2021/6/30 | 投稿者: Hal


ある夏の日、山荘にて その2

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奇妙に曲がった短剣は、彼の祖父が中東に赴任した時に購入したものだそうだ。

無論戦前の話である。

それはイスファハンで作られたもので、とある魔術師が政敵に復讐するために呪いをかけたのだそうだ。

祖父は面白半分購入したのだが、帰国するとある事件が持ち上がり、生存していては困る人物が、首を切られて死んだ。

その後、祖父が短剣を調べると、べっとりと血がついていた・・・

昼になったが、食当の筈の清美が現れないので、緒梨恵と共に清美の部屋に行くと、清美は死んでいた。

しかも頭が切り取られているのだ。

そして廊下の壁に飾られていた筈の、短剣がなくなっていた。

こうして推理となるのだが、これは中々難しい。

殺害時刻は10時半以前あたりまでは理解できるが、その後がわからない。

当然犯人もわからない。

選択肢総当たりでも不可で、結局翌日の第2の殺人になってしまった。

もっともこれが正常ルートらしく、第1の殺人での犯人当ては、よほど鋭い人以外はむりだろう。

梶浦がいなくなり、皆で探したが、2階に行った大野達は、清美の死体がなくなっていると言う。

梶浦は首つり姿で物置で見つかった。

そして清美の死体もその傍らに転がっていた・・・

皆は自殺と考えたが、主人公は異を唱えた。

梶浦の服の汚れや遺書がないことなど、自殺としては不自然である。

梶浦は別荘の中で殺害され、台車で運ばれた。

そして暗闇の物置の中では、懐中電灯が必要だと、犯人を指摘した。

これであたりであり、解決エンドとなる。

しかし、第1の首切りの館が未解決なので、こちらをやり直すことにした。

殺害は午前十時半以前で、私が目撃した後、おかしな点は窓が閉まっていたことである。

真夏で暑いのになぜ窓を開けないのか、それは清美は既に死んでいたからで、その首を切り取り、トレイに入れて丸テーブルに乗せた後、窓は開かれた。

なぜ首を切ったのかは、清美は絞殺されてそれを隠すためである。

扼殺では指の後が残るが、その指に特徴のあるもの、例えば指輪がはめられていたら?

