今年最後の仕事を終えて都鳥に飛び乗る。
半ば逃げるようにして、というのは言い過ぎだけど、この込み上げてくるようなワクワク感は一体何なのかしら。東京から離れたかったのか、長期休暇に入ることが嬉しいのか、いろんな親しい人に会えるのが楽しみなのか。
いずれにせよ「ハレの日」感満載の上洛でした。
京都では一路行きつけのベルギービール屋へ。
来年の2月に店仕舞いすると聞いて、矢も盾もたまらず駆けつけました with はやかわさん。
といっても、まだ閉店まで2ヶ月以上あるこの段階では店の様子も特に変わったところもなく。
でもマスターがいつになく昔のいろんな問わず語りをしてくれたのは、やっぱり店を閉めることにしたからかしら。
学生の頃にモデルをしていた話やバーを始める前にアパレルに勤めていたときの話、親や兄弟の話から将来的なビジネスのプランまで。
やっぱり人に歴史あり。人って面白いわね。
お酒を飲んでお金を払う、というある意味「割り切った」関係ではあるのだけど、京都に帰ったときに我が家のように迎えてくれる場所が一つ減るのは寂しいなぁ。
なんてつぶやいたところ、マスターも常連さんとの「場」は持っておきたいらしく、リクエストベースではあるけれど、一年に何回かは自宅マンションを開放してお客さんを呼びたいとのこと。
せっかくこうして馴染みになれたわけだし、そうしていただけたらありがたいなあ。
たまたま隣になった若教授(40歳!)や大学サークルの後輩とよもやま話に花を咲かせ、二時まで飲んでタクシー帰宅。

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