案の定、朝起きられず。
アタシも大概メンタル弱いわ。
月初に休むわけにはいかないのと、ここで休んで上司に余計な心配させるのもよろしくないので、少し遅れて出社したけれど。
しかし昨日の彼の顔を思い出したら、なんだか苦しくなっちゃって。
文字通り顔色を失っていたから。
信じていたものが足元から崩れる。
そんな意味のことをおっしゃっていたような気がする。
ここまで思っていることに乖離があったのか、そんなこともつぶやいてらっしゃったような気がする。
アタシも甘いのかな、そう言われると申し訳ないような気もして。
一日経って思うのは、アタシが彼に感謝しているというのは、本当に本当のこと。
アタシが管理職になれたのも、今それなりにマネージャーとして務まっているのも、彼のおかげ。
これには本当に感謝している。
でも…。
結局、彼はアタシの自尊心をことごとく叩き潰してきたとも言える。
彼がアタシを二度に渡って異動させたとき、その時のアタシの仕事はそんなひどいものであったか?
あるいはアタシが組織に対して何か悪い影響を与えていたか?
客観的なんてことはこの世にあり得ないかもしれないけれど、アタシとしてはどちらも違うと今でも思っている。
彼はアタシのためを思って外に出したというけれど、最初のときは彼が赴任して半年後、二回目のときは呼び戻されて一年半後のこと。
意地の悪い人でなくても「上司に嫌われたのか」「何か仕事で失敗でもしたのか」と思われたとしても仕方のないタームでしょう。
放り出された先も決して社内カーストの高いところでもなかったし。
しかしこの歳になってなぜにこんなにニンゲン関係で悩まないといけないのかしら。
前世で世ほど酷いことをしちゃっていたのかしらね、アタシ。

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