こうして犯人が指名される。

動機は・・・ 清美の妊娠である。

しかもそれは嫉妬による嘘であり、なぜなら犯人が好きなのは主人公「私」だった。

主人公は女性だったのである・・・

これにてある夏の日、山荘にてはお終いである。

まずまず楽しめるゲームだったが、動機などはこじつけ感が残る。


次回からはフォトグラフィア- 1.1の予定

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2021/6/29 | 投稿者: Hal


べにのひをはく その2

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こうして高山の告白が始まった。

愛子は高山の実子ではなく、千鶴という女の子供だったが、高山は誤って千鶴を死なせてしまい、罪滅ぼしの意もあり、愛子を実子ということにしたそうだ。

千鶴の死体はザクロの木の根元に埋められた。

15年前のことである。

それがあの手紙のことであり、その後死体を掘り返したが、死体はなかったとのことである。

白い着物の女の仕業ではないかとも考えたが、それでは矛盾が多すぎる。

そして屋敷が騒がしくなり、いって見ると早苗が毒殺されたそうだ。

どうやら青酸系の薬物らしいが、毒草は山に幾らでも生えているとのことである。

一行は二手に分かれて1階と2階を調べることになったが、風呂場の浴槽に僧侶の春泥が沈んでいて、首には縄が巻き付けられていた。

外部への連絡は、交番に無線機があるが壊れていて、工学部卒の高山が修理することになった。

当間のペンダントには骨が入っていた。

交番に入ると、高山と薫が殺されていた。

当間は千鶴を愛していて、あの手紙を書き、村人を殺し回ったと、俊介は考えたが、良く考えるとそれでは不自然なのだ。

ここでかなり苦戦、何度かやり直してようやく先へ進めた。

ざくろの木に行くと人影がある。

そして犯人名の入力となるが、これは登場人物の名前を片っ端から入力すれば、どれかがあたりとなる。

むしろ、一番影の薄い、犯人では無さそうな奴の名前から入力した方が早いだろう。

但し、動機については大いに異論が残る。

内容としてはまずまず楽しめる方で、少なくともプレイして損をしたという思いはない。

変わって「dancer in the dark」である。

「廃墟探検に出かけた『俺』と友人だったが…

ホラーサウンドノベル。作品イメージとしては映画『SAW』に近いかもしれません。

グロテスクな画像はありませんが、暴力表現はあるので苦手な方はご注意ください。」

と作者の説明にはある。

このゲームではフォントの変更が出来ない。

テキストを読ませるのがメインのゲームでは、汚く読みにくいフォントは致命的な弱点となる。

吉里吉里2だからツールにはフォント変更の機能はある筈で、これは手抜きなのだろう。

主人公の「俺」は友人の田村と共に、ある廃墟の探検に行った。

廃墟自体は特に変わったものではないが、中にはヤクザがいて、車の中に連れ込まれてしまった。

そして車は別の廃墟に向かい、彼らはエレベーターで地下に降りた。

男の声が響いた。

「お前達に生き残るチャンスをやる。

お前達はこれから殺し合いをする。

生き残った方は助けてやる。

すぐ警察に駆け込んでも構わない。

それでは開始だ!」

田村はどうやらその言葉を信じたらしく、拾った鉄パイプで攻撃してきた。

「俺」は田村を殺すが、俺もヤクザ達に殺されてゲーム終了。

総計8分・・・ はぁ・・・ あほらし・・・

早々に「ある夏の日、山荘にて……」に乗り換えた。

こちらは、とあるお金持ちのボン大野の招待で、八人の学生仲間が山荘に集まった。

それは豪壮な別荘で、1階2階に十数室の客間があり、階段の踊り場には槍や短剣まで飾られている。

その短剣にまつわる恐怖談を、大野は語り始めた。


ある夏の日、山荘にて その2へ続く

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2021/6/28 | 投稿者: Hal


べにのひをはく その1

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べにのひをはくとは、作者の紹介では、

「道を間違え、とある寒村に迷い込んだ主人公とヒロイン。

既に廃村となったはずのその村にはいまだ数人が暮らし、とっくに死んだはずの女の亡霊に怯えていた。

そんな中、届いた脅迫状と、次々に起こる不可解な事件。

選択肢によって結末が変わるサウンドノベル」

との説明がある。

ツールは吉里吉里3なので、まず大丈夫と思ったが、フォントの変更は出来ない。

主人公の名前も変更可能だが、とりあえず「小島佑介」のままとした。

ヒロインは「沢村美由紀」で、二人はとある雑誌社で働くカメラマンと記者、という設定である。

「決定版・秘境の温泉宿」という記事を書くために、弥勒村という寒村に向かっていたが、どうも道を間違えたらしく、折しも降ってきた雨を避けるために、洞窟に避難した。

その洞窟にはレールがあり、壁にはハンドルとワイヤーもある。

ハンドルを回してみると、洞窟の奥からボロガタのトロッコが出てきた。

といきなり洞窟が揺れた。

佑介は美由紀をトロッコに放り込み、レバーを引くとトロッコは動き出した。

やがてトロッコは終点に着き、出口からは村が見える。

立て看板には「七重村」とある。

七重村は廃村らしく、人影はどこにも見えないし、地図にも七重村の名は存在しないのだ。

小高い所には巨大なザクロの木があり、「みたまもどしのき」と説明がある。

昔この村にいた娘が死んだが、悲しんだ父親がこの木の根もとに埋めると、生きかえったという、伝説も書かれている。

ふと振り返ると、背後には少女がいる。

中学生位の少女だが、「なにをしているの?」と聞いてくる。

道に迷ったことを伝えると、高山という家にいると教えてくれた。

高山家には数名の男女がいて、話をしている。

どうやら手紙の件での相談らしいが、詳しい内容は事情を知らない佑介達にはわからない。

佑介達は、そこで医師の薫の家に下宿(というか、早く言えば居候)することになったが、村では電話が不通だという。

しかも、人為的に電話線が切断されたらしいのだ。

薫によると、手紙は脅迫状らしく、高山家にいた7名に殺された恨みを晴らす、というような内容らしい。

しかしそれが15年前のことだそうで、その間なにごともなく経過したというのも、妙な気がする。

主の高山、妻の早苗、娘の愛子、教師の土屋と警官の太田、寺の住職である肥後、消防団員の馬淵保と妹で医師の薫、 自称画家で居候の当間、同じく居候の日下部、などが登場人物である。

酔っぱらった美由紀を送ろうとすると、人影が目に入った。

白い着物を着た長い黒髪の女である。

ここで最初のバッドエンド。

このゲームでは、選択肢を間違えると即ゲームオーバーとなる。

従ってセーブは出来るだけ頻繁に行わなければならない。

今回も一つ前のデータからのやり直しとなったが、選択肢の間隔は長くはないので、時間はほとんどかからない。

丘の上には警官の太田が倒れていて、大きく開けた口には出刃包丁が刺さっている。

当間が現れたが、一目様子を見ると、太田の拳銃を抜き取り、無造作に空に向けて撃った。

やがて人々が集まってきたが、俊介は当間にあなたは画家などではないと言った。

理由は拳銃で、当間は安全装置のかかっている拳銃を、無造作に撃った。

この項はおかしい。

日本の刑事でない警察官は、リボルバーを携行しているが、通常リボルバーには安全装置はない。

発砲する部分のシリンダーは弾がこめられておらず、撃鉄を挙げることでシリンダーが回転し、弾のある部分が発砲位置にくる。

つまり、撃鉄が安全装置なのである。

当間は「そうだ。 俺は前は捜査一課の刑事だったが、今は私立探偵をやっている」と答えた。


べにのひをはく 1.1 その2へ続く

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2021/6/27 | 投稿者: Hal


GRAY-POOL その2

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紅葉での再開である。

橘篇は進行がよく飲み込めないが、はっきり言ってあまり面白くはない。

恐怖感もないし爽快感もない、興奮もないの、ないないづくしのゲームとしか思えないのだ。

プロが作ったフリーゲームにしては、あまり話題になっていないのも、このもやもや感のためかも知れない。

紅葉もまたあの倉庫にいた。

橘のケースと違うのは、取り残された紅葉は人の顔を持った虫に襲われる点である。

虫から逃げようとしても逃げ切れず、身体の内部にまで虫は入り込んできた。

「薬売りの少女」では、紅葉は精神病院にいる。

男が入ってきた、「カンダタがどうとかで、他の仲間を殺せ」というが、紅葉には理解できないし、Halさんにも理解できない。

紅葉はその男の言う「薬」を、セレスや政宗に飲ませようとするが、ここで「思い出の呪い」となる。

なぜそうなるかなんて、聞かないでおくれ。

Halさんにだってわからないんだから・・・

「幻実と空層」は妹の死と橘の想い出が交錯し、エンディングとなる。

「岡田正宗編」は政宗視点でのストーリーとなる。

スタートはこれまで同様に、長たらしいイントロが延々と続き、やがて倉庫となる。

「これまでの経緯を思い出してみる」

幾つかの選択肢を経て、「鏡面予告」となる。

もう詳しい描写などしたくない。

面白くないからである。

独占余波、虹色時雨と進み、やがて片右京相馬というメガネの男が現れる。

彼はこのVRプロジェクトアリスシステムの総指揮をまかされていて、統括プログラムのメインプログラマでもある。

ここで、セレスを助けるか自分が助かるかの選択肢となる。

作者のサイトを見ると、このゲームでは、パラメータとして感情値と達成値があり、トゥルーエンドは達成値を高めねばならないらしい。

四人全部のトゥルーエンドを見ると、最後のメニューが解放されるらしい。

これまで俊介しセレスのトゥルーエンドを見たので、次は紅葉篇と政宗編で、次ぎの選択肢迄飛ばしてやってみる。

四人のトゥルーエンドを見ると、研究成果に「VR世界」―結果報告が追加される。

このテーマパークの真の目的は、アトラクションではなく、人の心を支配するプログラムを作ることにある。

人類統制である。

既にとある国からは引き合いがあるのだ。

しかし相馬とティーゲルは、ただ完全な人工精神を作るのが目的だった。

ティーゲルは帰るために白いドアから出る。

そこは白い廊下で、一人の黒髪の少女が待っていた・・・

こうしてウロボロスの竜が輪を閉じた・・・・・・

このGRAY-POOLは、期待していたよりまるで面白くなかった。

延々と続く無意味な繰り返しが多く、忍耐が必要な割には感動も興奮もない。

はっきり言って失望したのである。


次回からはべにのひをはく 1.1の予定

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2021/6/25 | 投稿者: Hal


天雨月都 その2

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瀕死の重傷となった都紀子を助けるために、薫は自分の血を都紀子に飲ますと、都紀子は生き返る。

