2009/8/17
終戦の日
万燈みたま祭りいってきました
写真のとおり
ちょうちんで照らされた黄色い参道歩きました
戦死者を祀ってる神社ですが
太平洋戦争以降では無く
戊辰戦争からなんだそうで、創建は明治元年
今住んでる春日町も 地域的には流作場で
戊辰戦争のころは砲弾が飛び交ったと
聞いたような 聞かないような
黄色く照らされた参道の美しさに魅了される
この万燈みたま祭りですが
その提灯のいくつかは遺族会の名前が記されてました
戦後64年 遺族会も高齢化し
存続自体が危ぶまれてる会も多いと思います
遺族会で献灯された提灯の比率が増えることは
今後も無いでしょうから
民間スポンサー名の提灯の比率が年をおうごとに
増えていかざるを得ないのでしょうけど
しかし印象として、祭りに訪れてる方は
以前来た時より減ってる感じがするぐらいで
観光色の強い祭礼では無いし
駐車場から真っ暗闇の中を歩かないと着かないし
民間スポンサーを募集しても費用対効果が薄いのは
明らかっぽいので、この美しさをつくっている
提灯の全体数も減ってきているのではと思います
(市の観光HPでも扱いはあっさりしたもんです)
万燈となってますが、それはかつての話で
今は千燈ぐらいなのかと思いますが
されど やっぱりこの美しさは格別です
終戦の日に 茶の間で火垂の墓も結構ですが
漆黒の闇の中(周囲は防風林ですから)
この場所だけが黄色い光で浮かび上がってるようです
戦後64年間、右肩下がりで訪れる人が減っている
献灯する「遺族」も減っている
年を追うごとに戦死者慰霊に訪れる人も減っていく
それだけ平和が続いてるってことで
万燈が千燈になり やがて百燈になっていく
それこそ恒久平和
これでいいのだ ってことでしょうかね

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