リスク管理の当番で旧本社に休日出勤。
6年半前に今の会社に出向になってからしばらくはここに通っていたのだよなあ。
って今も週に一度は行くようにしているけれど。
今日は弊社員は誰も出ていなかったので、事務所で引継ぎの予定を作りながら、残務整理をしていたのだけれど、ふとした空白に「ウチの会社も変わったよなあ」と思い。
社名を変えて、ロゴを変えて、ユニフォームも変えた。
新しい事業所を立ち上げて本社も移転した。
そういった一連の流れの中で、人も変わって、いや、変えていった。
そして今、弊社は確実に地力をつけたように思う。
先々代の社長が冗談めかして言っていたように、「あっさりあきらめへこたれ」ていた彼ら彼女たちが、頼りがいのある職業人へと変わっていった。
全員ではないにしても、だ。
Mさん、血は変わりましたよ。
今、もしまだ先々代の社長が側にいてくれていたら、きっと喜んでくれただろうに。
でもその「改善」や「改革」も時が経てば当たり前のことになっていく。
組織としてはそれでいいし、そうあるべきだと思う。
…役割を終えたんだよな。
稟議書や各種申請の承認や決済を終えるたびに、この行為もあとひと月少々で終わるのだよな、と少し切ない気持ちになる。
ご苦労さま、自分。
気持ちを切り替える必要があるのは分かっている。
でももう少し喪に服すことを自分に許してやってもいいよね。

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