帰りの社中、もとい、車中で趣味の話になり。
上司はゴルフに行くとなると、その何日も前からワクワクが止まらないし、練習さえも楽しくて仕方ないらしい。
一方のアタシ。
本番の直前まで緊張するし、練習は基本的に苦行。
予習しなかったときなんぞは針のムシロ状態だし、それもあって疲れているときなんぞはそもそも練習に行く気が起こらない。
なんて話をしていたら、それはまだ「趣味」という域に達していないのでは?、というツッコミを受けました。
なるほど、確かにそうかもしれない。
結局歌に対してのアタシの楽しみは、ステージを無事勤めあげたときの達成感とその後のカタルシスにある。
もしかしてアタシってば趣味と自己啓発を混同してる?
それとも根っからのマゾ体質なの?
でもね、思うんだけど、我慢と喜びって背中合わせだと思うのよ。
そりゃ良い音楽を単に聴いたり、単にカラオケで好きな歌を放吟するのは楽しい。
でもそれが至上の歓びかといわれると、やっぱり疑問。
やっぱりどこか「克服」のストーリーがないとアタシは満足できないようなのです(やっぱりマゾ)。

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