但し、医師の診断では心臓は止まっているのに、血液は循環しているそうだ。

これが「越境者」としての、凶暴な怪物の特徴なのだ。

その時又別の人物から声がかけられた。

睦月という、繁華街の喫茶店でウェイトレスとして働いている女性である。

彼女は事故で死にかけていた薫を助け、実験材料にしたそうだ。

三ヶ月前の事故の時、薫がヒューガとなるように手術をしたのである。

究極の戦闘生物を創作し、自分の下僕として使うためだったと、あっさり言う。

薫は都紀子が越境者に変化する寸前に、彼女「喰って」助けようと考えた。

そしてその日、啓二の助けもあり、激闘の末都紀子を越境者から解放することができた。

エンディングシーンは、お定まりだが夕焼けの中を、手を繋いで去って行く薫と都紀子である。

こうしてゲームは終わり、「おまけシナリオ 都紀子篇」が表示される。

都紀子編とは・・・

数日後都紀子が薫の部屋に現れる。

正座して三つ指をつき、しおらしく挨拶するのだ。

「ふつつか者でございます。 なにとぞよろしくお願いいたします」

これだけ。

次はGRAY-POOLをやってみた。

こちらはプロのシナリオライターが趣味で作ったゲームらしい。

新型ヴァーチャルリアリティ体験マシンに乗った、4人の少年少女の物語ということである。

プレーヤーはその一人を選んでスタートする。

橘 俊介、蒼月 紅葉、 岡田 正宗、セレス・シュリスティアの四人である。

橘は白い通路を走っている。

通路の終点のドアを抜けると、落下する。

気がつくと前に白い服の少女がいて、「お話しようよ」と誘う。

橘は逃げ出した。

階段を駆け下るが、その階段は降りても降りても果てしなく続いている。

と・・・ 急に階段がなくなり、橘は落ちて行く。

「起きろ」と声が聞こえ、目の前には岡田が立っていた。

岡田の他にもセレスや紅葉もいて、全員集合となっているが、速く逃げないとあの少女「アルファ」がやってくる。

ここへやってきたのは、華見川エンタープライズの新型VRマシンの体験のためだった。

VRの最新版は「エース」で、ダイバースーツに酸素マスクと大げさな装備をつけて、VRカプセルに乗り込んだ。

気がつくと目の前に少女がいて、アルファと名乗った。

エースの全プログラムを統括するプログラムだそうだ。

ところが前回はあった筈の扉がなく、橘と紅葉、岡田とセレスの2組に分かれて、この倉庫を調べることになった。

橘と岡田が揉めていると、声がかかる。

アルファは橘とセレスは助けるが、岡田と紅葉は助けないと言い、通路の先にきえて行く。

二人は岡田と紅葉を担いで進んだ。

再びアルファが現れ、周囲は白一色となって、やがて回想となる。

橘と紅葉の想い出である。

そして脈絡もなく、シーンは学校の医務室らしき部屋となるが、出口はない。

男が一人いて、早く出た方が良いと勧めるが、出口がないのだ。

「出口ならそこにあるじゃないか」と、男が示す方向を見ると、さっきまでなかってドアがある。

しかし、振り返っても男はいない。

ともあれ廊下に出たが、生徒らしき者の声が聞こえて来る。

橘の教室で悲鳴が上がり、中に入ると周囲は全て赤く染まっていて、その赤の原因は一人の生徒だった。

ぱっくりと開いた喉から噴き出す血が、教室を染めていたのだ。

その生徒の傍にはナイフを持った紅葉がいる。

死んだ生徒は同級生のサカキュウの友人であり、サカキュウは紅葉のナイフを奪って紅葉を刺した。

紅葉は駆け寄った橘も刺す。

こうして画面は初期シーンとなるが、シーンAクリアという表示があるので、一旦終了し、紅葉で再開した。


GRAY-POOL その2 へ続く

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2021/6/24 | 投稿者: Hal


天雨月都 その1

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天雨月都(天の雨月の都)は、特異な能力を持つ小日向一族を描いた伝奇ノベルである。

システムは吉里吉里2なので、ゾウディアックのようにメインマシンではプレイできないということはない。

主人公小日向薫は、登校した学校の靴箱で、一通の封書を見つける。

差し出し人は「小日向椎子」、学校随一の美人で全性徒の憧れの的である。

いそいそと待ち合わせ場所の体育館裏に急ぐ薫だが、本当に小日向椎子が待っていた。

しかしこの椎子さん・・・ (;´Д`)

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ゲーム紹介の一つには、「キャラ絵を見た途端、ダウンロードを取り止める人も多い」とあるが、Halさんもこの椎子プリンセスを一目見て、完全に理解した。

「なるほど、それはそうだろ〜な〜」

これなら鬼ヶ島のように、キャラは影絵にした方が、ダウンロード数は数倍増えるだろうな。

椎子は「じゃあ行くわね」と一言、シグ・サウエルP226で、薫の側頭部をなぎ払った。

・・・・・・

シグ・サウエルP226は五色で、実際には白一色の椎子の脚である。

暫時して薫は気づいた。

「ここはどこ? 私は誰?」

椎子も予測となにか違うことに気づいたらしく、説明し始めた。

この学校には小日向姓の生徒が三人いるが、その三人は殺し合う為に存在するとのことだ。

異常な膂力、生命力、知能を持つ小日向は、この国を支配しているが、跡継ぎは一人、その跡継ぎを決めるための戦いだと言う。

・・・・・・

正直なところ、あまり面白いゲームとは思えない。

日本を支配する一族というのもピンと来ないし、もう止めようかとも思ったが、我慢して後少しだけつき合ってみようか。

翌日椎子が迎えに来た。

そして椎子は護衛として一日中夜も昼も一緒にいることになった。

? 夜も昼も?

