平成18年度の私立薬学部のうち、定員割れのところがぽつぽつでてきているようです。
私立薬学部がどんどんと増えていることに加えて、また薬学部6年制へ移行したということも大きな要因かと思われます。
受け入れ間口は広くなったけど、6年間大学に通うのはちょっと考えるということ?
特に女性はそうなのかな、と勝手に想像したりします。
倍率がほぼ1倍ってことは考え方によったら、今の世の中薬剤師になろうと思ったら、それほど苦労しなくてもなれるってことかも?
しかし、薬学部に入れても薬剤師国家試験に受かって薬剤師になれるとは限らないし・・・
質はどうなんだと心配になったりもします。
ある程度、競争でもまれてきた人の方がいいんじゃないかと。
●日本私立薬科大学協会
:私立薬科大学 平成18年度入学定員及び入学者数 (協会加入大学)
http://yakudaikyo.ld.infoseek.co.jp/nyugakusyasu.htm
2007/4/24「薬剤師を増やすのちょっと待った・・・か?」
http://hello.ap.teacup.com/d-inf/1065.html
2007/4/10「そんなに薬剤師を増やしてどうする?」
http://hello.ap.teacup.com/d-inf/1044.html
2006/5/23「薬学部、新たに5大学が来年4月の開設を予定」
http://hello.ap.teacup.com/d-inf/678.html
2005/9/15「6年制施行を来春に控え、薬学部志望者が2割減」
http://hello.ap.teacup.com/d-inf/307.html
【薬系大学の入学状況】11校が定員割れ
日本私立薬科大学協会が、全国50大学における今年度の入学状況を調べた結果、入学者数が入学定員を割り込む「定員割れ」が11校に上ることが、14日に開かれた「薬剤師養成問題懇談会」で明らかにされた。
調査によると、全国50大学の6年制と4年制を合わせた入学定員は1万1094人で、それに対し入学者は1万1694人と、倍率にして1.05倍という結果だった。入学者数が定員数を割った大学(1倍以下)も11大学に上っている。その一方で、1.5倍を超えた大学も、摂南大学(1・65倍)、新潟薬科大学(1・51倍)の2校あった。
6年制と4年制の別でみると(北里大学と大阪薬科大学を除く48校)、6年制では入学定員1万0064人に対して入学者は1万0646人、4年制では入学定員420人に対して入学者数は458人だった。
私立薬大協の高柳元明会長は、「今年新設された5校でも、2校が定員割れだったという話しを聞いている。私立薬科大の5校に1校以上が定員割れという厳しい状況にある」と話した。
薬事日報 HEADLINE NEWS 2007年05月15日
http://www.yakuji.co.jp/entry3086.html