またまた前のボスの話。
確かに彼は可哀そうではあるのよね。
自分が4年も手塩を掛けてやってきたプロジェクトが、完成間近でトップ交代になり、竣工の報告やらメディアの露出とかは全部後任の手柄みたいになっちゃっているからね。
また今のトップがこの辺りハシタないというか、もう少し前任に気を遣えばいいのにと思うほど、喜色満面でさ。
まあだからこその機嫌の良さで、少なくとも今はレポートライン上の上司が上機嫌なのは助かってはいるけれども。
そんなこんなで前任がご機嫌麗しくないのは分かっているのです。
彼の一番の理解者で心の支えでもあった大先輩も病気で退職なさっちゃったしね。
ただね、そういう環境変化の諸々をアタシにぶつけてくるのは筋違いだと思うの!
アタシは彼の彼女でもないし、ましてや家族でもないんだから。
でも正面衝突したって仕方ないじゃない?
だから「貴方のことをいつも尊敬してますよ」というメールを送ることにしました。
折も折、先日のソジハラ対策が全社的にも発信されたので、その報告も兼ねて。
(この件にはアナタも加担してるのよというリマインドも言外に兼ねる→だってセクハラの次はモラハラだなんて変だし耐えられないもの)
さて吉と出るか凶と出るか?
いずれにせよ2ヶ月だし、自分的にやれる最上のことをやったから、もうあとは天に任せるしかないわね。
でも今から考えると、一昨年くらいにも似たようなことがあったような気がする。
あの時はあの時でアタシが彼の要求(仕事上のことだけれど)を突っぱねたのよね。
コンプラ的にどうかってことで。
確かその時も誤解を解くために忠誠を示したような気がする。
やっぱり上の人というのはイエスマンが好きなのかしらね。

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