新人の頃、浪速で同じ釜の飯を食った仲間で同窓会。
もう自我が確立してからの仲間なので、「変わってへんなあ」系の感想ではあるのだけど、それでもまだ大学卒業したてのやんちゃ盛りだったアタシ達。
当時のいろんなアホ話に花が咲いて、幹事としては催して良かったな、と思ったのでした。
しかし聞けばなかなか興味深い話もあって。
その昔、同期でも飛ぶ鳥を落とす勢いで出世してた奴も来ていたのだけど、かなり「ゴネ得」をしていた模様。
最初の配属先の拒否に始まり、その後の出向の内示を断ったり、勤務地を選んだり。
それでその呷りを受けて代わりの人が出向になって、あげくその人は会社をやめちゃったりとか。
まあ内示を断る方も断る方だけど、それを許してた部門トップもひどいなあ。
当時のアタシには見えていなかったことだけれど。
でさ、そいつは今はまた別の出向先でヒラ社員に戻っていて。
何年か前までは関連会社とはいえ社長まで務めていたのにね。
何らかの原因で失脚したのか、それとも自分の意にそまぬ仕事をするくらいなら役職を降りると啖呵を切ったのか。
内情はよく分からないけど、キャリアってのもよく分からないものだな、と思いました。
彼のワガママで違う会社人生を歩まざるを得なかった人たちも、今はそれぞれ楽しくやっているみたいだしね。
人生って不思議。

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