story  映画

偶然、放送していたのを見て、ついつい最後まで見てしまいました

「東京物語」



今回放送されたのは「デジタルリマスター版」だったそうです。



確かに以前見た本作に比べ、映像がくっきり(ってよくもわるくもデジタルですが)しているのと、フィルムの雨(キズ)がほとんど無いことや画像のにじみ、シミのような部分も気にならないくらいに綺麗になっている。



そしてうれしかったのは、実にセリフが聴きやすくなったこと。



正直いって過去に見た同作品のセリフは聞きづらかった。

古い映画だ、ということもあるけど、不幸なのはこの映画のオリジナルネガが火災で紛失していたこと。

そのためにリプリントするにも、上映用のフィルムからきれいな物を選び、デュープしなくてはならず、どうしても映像や音声が不鮮明になっていたのだそう。



でもやっぱり名作!



何度見ても余韻のある感動を与えてくれますね。

今回のリマスターで、セリフのやりとりだけではなく、生活音やSE(効果音)などの細かい描写や演出も再発見できたことで、より作品への意識が深まっていったように感じます。







これから映画上映やDVD化なども進むのでしょうね。

戦前戦後の名作をこうしてリマスターするのは、新しい映画ファンを作るのにもいいことだと思う。



ビートルズのリマスター以上の衝撃でした。


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2011/1/4

ひさびさののんびり正月だけど片付けが(汗)  映画

藤が丘の店を閉めて、ひさびさのんびりした正月と思いきや、店の片付け、食材の整理などで毎日がたいへん。

それでも以前に比べれば、だいぶゆっくりはできたので、日帰り風呂につかったり、録りだめた映画などを鑑賞することができました。

しかし正月から戦争モノをみるのはちとしんどかったですね(汗)
とってもいい映画でしたが。

なぜか見ていなかった

「戦場のピアニスト」

今は牢獄にはいったまま帰れなくなっているポランスキー監督の映画。
前半のユダヤ人たちが追い詰められていくところなど、狂気の世界が続き、そのあと主人公が生き抜くための凄惨な生活がえがかれ、クライマックスでドイツ将校を前にした命をかけた演奏をするまで、その真実を元にしたストーリーにはまったくもって気分が重くなり、これで正月気分もふっとぶというものです。



ご覧になっていない方はぜひご一見を。

もうひとつがNHKで放送されていた「さよならアルマ」
愛犬が軍用犬として戦場に送られ、主人公との心の交流と別れを描いている絵本を題材にしたドラマ。
さすがNHKだけあって豪華なキャストと、子供向けドラマとしても考えたうえでの演出などもあり、絵本同様にぐっとくるドラマでした。

犬は言葉を持たないだけに、人間のエゴが作り出す世界のなかでいつも翻弄されていってしまうのは今も昔も変わっていないです。
戦争という現実があるか、ないかの違いかもしれませんが。



こんなに暗いものばかりでは気分も晴れないので、ディズニーのアニメを久々に鑑賞。
これはいいです。大人もぜひ見てほしい感動作。
破天荒なお話だけど、ディテールをとことんこだわって作っているし、人や動物の描き方がさすがです。
特に犬好きにはたまらないエピソードがてんこもり。


さて5日から仕事はじめ。今年はいい年にしましょうね。
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2010/3/17

イノセントボイス  映画

なにげなくテレビをつけて、拾い物だなってこと、たまにあります。

週末にソファに座って一息ついたとき、BSでメキシコ映画をやっていました。
イノセントボイス」、という映画。
思わず見入ってしまいましたよ。見ておいてよかった。

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まもなく12歳になり、徴兵される運命の少年チャバの日常を通して、内戦で荒れるエルサルバドルの姿、子供たちが戦場に送られるという悲惨な現実を描いています。

実際にアメリカに亡命した主人公の実体験だそうで、戦争状態のなかで子供らしく遊び、恋をし、家族の愛に育まれながら、同じ民族、家族が銃弾で引き裂かれていく悲劇と隣合わせの生活を送らなくてはならない現実。
そしてチャバが怒りをこめて銃口を握るときのシーンには涙を抑えられず。。。

こうしたことがバブルに浮かれていた日本と同時進行で中米で起こっていたことや、当時のレーガン政権がエルサルバドル軍を支援していた、という事実を果たしてどのくらいの日本人が知っていたでしょう。

ちょうどこの映画の舞台となった80年代に発表されたのが、以前にも紹介したことのあるRuben BladesのBuscando Americaです。(名盤!)

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このアルバムはこうした中南米がおかれた現状をベースにした歌に溢れています。
実際に迫害にあって殺害された牧師のこと、彼を慕っていた少年はもしかしたらこの映画の主人公のことかもしれません。
聴いたことのない方はぜひぜひ御一聴を↓



こちらのサイトに訳が↓
http://d.hatena.ne.jp/Genichi_Yamaguchi/20091030/1256933483

今もなお中南米やアフリカなど非植民地だった地域には貧困や内戦など、人々を苦しめ続けている現実は続いていますね。
この映画にでてくる少年たちのように、今も世界中で兵士として徴収される子供たちが数多くいるということ。
知っておかねばいけませんし、なにか行動を起こすことも大事。

このレコードと並行して当時読んでいたのが、ラスカサスの「インディアス破壊を弾劾する簡略なる陳述」という単行本。今は新書版になって入手可能です。



実に重苦しい本です。
読むに耐えないことが沢山書かれています。目を覆いたくなります。
食前には読まないほうがいいです。

こちらのブログが参考になるかもしれません。
http://library666.seesaa.net/article/108242002.html

でもこうした勇気ある告発が、あの植民地時代のなかで、旧宗国側の一牧師からあったということも知っていて損はないでしょう。
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2009/12/21

