アクリフーズの事件、なんだかいろいろ考えさせられるわね。
チェック体制の強化とか、普通はそういう再発防止を打つとは思うし、それはそれでまっとうな対処ではあるんだけど、結局のところは怨恨というか嫉妬が原因でしょ。
待遇の差を誰もが妬むわけではないし、よしんば嫉んだからって全員が全員彼のような行動を取るわけではない。
でもそう思われても仕方ないなと思う状況は企業の中で放置されているわけで。
だからといって、全員平等にしましょうとか、変にいい人ぶって自分の既得権を手放すつもりは毛頭ないのだけれど(素質のようなものはあったにせよアタシはアタシでそれなりに努力して今の生活をゲットしたわけだし)、年収200万円で一家暮らせというのは土台無理な話のように思える(一方で結婚は趣味でしょとかどうやってバイク代を捻出していたのかという疑問はあるけれどこれらは取り敢えず放置)。
流通、ひいては消費者からの行き過ぎた値下げ要求がこういう状況を作り出したのかしら。
だとしたら消費者の側にもモノの価値に見合った対価をきちんと払うという意識が必要だわね。
って、先立つものの話もあるし、人の意識や行動を変えるのは至難の業だけれど。
とにかくもやもや怒りの矛先をどこに向ければいいのか分からない事件なのでした。

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