行儀良くならんだ苗が田になじみはじめる中、
耕心村のある長藤地区ではしろみて運動会が行なわれました
「しろみて」とは田=代(しろ)が苗で満つる。
つまり田植えが終わった、田上がりをさし、
骨休めと親ぼくを楽しみます
しろみてとして旅行に行くところもあるそうです

会場の奥津公民館には、約60人が集まり、
4つのチーム分かれ、魚釣りやディスコン、玉入れなど、
ユニークな種目で競いました。あちこちで笑い声★

牛を使って田植えをしていた頃は、しろみての時期、
山陰から桶を担いだ「鯉の子」売りがやって来ていたそうです
メダカほどの鯉の子を田に放すと草がはえなかったとか
コイノコーコイノコーという売り声が、
しろみてをつげる響きとして記憶に残っている人もいました
お昼は耕心村で婦人会手作りのごちそうをいただき、
田上がりと運動会の労をねぎらいました

そんな楽しい時間。。。
私は一人、長藤の全景を撮影するため、
教えてもらった山道に向かっていました
そして良い撮影が出来ました☆

の前には冷や汗の道のりが。。。
道を間違え、林道で立ち往生してしまったのです
迫り来るボウボウの草木、車の底からはこすれる金属音
戻ろうにも戻れないギリギリの細い道
のどかな日差しの中のプチ遭難。。。

山道をあなどってはいけないと思いました
でも今見ると、歩いて登るには気持ち良さそうー

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