2006/10/8

トンマッコルへようこそ  映画

韓国のにごり酒の話かとおもったら、さにあらず。

朝鮮戦争を舞台に、あるユートピアのような村にまぎれこんだ兵士たちと村人との物語。

無農薬野菜などを宅配してもらっているらでぃっしゅぼーやの会員限定試写会にいってきました。

なんの予備知識なく見ましたが、これがほんとうにいい映画だった。


主演の一人、チョン・ジェヨンの最新作「マイキャプテン・キム・デチュル」を機内便でみたんですが(これもなかなか魅せる作品でした)、途中でおわってしまい消化不良だったので、今回は腰をすえてみさせていただきました(笑)

トンマッコルへようこそ」というこの映画、お話の舞台は、連合国軍の米兵、韓国兵そして北軍の兵士たちが、ひょんなことから迷いこんでしまった村。ここがまったく浮世離れした村人たちで、戦争がおきていることすら知らないんです。

で、最初は敵対していた同士が、しだいに村人の心にふれながらうちとけていく、というわけなんですが、その過程が最初の殺戮シーンなどのあとなんで、まったく好対照に可笑しい。

でも戦争の足音がこの村にもしだいに近づいて最期は急展開していく、ということで。

笑いあり、そして涙あり、といってしまうと簡単ですが、今強い言葉、強い姿勢ばかりがまかりとおって、弱いもの、弱い立場のことをほとんど振り返ろうともしない時代だから、もっと日本でも多くの人に観てもらいたい映画です。

あいつはけしからんとか、怪しい人間たちだとか一方的に決め付けて力でねじふそうとするような風潮は断じて許してはいけないです。

爆弾を落とす先にどんな人たちが住んでいるのか、落とす側にどんな結果をもたらすのか、もっと考えてみたら本当に戦争は必要悪だ。
朝鮮戦争は昨日まで隣同士で仲良くしていた人たちが、ある日を境にいがみ合い、憎しみあう関係になってしまう、そんな悲劇があったんですよね。同じ民族という血がありながら、なぜこんな悲惨な関係を50年も続けてしまわなければいけないんでしょう。

そうしたことを知らずに我々は日々暮らしていけるのは、戦後60年にわたって平和というものをなんとか保つことができたからかもしれません。
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