昨夜はかなり飲んだ。
しかし増すのは高揚感ではなく疎外感ばかりで。
この2ヶ月、正直土日返上、寝る間も惜しんで働いて来たけれど、一体誰のために?
自分の部署は裏方だと承知はしているけれども、あまりに裏方過ぎないか?
裏方だから別にスポットライトは浴びなくてもいい。
でも来客への紹介だとか、イベントが終わってからの御礼や労いとか主催者の方からは本当に何もなくて。
裏方だから文句言わずに言われたことだけやってればいいってこと?
って言われたこと以上にアタシも部下も働いていたのに。
アタシ(達)は空気か?
そんなこんなで鬱々と浅い眠りを続けていたら、michkoにお誘いいただいたエヴィータの時間になり。
てか、14時からじゃなかったんだ。
ひい。
そんな確認もできないくらい忙しかったのね>アタシ。
で、エヴィータ。
とても面白かったです。
最初の10〜20分は上述の通り見逃しちゃったけど、まずストーリーがシリアスというか現代の政治状況(ポピュリズム)にも通じるところがあって興味深かったし、主演の方の歌もとてもうまくて良かった。
それになんといってもアンドリュー・ロイド=ウエッバーの音楽が秀逸で。
有名な「アルゼンチンよ泣かないで」はもちろんのこと「ブエノスアイレス」もかっこよかったなあ。
なんというか彼の曲はちょっと大衆に媚びたようなところがあって、あまり両手を挙げて好きとは言い難いところがあるのだけど、このミュージカルは終始格調高くまた緊張感も途切れることなく、日本で見たミュージカルの中ではベストの部類に入る作品でした。
観劇後はカラオケ。
Suzuさんの選曲に唸り、マージさんの歌声に元気をもらい、michkoの歌唱の安定のクオリティに感心してたら、淀んでいた心がちょっと動き出し、ベルギービール屋で美味しいお酒と食事をいただきながら、バーブラの歌と映画について語り合っていたら完全復調。
台風の中ではあったけれど、渋谷に出てきて正解でした。
そう。うまくいかないことばかりにとらわれていても仕方ないわよね。
帰り道もマージさんといろいろおしゃべりして、もっと人生楽しもうと思いました。
館の皆さま、ほんとありがとう。

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