世界的にも珍しい、ウランガラスの展示や制作、販売をする
「妖精の森ガラス美術館」の入館者が、1万人を突破した
鏡野町上斎原の国道179号沿いに今年4月24日にオープン
今年度1万2千人の入館者を目標にしている
5ヶ月での1万人達成は早いペース
1万人目となったのは、徳島県から観光で訪れた夫妻
町長と館長から記念品のウランガラスのグラスと花束が贈られた
夫妻は、「ウランと聞いて、驚いたけれど、人体に影響はなく、
また人間も少しウランを発生させていることなど勉強になった」と話していた

ウランガラスは、着色剤として、微量のウランを混ぜたガラスのこと
紫外線をあてると神秘的な緑色の蛍光を放つのが特長で
まばゆい緑色に包まれた作品は、月光を浴びて輝く妖精を思わせる
併設の工房では、国内で唯一ウランガラスの制作も
ウランは上斎原にある、日本原子力研究開発機構人形峠環境技術センターから調達
この日も家族連れなどが訪れ、展示の鑑賞や、ガラス工房で制作体験をしていた

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