ということは、こちらの家に泊まり込むつもりだろうか。

翌日椎子と小日向啓二が対峙した。

二人は窓を突き破って階下に落ちて行ったが、階下に行っても二人はいなかった。

しかし家に帰ると、庭の片隅に椎子の死体があった。

小日向啓二が登場、戦いとなるが、すんでの所で天ヶ瀬時雨が現れて薫を助ける。

理由を聞くと「兄だから」とのことである。

薫は持ち物を纏めて家を出た。

ホームレス生活数日でたちまち金がつき、薫は行き倒れた。

行き倒れを助けたのは、椎子の妹小日向都紀子で、彼女は狼牙という武器を与えるが、それは伝説的な力を持つ武器だった。

しかし、薫にはそれを使いこなす力がないらしい。

だが、小日向家の戦闘集団「影狼」の丈に襲われた時、無意識のうちに狼牙を使った。

丈がひるんだ隙に薫は逃走するが、その速度は常人のものではなく、すれ違う人々は唖然として見送るのみだった。

とある喫茶店で休んでいると、啓二が現れて戦闘になるが、狼牙の力に目覚めた薫は啓二を倒す。

しかし薫は啓二を殺さずにその場を去った。

その後薫をかくまっていたことが発覚し、都紀子の家に影狼が現れた。

影狼は倒したが、もうこの街にはいられない。

二人は自転車で別の街に行く事にした。

そこへ恵が現れるが、薫は小日向家の当主と話したいと頼み込んだ。

その当主はOKを出し、数分後に到着するそうだが、当主とは啓二だった。


天雨月都 その2 へ続く

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2021/6/23 | 投稿者: Hal


鬼ヶ島 その3

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鼎篇である。

こちらは一詩と零二の母である鼎(かなえ)が主人公となっている。

鼎が島から出て20年近く立った頃、鼎は新聞記事を見て驚いた。

己城家で殺人事件が起きた、という記事なのだ。

鼎は船に飛び乗り、鬼ヶ島に向かった。

島では鼎は鬼ヶ島一の美人として、源一に目をつけられ、妻となった。

やがて一詩も産まれ、幸せな日が続いたが、ある日源一は鼎の上で心臓発作を起こし、その後全く夫婦の交渉はなくなった。

欲求不満に耐えかねた鼎は、ある時村の青年を誘惑し、一時を過ごしたが、その後妊娠が発覚した。

こうして鼎は島を追われた。

島に帰り零二と話したが、零二は端正で穏和な青年だった。

このあたりは零二編の印象とは全く異なる。

零二編の彼は、自己中心性の塊みたいな嫌な奴だったが、この鼎篇ではまるで別人のようになっている。

どちらが真の零二なのかは不明である・・・

さて・・・ 隠しシナリオである。

零二は一詩が帰ってくるというので迎えに出た。

しかし・・・ 出会った一詩は出来損ないの女形のような姿で、零二が「あなたは本当の一詩か?」と聞くと、「いやぁん 一子って呼んでぇ」と答が返ってきた。

・・・・・・・

ともあれ、彼?(彼女???)とハツと共に自宅に戻った。

源一は一目一詩を見た途端、心臓発作を起こして倒れてしまった。

少なくともこれでは雪乃と結婚などできる筈がないと、零二は喜んだ。

しかし、物事はそう甘くはない。

源一は何が何でも早く結婚式を挙げろと、雪乃を呼びつけたが、一目一詩をみた途端、雪乃は失神してしもたよ。

それだけではなく、零二まで表へ出ると「オカマの弟 オカマの弟」と、後ろ指を指される。

そして源一は雪乃の包帯を引きちぎり、一詩に雪乃の手首の傷を見せた。

一詩は「アタシがどうしてこうなったのか話してあげる」と、皆を追い出して、雪乃と零二だけにした。

一詩はもともと性同一性障害があったらしく、それは戦場に行ってさえ変わらなかった。

部隊長が手榴弾で自決する時でさえ、顔が傷つかないよう顔を覆っていた。

部隊で彼?一人が生き残った時、一詩は「これは神がよく頑張った これからは好きなように生きるがよい」と、生き残らせてくれたと思ったそうだ。

それを聞いた雪乃は、一生土蔵に籠もって過ごすと言いだした。

しかし零二には、それは間違っているとしか思えなかった。

零二は一詩同様に化粧し、裏声で雪乃に話しかけた。

これは最初の内は成功し、雪乃は一詩と思い込んだようだが、途中でばれてしまった。

それでも雪乃は零二の努力を認め、土蔵をでることになった。

そして二人は一緒になり、たのしろおもしく暮らしましたとさ。

おしまい


次回からは天雨月都の予定

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2021/6/22 | 投稿者: Hal


鬼ヶ島 その2

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沢村は「一詩」として鬼寄島に渡った。

そこで沢村は雪乃という美しい少女と出会うが、「彼女は土蔵に幽閉されていたのに抜けだした」と零二が叫ぶ。

駆けつけた源一に、沢村は「なぜ雪乃が土蔵に幽閉されているのかと聞くと、彼女は許可なく外に出ようとしたからだ」というのが、返答だった。

医師が来て診察するが、身体の方は断った。

沢村には父親からの遺伝なのか、赤い痣があるが、それを見ればたちまち偽物とばれてしまう。

あの痣は見られたくなかったからだ。

雪乃も診て貰おうと提案すると、彼女は自殺を図ったとのことである。

自室を調べると、「題 ピイスケの空 作 己城一詩」 というメモのようなものが見つかった。

童話らしいが、その時女が入って来た。

安ものの香水がにおう娼婦風の女である。

追い返すと今度は医師が来た。

これも追い返したが、沢村はピイスケの空にある、「己城一詩」を「写経」した。

自分の名前位はもともに書けないと、疑われてしまうからだ。

医師が死んだが、この書き方では犯人は沢村ではないようだ。

その時零二の叫び声を聞いたが、雪乃に何かあったのだろうか?

雪乃には何事もなかったようだが、巡査がやってきて、妙が殺されたという。

源一は激怒して、零二を家から追放すると言うが、沢村は反対した。

雪乃と話すと、彼女は一詩のためならなんでもしますと言うので、シツのことを聞いてみた。

その後シツの死体が発見された・・・

やがて、一詩(沢村)と雪乃の結婚式となり、初夜となった。

雪乃の胸には赤い痣があった!

雪乃は沢村と同じ国の出身であり、その赤い痣は父親と沢村にもある。

ということは、いもうと・・・?

そして源一も殺された。

医師、妙、シツ、源一と、死ぬのは4人目であ。

沢村は考えた。

これらの人々を殺して「誰が」利益となるのか?

いや! 「誰のために」利益となるのか?

雪乃の部屋では零二が腹を刺されていて、雪乃は血のついた懐剣を握っている。

沢村は全てを打ち明けた。

大陸でのこと、沢村は一詩に偽装したこと、などなどである。

全てを聞いた雪乃は、懐剣を自分の胸に突き立てた。

沢村は断崖から飛び降りたが、漁師に助けられ、その後自分も漁師になることとなった。

これにて「沢村良雄編」は完了で、新たに「一詩篇」と「鼎篇」が解放された。

試しにと零二編を新しく初め、最初の選択肢で「■■■■■■■」を選ぶと、隠しシナリオとなる。

・・・・・・

唖然茫然又愕然!!! Wwwww

これは最後のお楽しみにとっておこう。

というわけで一詩篇開始。

進行は零二編と同じで、異なるのは一詩の視点で書かれている、という点だけである。

一詩は結局召集されるが、雪乃を人目見ておこうと土蔵に入って驚いた。

土蔵の壁には、一面に写真やら手紙やらが張られているが、それが全て一詩のものばかりだったのだ。

大陸に渡った一詩は、沢村と知り合いになる。

そしてある日、沢村は部隊から逃亡しようと誘ってきた。

一詩は断ったが、その後優勢な敵に包囲され、部隊長は手榴弾で自決するが、どこからか沢村が現れ、一詩の上で楯となり、一詩は無事だった。

重傷の沢村を抱えて、一詩は民家に入る。

中の女に沢村の介抱を頼むが、女は騒ぎ立て、一詩は女を犯してしまう。

ランというその女は、治ったら出ていってくれというが、介抱はしてくれた。

沢村が大分良くなってきた頃、一詩は沢村に首を絞められるが、ランに助けられた。

一詩はここに残ってランと暮らすことになり、沢村は一詩として日本に帰ることとなった。

これが一詩篇である。


鬼ヶ島 その3 へ続く

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2021/6/21 | 投稿者: Hal


鬼ヶ島 その1

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これもNSCRIPTによるサウンドノベルで、舞台は鬼寄島という絶海の孤島となっている。

