ゴールデンウイークの谷間、電車はいつになく空いていました。
そんななかこのような議論がされていたことを知りました。
確かに普通の動物を使った実験ではなく、インフルエンザに感染した動物にタミフルをのませるとどうなるか、マウスやラットではなくさらによりヒトに近い霊長類での実験が必要なのでしょう。
今回の作業部会は初ということですので、今後どのように展開していくか興味のあるところです。
仮にタミフルで異常行動の因果関係が明らかにされたとしたら・・・どのような措置になるのでしょうか?
タミフル巡る作業部会が初会合、感染動物の実験必要性指摘
インフルエンザ治療薬「タミフル」と異常行動などの因果関係について、専門家らが基礎研究の面から検討する厚生労働省の作業部会の初会合が、2日、同省内で開かれた。
非公開の作業部会では、タミフルの承認申請時の動物実験など、基礎研究データを精査。タミフルと、異常行動や突然死の関連を調べる上で、不足しているデータや実験がないか検討した。
インフルエンザに感染した動物を使った実験や、マウスなどだけでなく霊長類を使った実験などの必要性が指摘されたという。
今月中に、どのような実験が必要か結論をまとめ、輸入販売元の中外製薬に実施を指示する。次のインフルエンザシーズンの前に、実験結果を得て、作業部会で評価する方針。
5月2日 読売新聞