業界最高年齢社長Halのゲーム日記 その551 S.T.A.L.K.E.R.時系列の謎編

2012/8/29 | 投稿者: Hal

S.T.A.L.K.E.R.のストーリーは、バニラで3つ(SOC、CS、COP)、MODの全く新しいストーリーで3つ(Priboi Story、Secret Path 2、Winter of Death)ということになる。 (私が知らないだけで、上記以外にもあるのかもしれないが) AMK Narodnaya Soljankaは完全に新しいストーリーとは言えないが、かなりの部分オリジナルとは異なるようだ。

これら以外にも部分的に新しいストーリーのMODはあるが、完全に新しいものとなると、そう多くはない。

それらのストーリーの時系列を考えてみた。 つまりはマー君、scar、デグさん、プリさん、シュトさんの活躍を年代順に追って行こうという趣向である。 勿論「年代」は全てゲーム内での年代である。 後半には禿しくネタバレがあるのでご注意を!


1 まず元祖のShadow of Chernobyl(通称SOC)、ここでは2012年にマー君ことMarked Oneの活躍が始まる。 PDAに残されたメッセージ「Strelokを殺せ」があることからも、SP2の時代より後ということになる。

2 次にClear Sky(通称CS)、これはSOCの前日談なので当然時系列的には前のものとなる。 主人公は雇兵Scar。 年代的には1の1年前、2010-11年位?

3 Call of Pripyat(通称COP)は後日談(SOCの数年後)なので、これまた当然SOCより後の出来事である。 主人公は特務機関のDegtyarev 少佐。 年代的には2013、4年位に設定されているだろうか。

4 Priboi Story(SOCのMOD)は1の後日談だが、1の数年後、3と同時期又は少し前位か。 主人公はPriboi中尉。

5 Winter of Death(COPのMOD)はバニラCOPの直後半年ほど後かと推測される。 つまりもっとも新しい年代となる。 主人公はDmitryというMercenary。

6 Secret Path 2は「若き日のStrelok」が主人公なので、この6つの中でも時系列的には最初期となる筈。


Strelokはバニラ3作の中では、狂言回し的役割で重要な要素となっていて、CSとCOPでは直接登場もしている。 いわば「影の主人公」と言うこともできる。

CSでは最後に主人公にガウスガンで射殺されるストーリーとなっているが、これでは時系列的におかしいのではないか? 前日談で殺されてしまっては、後日談のCOPでデグさんを援助交際することもできないではないか。(笑)

ゲーム内で表示される日時にしても、大半のものが2011-2年あたりで、前日談も後日談もほとんど一緒というのもおかしな所で、設定されている日時を反映しているのではないようだ。

Mark One=Strelokはほぼ確定だが、マー君とscarの関係についても謎は未だ残っているし、人物の相関関係や事件の発生など、その他おかしな点や矛盾するところも数多くある。 

モノリス(派閥ではなく願望機であるモノリス)についても、一応バニラやSP2で説明されてはいるが、それでも謎に包まれたままの部分もかなりある。 

派閥Clear Skyについても同様で、バニラでは背後関係にはあまり言及されておらず、SP2では「某有力企業の後援」とされているが、これも謎が多い。 

Ecologistという派閥は、SP2のエンディングで非常に重要な役割を果たすが(影の主役?)、それまで移動研究所などで登場する位で、他にはあまり出てこない。 これまた謎の組織である。

こう見てくると、時系列的に又内容的にかなりの無理があるようで、ストーリー的に矛盾が多すぎるようだ。 最初から一貫したストーリーとして考えられたものではなく、後から後から付け足していった(特にMODの場合は)ストーリーなので、完全に首尾一貫というのは至難の技なのだろう。

でもまあ、これだけ面白楽しければ、矛盾があろうと首尾一貫しなかろうと、どうでもいいさ。(^^)V


■以下ネタバレあり!