名画が50本  映画

名画で映画館を活性化しよう、ということでしょうか。
映画ファンと評論家の投票・審査で選ばれた名画が50本、全国各地の映画館で一気に上映されるという企画「午前10時の映画祭 何度見てもすごい50本 」が始まります。

人気投票で上位に選ばれながら選に漏れた作品もあるようだけど、これは上映するためのニュープリントが入手できなかったため、ということだそうで。まぁよしとしましょう。

確かに「風と共に去りぬ」など有無も言わさぬ名画が入っていませんね。
あと気になるところはハリウッドものが圧倒的なこと。
どの作品も甲乙つけ難いものあるけど、もう少し非西欧圏の映画などにも配慮していただいてもよかったかな、と。
確かに僕も含め「洋画」というと「ハリウッド」のような繋がりは影響大だし、そうした映画が日本公開作品の大半を占めていたからねえ。

これは趣味・嗜好の問題かもしれないけどホラーやアニメないですね。「羊たちの沈黙」はホラー?か。日本映画もないのはなにか洋画のみという基準があったのかな?
あとは監督も偏らないような配慮もあったのでしょうね。
ま、どれをみても損のない映画ばかりではあります。

50本のなかで唯一見ていないのは「ライトスタッフ」かな。
これは戦闘アクションものとは一線を画すシリアスなドラマだったんですね。
これは見ておきたい。


それ以外もずいぶん前に見たきりで、正直よく覚えていないものも多々。
古い映画を見直してみると、また違った感想なり発見があるものです。

遠出もできそうにないので、少ない正月休みを使って映画に浸るのもいいかも。
NHKでも衛星でこのなかの映画や、名画を年末年始に特集しているので映画館に足を運べない人はテレビも要チェックでしょう。

でも大きなスクリーンで見る映画の醍醐味はやっぱりあるよなあ。



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2009/9/2

美人薄命かぁ。。。。  映画

日本でも韓国でも、どこの国でも、人気ある女優さんがなくなる、特に年齢が若いとそれだけショックも大きいですね。
美人じゃなくても同じなんですけど、やっぱ美人は得か。。。

チャン・ジニョンさん。
韓国の女優さんです。37歳でがんのため亡くなったそうです。
早すぎるね。

日本で思い出すのはやっぱり夏目雅子さん。
僕らの年代にはね。

彼女の作品は「反則王」しか見ていませんでした。
コミカルで、ペーソスのある本作品に、かわいいなかに芯のある女性プロレストレーナーとして、主役のソン・ガンホを盛りたてていました。



普通のサラリーマンがひょんなことから低迷するプロレス道場のスターに祭り上げられ、リングで七転八倒の活躍をする、という物語。
韓流ドラマ=悲恋もの・ラブコメディくらいのイメージしかない方には、ぜひこうした作品や前に紹介したキム・ギドクなど見ることをお勧めします。


若いだけに進行が早いことはしかたないかもしれないけど、胃がんは比較的治りやすいといわれているし、タイミングが悪かったのか、治療法も切除ではなく漢方とかに頼っていたとも。
とっても残念です。

同じような病気を抱えている人には、こうした女優さんの闘病する姿は時には元気を与えてくれるものでしょう。
できれば回復し、女優として復帰してほしかったのは私だけではないはず。
ご冥福をお祈りします。
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2009/7/7

幸せのポートレート  映画

以前BSで放映されて録画しておいた映画です。

原題「The Family Stone」(ストーン家)

サラ・ジェシカ・パーカー扮するちょっととんがったキャリア・ウーマン、メレディスが婚約者(という設定のはずなのだけど。。。)エヴェレットの実家にクリスマスを過ごすのだが、その家族は彼女には信じがたい家族で。。。そこはまさにストーン家(石)。


というお話で。
トレイラーはこちらから↓
http://www.zuguide.com/index.php#The-Family-Stone

最初はどの登場人物も不思議な性格でとらえようのない感じだったのが、ストーリーを追うごとに家族の背景、母親の抱える問題、いろんなことが明らかになってきて、最後は涙、涙という秀作でした。

「セックス・アンド・ザ・シティ」で圧倒的知名度を獲得したサラですが、この映画のなかでも感情移入のできないキャラクターを演じながら、次第に彼女の心の中や、やさしさを知り観客も納得してしまう、という好演技。

「セックス・アンド・ザ・シティ」のほうは男性としては彼女たちのハイテンションには正直ギブアップ気味だったけど、こちらのキャリアウーマン役のほうが個人的には好きかも。

映画のエッセンスにもなっている音楽も50年代の名画や、80年代のヒット曲などを交え、登場人物の青春期に重なる感情のつぼを心得た選曲です。

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2009/6/26

チャーリーズエンジェル  映画

さっきアメリカのニュースサイトに「ファラ・フォーセットが集中治療室に入り、家族とともに神父がよばれ」とでていました。
痛みをとりながらのケアとういことは、もう望みはないということなのでしょうね。
ついにその時がきてしまうんでしょうか。

チャーリーズ・エンジェルで一世を風靡した彼女、僕らの世代にもインパクトあったドラマでした。
あの髪型をした不釣合いな女の子もよく見かけたし。

駆け出しのころ「パートリッジ・ファミリー」にも出ていたんですね。
知らなかった〜。
ウルトラセブンに出ていた松坂慶子みたいなもんだな。




ファラは、パートナーだったライアン・オニールと結婚するそうで、「ある愛の詩」を地で行く美談も、ネットではいろいろ騒がれているようで、彼女の死後にまた一波乱ありそうな気配もありで、スターという仕事はほんとうに大変だ。


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