母としっぽり水入らずの正月2日目。
今日は母と一緒にタクシーで父の入院先にお節の差し入れに行ってきました。
そしたら病院、てか、看護師さんの粋な計らいで、コロナ対策のガラス越しではなく実際に父に会えることに。
母を連れてきた甲斐があるってものです。
父は最初はアタシ達が誰か分からず敵意すら見せるような様子もあったように感じたけれど、母にお節を口に運んでもらううちに、入院前に話していたようなことを語り始め、そのうち母を気遣う言葉や素振りも出てきて、なんだか涙が出そうになりました。
アタシが誰かもはっきり分かったようだし!
しかし認知症に向精神薬というのは本当に恐ろしいわね。
父と同じ病を抱えた親をお持ちの先達がいらっしゃって、彼女のブログで副作用は1〜2ヶ月で消える可能性があることは読んで知っていたけれど、今日こうして自力で歩き、トイレも自分で行けるくらいに回復した父を見るまでは(年末に姉が行ったときはまだ車椅子だったので)、本当に前の状態まで戻れるのかどうか気が気でなかったから。
病院にも馴染み、デイケアサービスにも興味を示していそうな父を見ていると、父が自宅に戻ってきた後の暮らしが少しイメージできたように思いました。
公的サービスをうまく利用しながら自宅介護とのバランスが取れるといいなあ。

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