2007/10/28

Neil Young Hear t Of Gold  音楽



DVDを買ったまま、ひまがなくて見られずにいたニールヤングのドキュメンタリーを鑑賞。

これがまたすっばらしい映画だった。
ジョナサン・デミといえばマーティン・スコセッシ同様、音楽好きの監督。
トーキングヘッズのStop Makin’ Senceという音楽ドキュメントのなかでも秀逸な作品をとったことでも有名。「羊たちの沈黙」ももちろんいいです。

この映画、なんといってもニール・ヤングと旧知のミュージシャンとの心の通う音楽というか、楽器もみーんなヴィンテージもののアコースティックかアナログ楽器ばかりの滋養に満ち溢れた音楽ばかり。
今ならサンプリングした音を指一本で再現できるような効果音まで、しっかりミュージシャンが「演奏」したり、デジタルではできない生の人間の音の厚みと存在感を感じさせる感動のステージ。
ネタばれになるから詳しいことは×。

会場もいいんだな。
ナッシュビル、カントリーの殿堂といわれるライマン・オーディトリアムという古い音楽ホールが、こうして今も残されていて、単にコストだとか、古いというだけでスクラップされるどこぞの国の文化とは、全然違う深みを感じます。
アメリカの良いところ。(悪いところもいっぱいあるけどさ)

共演のエミルー・ハリス(!)が「もし環境警察とかがあったら、あの開発計画をぶっつぶしてほしい」とコメントしてたのが、このホールの隣に高層ビルを建てる開発がすすんでいたから。
ホールを壊すわけではない。ただその周囲に外観や室内からの景色をさえぎるような建物がたつ、というだけ。それでもあかんぞ!と。
そんなの東京や京都、全国どこでもある風景だよね。
大正から昭和にかけて戦火を逃れた建物のいったいどれだけ残されているのかなぁ。

表参道の超有名建築家の建物を悪い、とはいわない。
でもなくしたものにくらべると、どうなんだろう。。。

それはともかく、故ニコレッタ・ラーソンの追悼コンサートのときはなぜか出演しなかった彼は、このコンサートでComes A Timeを彼女にささげると歌って拍手を浴び、10代のころに初めて一人旅を経験したときにバーで繰り返し耳を傾けたFour Strong WindsやOne Of These Dayをメンバー全員で歌い、終始妻のペギーと呼吸を合わせながらのなんともあたたかいコンサートが記録されてます。
歌詞は40代以上の人には感涙もののような歌ばかり。

エレクトリックでラジカルなニール・ヤングもいいけど、こういう肩の力を抜いた彼も最高!
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