切り立った崖と打ち寄せる荒い波の、鬼ヶ島のような島である。

主人公の己城零二は、母が不義を働いて出来た子供で、当主である源一からは疎んじられていた。

兄の一詩は源一の実子であり、目の中に入れても痛くないほど可愛がられていた。

母は鬼寄小町と言われる程の美貌で、源一からは溺愛されていたのに、なぜ浮氣などしたのだろうかと、零二は不思議に思う。

しかし乳母の女中シツと兄の一詩は、零二を可愛がってくれた。

養父からは、「お前をここに置いてやるのは、徴兵の時に兄の身代わりとなるためだ。

お前は兄の代わりに死ぬのだ。」

と、常に言われていた。

零二は兄に小遣いをせびり、その金で女郎屋に通い、性病となって徴兵は免れた。

養父は女の子を買い取り、土蔵に住まわせた。

雪乃という娘で、色白の美少女だったが、兄の部隊が全滅したという報を聞くと、自らの手首を切った。

しかし発見が早く命は取り留めたのだった。

医師は「ためらい傷がない」と不思議がっていて、零二はもしかすると養父が斬ったのではないかと疑い始めた。

終戦後に、兄から手紙が来た。

部隊は全滅したが、兄だけは奇跡的に生き延びたというのである。

但し記憶喪失となっていた・・・

こちらのサイトに詳しい分岐などがある。

http://fege.blog68.fc2.com/blog-entry-109.html

だが、記憶喪失とはいえ、一詩の言動は奇妙この上もない。

雪乃のことも覚えていないし、零二への態度も以前の愛情の籠もった優しさは、みじんもない。

そして医師の児島を、もっと良い医者に変えてくれと迄言う。

翌日、児島の死体が浜に打ち上げられた。

兄の看護はシツがするようになったので、シツを問い詰めた。

彼女は、以前とは顔が違うような気がするというのだ。

こうして零二は、兄は本当の一詩ではないのではないか、と考えるようになった。

顔が変わったこと、一詩をよく知っている児島医師が死んだこと、零二への態度など、疑う材料は多数揃っている。

兄の部屋で、「兄」と香水をつけた女との会話があり、その後兄は「一詩、どうしてあんな女と・・・」と呟くのが聞こえた。

この話し方は自分へのものとは思えない。

シツがいなくなった。

探しに出かけると、浜にシツの死体らしきものが浮いているが、殺人と断定はできない。

ある日巡査がやってきて、「妙という女を知っているか?」と聞く。

問い返すと、妙は殺されたそうだ。

雪乃との婚礼の夜が来たが、どうも一詩は雪乃には手を触れなかったらしい。

そして翌日、養父も殺された。

包帯男はやはり一詩ではなく、一詩の戦友だった。

一詩は戦死したのだが、なぜこの男が兄を騙ったのかは、ここでは明らかにされていない。

そして包帯男と**の戦い、**の自決となる。

これで零二編は終了である>

この分岐から再会。

僕は、香水の女を探すことにした
僕は包帯男を見張ることにした

香水の女妙を探し、零二は「兄」は偽物と断じた。

そして「兄」を殺すが、彼は零二が作った千人針を持っていた。

「千人針」とは、出征する兵士の無事を祈って、千人の人に一針ずつ縫ってもらう、一種のお守りである、

この包帯男は真正の兄だったのだ。

その時入ってきた雪乃の懐剣を、零二は自ら受ける。

これで初期メニューに「包帯男篇」が追加された。

これは包帯男が主人公だが、東北の貧しい家庭に生まれた「俺」は、志願して軍隊にに入った。

大陸に配属された男は、一詩と出会い、ウマが合うようになった。

ある時優勢な敵に囲まれ、上官は手榴弾で自決するが、巻き添えで一詩たちも戦死となった。

生き残ったのは包帯男だけである。

彼の名は「沢村良雄」・・・


鬼ヶ島 その2 へ続く

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2021/6/20 | 投稿者: Hal

 
南月島の人魚 その3
 
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晶子は「あの廃墟には怪物が住みついていて、その怪物は人の死を見て成長する」と言うのである。
 
そして戦争が終わると人の死は少なくなる。
 
そこで怪物は人を襲い、それを糧として生存したのだろう。
 
それが神隠しだ・・・
 
祭りの日、ケイタがいなくなった。
 
前の日にケイタとヒナが、釣ってきたトビウオの調理をしていると、ケイタに電話がかかり、ケイタは兄山に行くといい残して、出ていった。
 
翌日になってもケイタは戻らず、ヒナは頂上まで行ってみたが誰もいない。
 
既に夜の10時を過ぎていたが、一同はあの廃墟に向かった。
 
院長室にはケイタの手帳が落ちていたが、戸棚は隠し戸になっていて開けた跡がある。
 
その先には地下への階段があり、そこは天然の洞窟になっていた。
 
そこにはがいこつがあったが、それは無論ケイタではない。
 
翔は足を滑らせて転倒し、皆とはぐれてしまった。
 
誰かが跡をつけてくる。
 
それはノゾだった。
 
やがて二人は洞窟から部屋に出た。
 
ヒナは洞窟が海へと繋がる所にいた。
 
そして「それ」もいた。
 
長い黒髪、透き通るような白い肌、下半身は尾びれとなり、静かに微笑んでいる。
 
翔がヒナに何をしたと問い詰めると、「なにもしない」と答えた。
 
この人魚の名前は「イブ」、もう一人の人魚はミイラとなり、神社に飾られているが、名前は「アダム」だそうだ。
 
イブは病院の院長によって作られた、人間とイルカの双方の特徴を持つ人工体だった。
 
イルカは哺乳類なので、両方の特徴を持つ人工体も可能だったのだろう。
 
イブはケイタが車で負傷したヒナを見守っていてくれた。
 
さらに人魚イブは言う。
 
「この島は今日にでも消える・・・」
 
此島の兄山弟山は共に休火山である。
 
もしその兄山弟山が噴火したら?
 
