2010/1/9

干支の音楽  音楽


先週、ユーミンの番組で干支にちなんだ音楽を特集していたので、ちょっと僕なりの好みで選んでみると。

Frank Zappa "Rat Tomago"

僕の干支でもあるねずみはあまりいい表現には使われない。「ねずみ男」とかなんだかさもしい奴の代表みたいな。唯一ミッキーマウスだけは違う種類のネズミのようだけど(笑)
この偉大なるザッパ様の曲名はいったいどういう意味なんでしょ?いつも皮肉をこめたタイトルをつける人だから、なんかあるのか、それともまったく意味がないのか?
曲がはいっているアルバム「Sheik Yerbouti」も「Shake You Booty」という当時ディスコ全盛期に一世を風靡したバンドの曲をひねってつけたものらしいし。
それにしてもなんというギターソロ!すごすぎる。

Emmylou Harris - "Even Cowgirls Get The Blues"
http://www.youtube.com/watch?v=SNZiKvTPZPM
この映像はいい!全盛期の彼女の最良の声を聞くことが出来る!
今は高音がでなくなって、ちょっとさびしい気もするけど、今なりのネオ・カントリーな音楽やボーダレスな活動はすばらしいけどね。
最初に見たのはザ・バンドの「ラスト・ワルツ」のなかでだったか、その美貌と歌声にうっとりしたね。

Michael Franks "Tiger in the rain"
http://www.youtube.com/watch?v=uwPeXsjhLRQ
今年の干支、寅ですが、大学生のころよくお世話になったマイケル・フランクスで。
当時、おしゃれというかオトナっぽい雰囲気を醸すところに必ずっちゅうかマイケル・フランクスは欠かせませんでした。
バックミュージシャンもブレッカー兄弟やラリー・カールトンとか豪華だったしね。
けして上手い歌ではないんだけど、メロディやコード進行が粋というんでしょうか。コンテンポラリーミュージックとしての存在感の高さを感じる人。

Jeferson Airplane "White Rabbit"

のちにスターシップとなのり商業ロックに成り下がるジェファーソン・エアプレーンの一番いい時期の代表曲。
グレイス・スリックもスリムでキュートだわ。
これはストレートにドラッグのことを歌っておるのでしょうね。
「不思議の国のアリス」のうさぎをモチーフにしているらしいし。

Enter The Dragon

ドラゴンといえばブルース・リー、というくらい当時はすごい人気で、今札幌の市会議員をやっているK君もカンフーシャツにぬんちゃくをもって登校していました。
「燃えよドラゴン」日本公開とほぼ同時に亡くなって、ますますカリスマ性が高まり、そのあと4本くらい一気に「ドラゴン」シリーズとして日本公開されました。
このサントラも当時、北海道のラジオ番組年間ヒットチャート3位になったくらいですもん。
作曲・アレンジのラロ・シフリンは映画音楽、ジャズ界でもいい仕事をしていますね。
スカパラのかっこいいアレンジがあったので、今回そちらの映像で。

Fleetwood Mac "Rattle Snake Shake"

高校生のころ「噂」でビッグヒットをはなったバンドは実はブルースバンドだったことを知り、デビュー当時からの音源を聞きあさりました。
ピーター・グリーンはなんとか生還しましたが、ダニー・カーワンのほうは廃人同様になり今はケアホームに暮らす日々。
シド・バレットもそうでしたが、この世界で心のバランスを崩す人は多かった。
それにしても後期のマックも初期のマックも同じバンドとは思えませんよね。

America"A horse with no name"

イギリス生まれの3人組、デビューシングルは小学生のころ毎日のようにラジオから聞こえてきました。
今あらためて聞くとCSN&Yの影響がもろにでているように感じますね。

Pink Floyd "Sheep"
http://listen.grooveshark.com/#/song/Sheep/73551
ピンク・フロイドのアルバム「アニマルズ」にはそのもののタイトル曲が4曲収められていて、そのうちの1曲がこれ。
人間社会を群れをなし、目的もなく繰り返しの日々を送る羊にたとえた曲。
「狂気」「炎」とピンク・フロイドの勢いは絶好調の時期。このアルバムあたりからピンク・フロイドのメッセージ色が一段と強くなり、ウォールなどに反映していきました。


Chack Berry "Too Much Monkey Business"

写真家の浅井慎平氏がこんなエピソードを語っていました。
「81年、広告ポスターのためチャック・ベリーを撮る。「何枚撮りたい」と聞かれ、「8カット必要だから3ロール(1ロール36枚)」と答えた。
「8カットなら8枚だろう」「じゃあ何枚ならいい」「15枚」。一発ぱっと撮ったら「ワン(One)」。目が笑っていない。15枚撮ると彼はギターを置いてしまった。」
(朝日コムより引用)
http://doraku.asahi.com/special/beatles/index.html
いかにもチャック・ベリーらしいです。こんな人近くにいたら迷惑だろうけど(笑)

Jaco Pastorius "The Chicken"
http://www.youtube.com/watch?v=RJfiYdQcQtc
82年の武道館ライブあたりがジャコのピークだったかも。このライブのオープニング「Invitation」が始まったときは全身鳥肌がたちました。
この2年後、読売ランドでおこなわれたギル・エヴァンス・オーケストラとの共演はあきらかなリハ不足で、雑な演奏。かなり遅れて開演したとき、彼は全身ドロをぬったくってでてくるし。
終演後、帰り道にジャコがツアーバスからいきなり降りて歩いてきて、取り囲むファンに「Don’t Touch Me!」と騒ぎになったり。
これ以降、彼が話題になるのはその奇行騒ぎばかりで、演奏活動がさっぱり。そうしているうちにあの悲劇。

Led Zeppelin "Black Dog"

犬は曲名でもよくでてくるね。やっぱり人間に近い動物だし、比喩的に使う格好の動物だし。
ツェッペリンはこんな変拍子を違和感なく演奏できる稀有なバンドだったし、とにかくジミー・ペイジの音作りは素晴らしい。
彼はリフ作りの天才だ。
この映像のころからジミー・ペイジのギターに違和感というか、もたつき感が強くなってきて、相当ドラッグやアルコールが影響を及ぼしていたのかも。
ジョン・ボーナムが死んだ後のジミー・ペイジは抜け殻のよう。この当時の輝きはすっかり無くなってしまったもの。

Charles Mingus "Goodbye Pork Pie Hat"

From Live at Montreux 1975 Charles Mingus [b] Don Pullen [p] George Adams [s] Gerry Mulligen [bs] Benny Bailey [t] Danny Richmond [d]

この曲を初めて聴いたのはジェフ・ベックのバージョンで、オリジナルは大学生になってから。しかしそのころはミンガスの体調は思わしくなく、生で演奏を聞く機会は結局ありませんでした。
彼の晩年、ジョニ・ミッチェルもこの曲のオリジナルバージョンに歌詞をつけ、ブレッカーやジャコ、パット・メセニーなどともに作った「ミンガス」というアルバムもよかったです。
ポーク・ハイハットというのはミンガスがこの曲を捧げた故レスター・ヤングが愛用していた帽子のことで、「豚パイ」を焼くのに使う型に帽子が似ていたから一般的にそうよばれるようです。


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