3月下旬から、「九州の花と風景II」の増刷分を販売しています。
銘版が「国立印刷局製造」から「凸版印刷株式会社製造」へと変わっただけでなく、グラビア印刷からオフセット印刷へと印刷方式が変わっています。
印刷方式が変わったので、図案に変化があるかどうかを探してみました。

すると、上の図のように「日本郵便」の文字にギザギザがないのです。でも、私の肉眼では分かりません。
また、鹿児島県の切手では、右下(赤丸で囲んだ部分)の菜の花のバックにある紫色が無くなったのです。これならルーペなしでもハッキリと分かります。

その他、細かくなりますが、次の通りです。
「NIPPON」の幅が0.2ミリ違いますが、こんなのは肉眼で判別するのは無理な話です。上から順に、
水仙の福岡県は、2つある島の右側は少し小さく見えます。
キキョウの福岡県は、右側の蕾のがくがハッキリしています。
アジサイの佐賀県は左上の滝の流れが「NIPPON」の「I」の右側になりました。
コスモスの長崎県は大きい島の土の部分が白っぽくなりました。
ツバキの熊本県では橋に街灯がありますが、パッと見ると分からないくらい薄くなっています。
ヒゴタイの熊本県はヒゴタイの花がかなり濃くなっています。
サクラソウの大分県、ラベンダーの大分県、ポピーの宮崎県は色が微妙に違うくらいです。

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