こうして南月島の人々はフェリーで島を脱出したが、ごく一部の盲信者は残っていた。
 
翔はイブをその盲信者達に見せると、彼らも納得して脱出していった。
 
長い長いエンディングは、この事件の冒頭で登場した人物の独白であり、事件の真相を語る。
 
人魚の実態や狂気の院長、それに本人の真の姿などを長々と語り、彼の元へあの四人とイブの邂逅が語られて終わる。
 
この南月島の人魚は、ノベルゲームとしてはまずまず楽しめるが、持って回った無意味で長ったらしい描写が、延々と続くシーンが多く、そのあたりはうんざりさせられてしまう。
 
文章は不自然なところはなく、スムーズに読めるので、ストレスは少ない。
 
 
次回からは鬼ヶ島の予定
 
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2021/6/19 | 投稿者: Hal

 
南月島の人魚 その2
 
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ふたりはそそくさとその病棟から離れ、神社に薪を届けることにした。
 
神社に薪を届けると、神主は大喜びで、人魚のミイラを見て行くかと誘う、
 
どうせよくある猿と魚を継ぎ合わせたような代物だろうと、皆思っていた。
 
しかし・・・
 
その人魚のミイラには、継ぎ合わせた跡など全くなく、人体の上半身に自然に魚の尾びれが繋がっているのだ。
 
神主は更に重要な話をした。
 
あの廃病院である。
 
あれは戦前に日本政府が建てた隔離病棟だと言う。
 
そして戦争中には軍事病院となり、負傷兵が多数担ぎ込まれていたそうだ。
 
しかもあの病院では神隠しが発生した。
 
隔離病棟の感染症は未知の病気で、感染すると身体が溶け出し、消えてしまう病気だと噂されたそうである。
 
しかし、船であったケイタさんと林昌の話を聞くと、その感染症はハンセン氏病だったらしい。
 
ハンセン氏病はいわゆる癩病で、治療薬が開発されるまでは不治の病として恐れられていた。
 
但し不治ではあっても、ハンセン氏病で直接死ぬ人は殆どおらず、また1943年には米国で「プロミン」がハンセン病治療に有効であることが発見された。
 
その後ハンセン氏病は確実に治療できる病気となったのである。
 
それで陸軍は隔離病棟を軍事用に転用したのだろう。
 
そして林昌は、人が消えたのは事実だという、
 
こうして、明日は廃墟探検ということになってしまった。
 
ケイタとはその後人魚についての話をした。
 
ケイタの説では、人魚とは伝説上の生物ではなく、ジュゴンなどの突然変異体ではないか、という。
 
翌日、翔とピーコ、メグとノゾ、それらケイタとヒナの6名が、あの廃病院に潜入した・・・
 
廃病院は荒廃しつくしていて、中央あたりの板をメグが引っ張ると、簡単に穴が開き、中に入ることができた。
 
進むと奇妙なものを見つけた。
 
うずたかく積もった埃の中に、くっきりと新しい足跡があるのだ。
 
と、ここまででは選択肢は一切ない。
 
完全なコンピューターノベルであり、ゲームではない。
 
筆力はアマチュアとしてはかなりのもので、大きな違和感などはなく、スムーズに読み進められる。
 
制作サークルは、「ないとあすたー」である。
 
その時、二階から「とんとん とんとん」という音が聞こえてきた。
 
怯える乙女達Www
 
足跡を辿って2階に上がり、音のする部屋に入ると、その音の主はケイタだった。
 
写真撮影かたがた病院内を見て回ったそうで、院長室やら警備員室やら、特に変わったこともない病院だそうだ。
 
とある部屋で封書のようなものをみつけた。
 
書いたのは看護婦らしく、それには、
 
「この病院はおかしい。 深夜2時過ぎに歩き回る音を聞いた者が、何人も
いるのだ。
 
しかも患者が何人か消えた。 その後は看護婦も消えた。」
 
島人のいう「神隠し」と同じことが、ここで起こったらしい。
 
廃墟探索は一旦ここで取り止め、ホテルに戻った。
 
 
南月島の人魚 その3 へ続く
 
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2021/6/18 | 投稿者: Hal


南月島の人魚 その1

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さてさて、次のゲームだが、

南月島の人魚 2.0 (ノベル)

Ruina 廃都の物語 (RPG)

死神の忘れた夢 (ノベル)

天雨月都 (ノベル)

などを予定している。

まずは南月島の人魚から行ってみようか。

以下ベクターのダウンロードサイトでの紹介文。

沖縄県の南月島(みなみつきしま)を舞台とした長編。

翔とピーコは、一夏の思い出に観光旅行に出かける。

たくさんの人々と出逢い、楽しいひとときを過ごす翔たち。

しかし楽しい旅行の最中に、彼らは事件に巻き込まれる。

島にまつわる人魚伝説、そして神隠し……果たして島に隠された謎とは?

という、Halさん好みのゲーム「らしい」。

このゲームもウィンドウ化しないとフォーカスの切り換えが出来ない。

これはNscriptの特徴らしいが、面倒なことである。

主人公の翔は、誰かの依頼で沖縄県の南月島に行く事になった。

相棒はピーコである。

ピーコというと少女みたいだが、実は大学の同級生でレッキとしない青年なのだ。

しかし、このゲーム、テキストがまわりくどく、ストーリーはちっとも進行しない。

早くも嫌気がさしてきたが、島に着くまでは我慢として進めてみた。

島に入っても同じなら、その時点で放棄としよう。

このゲームはNscript使用だが、メインマシンでは普通にプレイできる。

しかしサブマシンではクロームなどが表示出来なくなると言う、トラブルに見舞われた。

恐らくはおま環だろうが、やはり不便である。

幸いにして、島に入ると進行は少しだけ順調になってきた。

これなら始めてすぐに放棄というのは避けられそうだ。

南月島には従姉妹の昌子の夫林昌がいて、主人公とピーコ、それに船の中で知り合った同い年の大学生、メグとノゾは、林昌に豪華な沖縄料理をふるまわれた。

主人公たちはお手伝いとして、人魚祭りに使う薪をとってくることになったが、その薪は神聖な双子山の頂上でとったものでなければならないらしい。

昌子さんは山への道を教えてくれ、お弁当も渡してくれた。

道は一本道で迷うことはないが、但し、途中で細い別れ道があるが、その道は崖になっているので、絶対に入ってはいけないと、注意してくれた。

翌日二人は双子山に向かった。

教えられた通り、途中にごく細い別れ道があるが、そのまま進んで兄山頂上の小屋についた。

二階の上は展望台になっていて、弟山も見えるが、中腹に建物らしきものが見えた。

どうやらあの別れ道は、この建物に通じているらしい。

帰り道には、二人はその脇道に足を踏み入れた。

建物はボロボロガタガタで、今にも倒れそうだが、2階建てのかなり大きな建物である。

建物には看板があり、「皆見月島病棟」と書かれている。

翔もピーコも、なぜかは知らぬが中には入らない方が良いという、気がしていた。

そこは入ってはいけない所という感じなのに、何かが無理やりに誘い込もうとしている、そんな気がするのである。

そもそもなぜこんな辺鄙な不便な所に、病院があるのか。

しかも、うち捨てられて廃墟になっているのはなぜか。


南月島の人魚 その2 へ続く

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2021/6/17 | 投稿者: Hal


ゾウディアック2+ その2

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このゾウディアック2+の操作方法は独特のもので、非常にわかりくい。