話しは違うが、ゾーンとS.T.A.L.K.E.R.の、歴史というか前史というか、その全容を解明する手かがりになる一文がある。 私はS.T.A.L.K.E.R.シリーズの攻略や参考資料を纏めたファイルを作っているのだが、その中でClear Skyの中にその文があった。 

以下はCS製作の際のボツアイデアの切れっ端らしい。(CS Anarcy Cell) PDFはダウンロードしてあるのだが、なにせ融通の利かないPDFファイルなので、保護されていてコピーして翻訳ということすらできない。 早くなくなれPDF。

SP2のストーリーは、若き日のStrelokの冒険を描いたものだが、その内容と設定が下の内容と非常によく似ている。 似ていると言うよりそのままと言っても良い位だ。 

こことか、
>1.Strelokは傷を負い、他の二人によってDoctor、奇妙な場所に隠れ住む伝説的な人物にして、Strelokを治療できる存在の元へ。GhostとFangはデコーダーを作成し次回の旅に備える。

こことか、
また、STALKER計画をスタートさせ、支配下に置いたStalkerを特別な用途に使い始める。

こことか、
>3.Noosphereがプレイヤーをコピーし、複製人間を生み出しオリジナルをZoneの外周部へと送る。プレイヤーはそこでClearSkyのパトロールに発見される。

或いはAMKはこれに基づいて、或いはインスパイアされてSP2を作ったのかも知れない。 

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STALKER 174より

流出資料よりCS(Anarcy Cell)のストーリーをGoogle翻訳片手にかいつまんでみる。2008年9月26日付のdocファイルより。

86年以後、科学者達はチェルノブイリ原発にてソビエト連邦の極秘プロジェクトとして、精神兵器やNooSphereに関する研究を行なっていた。しかしながら2006年、NooSphereの暴走を引き起こしZoneを形成してしまう。生き残った科学者はその結果、
C-Consciousnessとしてその抑制を行う一派と分離派、ClearSkyと知られるグループの2つに分裂した。

多くのStalker達が中心部へ進むことができないでいた頃、Strelok、Ghost、FangのチームはPripyatの下にある地下都市の地図を見つけたことで、脳を焼かれずにZone中心、原発へ到達。
そして謎のドアを見つけるも開けられず、戻ってデコーダーを支度することにする。
そして3つのイベントが発生:
1.Strelokグループが原発に到達した事によりEmission発生
2.その影響によりRostok(BarとWild Territory)は消滅、別の地区に起き変わってしまい、Swamps、Limansk-13、Pripyatの地下都市が出現する。
3.国連の調査団を導いて異常現象地帯(Generatorと呼ばれるエリア)を調査していたプレイヤーはそのEmissionに遭遇してしまう。

その結果:
1.Strelokは傷を負い、他の二人によってDoctor、奇妙な場所に隠れ住む伝説的な人物にして、Strelokを治療できる存在の元へ。GhostとFangはデコーダーを作成し次回の旅に備える。
2.派閥間の戦争が発生。BubbleアノマリーがStalker達を彷徨わせるようになる。時折、どこでいつ発信されたものかも分からない彼らからの無線通信が聞こえるように。
3.Noosphereがプレイヤーをコピーし、複製人間を生み出しオリジナルをZoneの外周部へと送る。プレイヤーはそこでClearSkyのパトロールに発見される。

C-ConsciousnessはStrelokがMonolith制御装置へのドアを見つけたことを知り、もし再び近づけば自身の死に繋がることから巨大なEmissionを発生させ、Zone中にBlowoutが頻繁に発生させるようにする。
また、STALKER計画をスタートさせ、支配下に置いたStalkerを特別な用途に使い始める。

ClearSkyは巨大なEmissionを経て、何かが起こっていることを理解する。頻発するEmissionはZoneの地形や物理法則を捻じ曲げてしまうのだ。
大災害の発生を察知したClearSkyは全力で現象の鎮圧その原因の排除を行う事を決意する。

NooSphereは一連の出来事により、惑星ソラリスのように自身をひとつの人物と考えるようになり、人間の意識に介入し始める。
その存在とロジックは人間には理解しがいたものである。全知全能であるが、同時に生まれたての赤ん坊のようでもある。

以下略
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