課長陣の人事査定。
ここでもまた不可解なことが。
ここ数年のプロジェクトに携わっていたメンバーたちを、あれやこれやの手練手管で昇格にこぎつけた前社長。
彼自身の評価軸には首を傾げることも多かった、というか、傾げてばかりいたけれど、現社長のフラットでフェアな大岡裁きで、会社全体としてみたら、割といい査定になったと思う。
でも今日。
課長の一人はプロジェクトの主要メンバーでもあったから、勢い昇給の擁護に入るかと思いきや、さにあらず。
むしろ賞与を下げるくらいの勢いで話しだしたから面食らってしまいました。
基本的には、部下の手柄は上司の手柄だし、上司の手柄は部下の手柄だと思っているのだけど。
でさ、思ったんだけどさ、かなりうがった見方かもしれないけど、やはり彼、自分の半径3メートルくらいでしか判断していない。
要は自分の話をよく聞いてくれるか否か、だけ。
ああ、淋しい、というか、悲しいなぁ。
さらにいうと、自分のできないことをカバーした人の評価は高くなるし、自分がもともとやっていたことを引き継いだ人の評価は低くなるというか。
今はお辞めになった先輩が、「彼は組織運営はめちゃくちゃだったよ」とおっしゃっていたのは、こういうことだったのかな。

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