所用で古巣へ。
トップへの報告とかお取引先様との交渉とかいろいろ気の抜けない一日だったのだけど、ふと目線を上げたら、アタシが元いた席に見馴れない老人が座っていて、はて?と思っていたら、その人はアタシの後任だったのでした。
老けたな…。
てか、もう髪の毛が真っ白で。
元々年の割に白髪がちな奴ではあったけれど、ここまで一気に来るとは。
いや、交渉ごとを生業とするアタシの古巣では老けてみえることは悪いことではない。
でもその雪をかぶった頭が彼のストレスの大きさ重さを物語っている気がして、お前もアタシの苦しみがようやく分かったかと、少し意地の悪い自分がほくそ笑んでいました。
夜は同期女子と新橋サシ飲み。
当日いきなり誘っても付き合ってくれる彼女に感謝なのでした。

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