オーディオケーブル専門SHOP「けーぶる舎」SHOPマスターの音楽ブログです
2015/11/10
雨の日も、北風吹きすさぶ夜も、
貧しい青年は愛する人の窓の下に立ち続けた。
もし百日、君の窓の下に立ち続けたら、
僕の愛に応えて窓を開けて欲しい。
けれど、百日めの夜が来ても、
ついに彼女の部屋の窓は開けられなかった。
おりしも街は大晦日。
家々が幸せそうに年越しを祝うなか、
青年はコートの襟を立て、
侘しく夜道を去っていくのだった、、、
ジュゼッペ・トルナトーレ監督作品「ニュー・シネマパラダイス」(1987年)の
美しい挿話のワンシーンです。
青年の悲しい後姿、
シチリア島の古い石塀の小路、、
なんとも印象深い映像が
観る人の目に焼き付けられました。
けれど、もしエンニオ・モリコーネのあの音楽がなかったら
その感動も半減していたかも知れません。
曲は瞬く間に、世界中で愛されるようになり、
日本でも今だTV番組内で使われているくらいです。
けれど、この音楽はやはり「ニュー・シネマパラダイス」と切り離せません。
もし未だご覧になっておられないなら、
ぜひあの美しい映像と共に味わっていただきたいと思います。
[DATA] ニューシネマパラダイス(1987)
ジュゼッペ・トルナトーレ監督作品
1988年度アカデミー賞外国語映画賞
投稿者: SHOPマスター
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