たまたま機会を得て相模国の山へ。
登り甲斐がありました。
また紅葉が美しいこと。
都以外にも紅葉の名所ってあるのね。
って植生が違うのかな、都のイロハモミジとはまた違って、もっと色形ともにたくましい感じはしたけれども。
でもそれはまるで山が燃えているような感じでもあり。
昨日都で見た絵画の一つに、日本武尊が相模国を平定する図があって。
それは山野に火を放って日本武尊を追い詰めようとする蝦夷の人々を、草薙剣で周りの草を刈って燃やし、逆に東国の人々を成敗するというものだったけれど、古事記だか日本書紀だかの著者は、もしかしたらこういう光景を見たのかもしれない、と思わせるに足るものでしたわん。

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