前回書いたグローバルマップでの移動もそうだが、ロードの際のファイル選択にしても4つしか表示されない。

これはメニューバーの下のアイコンをクリックすれば、次の4つのファイルが表示されるのだが、それに気がつく迄かなりの時間がかかった。

このあたりの操作方法は、マニュアルには全く書かれていない。

ゲームそのものはそこそこ面白いのに、なんとも不親切なことである。

レストランに入るには、車が邪魔になるが、これは先にゲレンデでスキーコースに行き、東北西に数回移動すると、チェスのコマを取得するので、それを遊戯ルームのチェス盤に置く。

外に出る時には、予めランタンとオイルを取っておかないと、凍死する。

駐車場で小型トラックに車のキーを使用、さらに乾電池とミニファイアーボールを使用し、岩のような物体に行って目覚まし時計を使用すると、岩が爆破されて動力室へ行けるようになった。

動力室には蛇が絡まったような怪物がいて戦闘となるが、これまた操作がわからない。

なんでこんな妙なシステムにするのかは、更にわからない。

ともあれ、右端まで行き電源スイッチを押してから、倒した。

その後は山小屋から天体観測所に移動した。

天体観測所でもパズルを解き、怪物と戦いする内に、山荘で2名ずつ二組になったサラとアレンが、怪物に襲われるのを望遠鏡で目撃した。

ティーンとアンディは雪原に出て、次ぎのステージである洋館を目指した。

古びた大きな洋館だが、奇妙なことにそこに向かって進んでも、一向に近くならない。

ふと気がつくと、ディーンは屋内にいた。

アンディが運んでくれたのかとも考えたが、アンディはいない。

と・・・ ゾウディアックが現れ、色々と話をする。

このステージではトラップが幾つかあるが、その一つが何回かホールに戻ると。「後*回」という表示である。

これは展示室の銅像に、寝室で入手した聖書を持たせれば、解消する。

使用人室その他のメッセージを読むと、この洋館の主人は医師であり、夫人と子供を熱愛していたが、不幸にも二人を亡くしてしまう。

医師は悪魔に魂を売り、子供に他人から奪ってきた身体を取り付けた。

子供は絶望し、館に火をつけた。

これでおおまかなパターンが読めてきた。

悪魔はゾウディアックであり、この子供とは包帯巻きのジェフではないか?

主人公のディーンかとも思ったが、元々このゲームのストーリーはあってなきがごとしもの、都合によって自由自在に取って付けるので、なんも言えない。

2階寝室で人形三体を使用、はしごを下る。

ぬいぐるみとの戦闘後に、輝く鍵を使うと、ディーンは山荘にいるが、管理人が負傷している。

ジェフが手当てしてくれたそうだが、重傷のようである。

彼はディーンの手のひらの傷について、話が聞きたいとのことだ。

その傷は、16年前の火事の時のもので、ディーンは手にやけどをおいながらも脱出したが、両親は死亡した。

それを聞いた管理人は、ジェフから渡されたいう写真を見せた。

その写真はディーンのものだった。

管理人は言う。

「あなたとジェフは同一人物の裏表です。

あなたは火事の時逃げ出した方の人物で、ジェフは踏みとどまって両親を助けた方の人物なのです。」

ディーンはマップ中央の洞窟に入った。

ここは「地下迷宮」なのだろうか。

そこではジェフと会い、話を聞いた。

彼は火事の時両親を助け出したが、脱出後に母は死んだ。

父はその後暫く生存し、手紙を残して死んで行った。

ディーンとジェフのどちらがコピーなのか、知っているのはゾウディアックだけだろう。

こうしてゾウディアックとの戦闘となるが、これがまたひどい。

これまでの戦闘とは操作が違うらしいが、銃を装備していても、まともに撃つことも出来ないし、2度程攻撃されると死んでしまう。

ゾウディアック1と似たような状況で、もうゾウディアックシリーズはこりごりである。

ゲームそのものは中々面白いのに、ユーザビリティが悪すぎる。

もったいないことである。

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2021/6/16 | 投稿者: Hal


ゾウディアック2+ その1

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これもゾウディアック同様に「」バイオハザード・サイレントヒルを考える会(バイサイ考会)のゲームである。

といっても、ストーリー的につながりのある続篇ではなく、独立した物語らしい。

1の方もストーリーはハチャハチャというか、あってなきがごときものなので、こちらも同様だろう。

主人公はディーンで、リアの間には、もうすぐ始めての子供が生まれようとしていたが、その前にゾウディアックに行かなければならない。

主人公はバスに乗り、山荘に着く。

が・・・ その山荘は燃え上がっていた!

