県警および県薬務課によると、送検容疑内容は、昨年3月25日、春日部市在住の無職女性(当時75歳)に対し、小嶋会長が胃酸中和剤を調剤しなければならないところを、コリンエステラーゼ阻害薬を調剤し、監査もせずに交付。女性管理薬剤師は、4月1日、その調剤ミスの報告を受けたものの、患者に対する服用中止の指示や薬剤回収をせず放置、結果として4月7日に死亡させたとの疑い。
【小嶋埼玉県薬会長・書類送検】調剤ミスで業務上過失傷害容疑 : 薬事日報ウェブサイト
小嶋会長は「患者を待たせるのが嫌で薬の中身を確認しなかった」、女性薬剤師は「社長(小嶋会長)に叱責されるのが嫌で報告も回収もしなかった」と供述しているという。同薬局は、昨年2月下旬から4月1日までに患者約20人に対し、約2700錠のコリンエステラーゼ阻害薬を誤って処方したという。
調剤ミス:容疑の埼玉県薬剤師会会長ら書類送検 毎日新聞 2011年8月19日
保険薬局取り消しとか、保険薬剤師取り消しなんてものでは生ぬるい。個人的には薬剤師免許剥奪でも足りないと思います。
県警によると取り違えの原因は、薬を自動で包装する機器に、二つの薬を誤って同じ番号で登録したこと。だそうです。