しかし一瞬でその炎は消え、目の前には正常な山荘が建っていた。

この山荘には数人の客がいるが、いずれもハンティングかスキーの客らしい。

その中には体中に包帯を巻いた男もいたが、なにがしか見覚えがあるような気がするのだ。

深夜寝覚めたディーンは、叫び声を聞いた。

かけつけると、とある部屋には怪物がいた。

身体に鎖を巻き、赤く燃えている。

怪物は窓から外に飛び出したが、部屋の中は燃えている。

管理人も飛び込んできたが、外で焼死体を発見したそうだ。

電話が不通になったため、誰かが麓まで連絡に行く事になった。

しかし大問題発生。

移動の仕方がわからないのだ。

初期画面には、丸い円の中に東西南北とマップのマーカーがあるが、その東西南北を押しても、マップでの位置には何の変化も起こらない。

30分ほどかけてようやく移動の仕方が判明した。

これは円内の東西南北ではなく、円の外にある光芒のような所をクリックしなければならなかったのだ。

なんでこんな誤解されやすい移動方法にしたのかは不明である。

ともあれ移動できるようになったので、麓への道に行くと不通にになっている。

東の廃村ツリーシールド村は、ディーンの故郷であるので、そこへ行ってみた。

そこではゾウディアックと名乗る、銀色の長髪の男と出会った。

ここでは薪木の断片を4つ集めなければならない。

クリスタル通りの700番地の民家では、ツタをチェーンソーを使用して薪木の断片を入手、他にも3つの薪木の断片を手に入れて、楯の樹で最後の薪木の断片を手に入れた。

そして沼では鍵を入手し、メモリアル通りの奥へと進んだ。

そこはディーンの家であり、昔火事で両親を亡くしたため、あまり来たくはなかった所なのだ。

家の中には巨大な怪鳥がいて、アイテムの入ったリュックサックをくわえると、飛び去ろうとする。

ここでセミリアルタイムの戦闘となるが、マーカーが揺れるので、照準が定めにくい。

この後、噴水広場で怪鳥の落としたリュックサックを回収、山荘へ向かった。

山荘ではまず2Fでアイテムを回収しつつ、1Fに降りた。

ここでも幾つかのアイテムを取得した。

管理人室は鍵がかかっているが、この鍵を開けるには事務室でビデオを使わなければならない。

そのビデオは6時間も録画されているので、再生開始の指定には0 49 19とし、8548の答えを得た。

これがキーなのだが、金庫には鍵穴は3つあり、使う順序は雪の重さの指定がある。

軽い順に、新雪 こしまり雪 しまり雪 ざらめ雪となるので、要求される重さ順で使用すると、管理人室の鍵を得る。

管理人室に入ると戦闘となるが、これがまた操作が良くわからない。

このゲームでは操作法がわかりにくい所が多く、オンラインマニュアルにもそのあたりの細かい所は説明がない。

その都度試行錯誤となるが、ともあれ敵を倒すことが出来た。

これで山荘は一応終わりのようだ。

次はスキー場に行ってみた。

スキー場は北西の端にあり、総合案内所、カウンター、レンタルショップ、事務室、ゲレンデなどがある。


ゾウディアック2+ その2へ続く

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2021/6/15 | 投稿者: Hal


ゾウディアック その4

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S.T.A.L.K.E.R.2 要件

最低:
OS: Windows 10
プロセッサー: AMD Ryzen 5 1600X / Intel Core i5-7600K
メモリー: 8 GB RAM
グラフィック: AMD Radeon RX 580 8GB / NVIDIA GeForce GTX 1060 6GB
ストレージ: 150 GB 利用可能

推奨:
OS: Windows 10
プロセッサー: AMD Ryzen 7 3700X / Intel Core i7-9700K
メモリー: 16 GB RAM
グラフィック: AMD Radeon RX 5700 XT 8GB / NVIDIA GeForce RTX 2070 SUPER 8GB / NVIDIA GeForce GTX 1080 Ti 11GB
ストレージ: 150 GB 利用可能

まあ、OSは10でも7でも何とかなるだろうし、メモリとHD容量もOK、グラボは最低ギリギリでなんとかクリア。

問題はCPUで、こちらはi7-2600K、これはかなり絶望的な数字だが、最低要件がi5-7600Kならなんとかなるかも。

どうせ最低2年先の話だし、今から心配してもしょうがないか・・・


ゾウディアックは、石像の向きを変えるところからの再開である。

石像の向きは、ひた走る少年 西、腕組みをする老人 東、空を仰ぐ青年 北、笑みを浮かべた女性 東、となる。

かならずしも、東西南北全ての方角を向かせるのではないのだ。

この後は、中央の扉から科学センターに行くことになる。

自動的に犯罪学室で腐った女との戦闘になるのだが、今回は足−腹、足−腹、足−腹と3回撃つと倒すことが出来た。

外に出ると腐った女が追ってくるが、以前取ったペンダントを置くと、女は嬉しそうにそれを取り、去ってゆく。

自動進行でロビーの受付カウンターに行き、赤い宝石と藍色の豆電球を入手する。

外に出るとジェイクと合流し、主人公は又カイルとなる。

このゲームの進行は、以下のようになるが、1行に複数項目ある場合は、直下の項目に移動することになる。


1        林
2    科学センター(1)
3
1 不可思議平原〜山 科学センター(2)
2 公園       洋館
      3 森

4   教会(1)  [ 闇の楽園 | 3つの扉 ]
5   雪原(1)    [ 教会(2) ]

6     雪原(2)
      7 洞窟
      8 聖なる地
      9 虚無空間

カイルは現在雪原にいるが、北−北東と進むとテントがある。

テントはカイルのものと同じもので、エイミー達のテントらしい。

しかしテントはずたずたに裂かれ、血痕までついている。

ここでまた視点はエイミーに変わる。

深夜寝ていたエイミーは目をさます。

何かが外にいるのだ。

どうやら巨大な熊らしいが、ジェイクはサブマシンガンを取りだした。

こうして熊との戦闘になるが、これが最大の難関である。

数回死んでからようやく要領がわかってきた。

熊との距離は10メートルから15メートルに保ち、射撃するのだが、熊は1回に5メートル、ジェイクは10メートル移動する。

近づいたら離れ、また撃つ。

但しテントからの距離が60メートルになると、後は湖なのでそれ以上下がれず、前進するとエイミーがストックを投げて援護してくれる。

熊はテントに向かうので、前進して攻撃、近寄れば又下がるの繰り返しで、熊を倒すことができた。

この先は断崖を下ると洞窟となる。

北東北東東と進み、あたりを調べると「鍵を・・・」というメッセージが表示されるが、特になにも起きない。

これは「鍵を・・・」が表示されたまま10秒待つと、異変が起き、エィミーは失神する。

中々芸が細かいですな。

ここで視点がカイルに変わる。

カイルも洞窟にいるが、人形と戦闘となり、勝つと聖なる地へ進む。

ゾウディアックは、通常はゾディアックと発音され、黄道帯とその12宮を指す。

このゲームでは、12宮の石片を集めて、正しい位置にはめ込むのである。

出発点が最南部にあたり、そこから「南西」とか「北東」との相対的位置に進み、そこで石片を集め、それに合致する宮ではめ込むという、気の遠くなりそうな、面倒な作業である。

ゲームをやるにはマゾの気が、作るにはサドの気が必要。ということが良くわかる事例だ。


なんとか正しく石片を正しい位置にはめ込んだにも関わらず、3の処女宮の石片がなくなっている、という表示が出る。

この聖なる地では、ゲーム内で表示されるマップは西に長い横長の魚型だが、現実の方角は頭が北向きなので、90度又は180度異なるのだ。

処女宮はマップでは左下、つまり南西にあたるが、進む場合は北東となる。

3の処女宮の位置に行くと、人形との戦闘になるが、もうそれはいいよ(;´Д`)

なにせ急に目が見えなくなるので、銃を撃ってもあたらないのだ。

何回かの討ち死に後にようやく人形撃破。

進むと虚無空間となるが、ここは攻略も詳しいものはなく、適当に進むとエィミーと再会する。

豆電球のはめ込みとなるが、ここでははめ込みの場所指定などはない。

しかし、カイルは6つしか持っていない。

ところが、エィミーが最後の豆電球を持っていて、自動ではめ込むと二人共失神してしまう。

すぐ気がつくが、豆電球に明かりが灯っている。

西に進み、カイルのみでジェイクを探しに行くことになった。

ここで又戦闘となるが、相手は悪魔らしい。

これが勝てない。

数回の攻撃であっさり死んでしまうのだ。

調べてみると、ボス戦では通常のダメージ以外に、「蓄積ダメージ」というものがあるらしい。

この蓄積ダメージとは、当該戦闘の前に敵から受けていたダメージの総和であり、これが多いとその分主人公のHPは低くなる。

それで簡単に死んでしまうのである。

といって、最初からやり直しなどまっぴらである。

というわけで、最後の最後でゾウディアックは断念となった。

残念ではあるがやむを得ない。


次回からはゾウディアック2+の予定

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